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院長ブログ

  • コピペされたサイト

    病気や体のことを知りたいとき、あなたはどうしますか?

    「ネットで検索」?

    病気のことが心配で、ネットで調べてみたという患者さんは多いのですが、とくに最近はスマホで検索している人が圧倒的に多いと思います。

    こんな写真の載っているサイトは要注意だ!

    こんな写真の載っているサイトは要注意だ!

    医師としての立場から言わせていただくと、「問題アリ」のwebサイトが時々あります。

    どう問題なのか、一般の方にはわかりにくいのですが、要点は

    1)正確な情報提供ができていない

    2)断片的な言い方で不安をあおる

    ためです。

    クルマの運転免許をこれから取ろうとする人に「クルマの運転は死亡事故のリスクをはらんでいますから気を付けましょう」

    とのアドバイスがのっているサイトが検索順位の上位に沢山書かれているようなものです。

    ウソではないですが、妥当性に欠けると思いませんか?

    人間の心理として、同じことが沢山書かれていると、それが正しいと思ってしまう。

    オロナミンCを飲むと、安産になるって本当ですか」

    と私に聞く妊婦さんが、ある時から急に増えてきたので、おかしいと思って「オロナミンC 安産」で検索したら

    「私はオロナミンCを飲んだ後、安産になりました」という記事が、検索順位の上位にずらっとならんでいたのでびっくりしたことがあります。

    (科学的根拠はないと専門医の私は思っています)

    ある時期「焼肉を食べると安産になるんって聞いたんですけど本当ですか」という妊婦が増えてきたので、(もしや・・・)と思って検索してみると「焼肉食べたら安産になりました」という文章の書かれたサイトが多数発見されました。

    *

    「妊娠中は重いものを持ってはいけません」

    「妊娠中は生魚を食べないように」

    素人が聞くと、なんとなくそれらしく聞こえますね。

    「妊娠中は**㎏以上のものは持ってはいけない」などとは、20年以上医者をしていて聞いたことはありませんし、15㎏位の子供を抱っこして診察室に入ってくる妊婦など沢山おります。

    厚生労働省のホームページにもありますが、魚介類は不飽和脂肪酸、DHAなど胎児の発育にもよい栄養が含まれているので、推奨すると書かれています。

    批判の対象になる商業サイトは、素人のライターに文章を大量生産せて、広告収入を得る営利目的であることや、びっくりするようなタイトルをつけて注目をひこうとしている所が問題です。

    ネットで検索する時は、信頼できる情報なのかサイトのURLを見ることも大事です。

    私も日常診察室で診察中に、患者さんに、「これはアテになるサイト」「これはアテにならないサイト」と検索の仕方をアドバイスすることもあるのですが

    アテにならないサイトの見分け方がわかってきました。

    ***だそうです」「***らしいですよ」と間接表現が多用されているサイトはアテにならないサイト。

    こんなポーズのある写真のサイトは要注意だ!

    こんなポーズのある写真のサイトは要注意

    挿入する写真が、文章の内容と合ってなくて、どうにでも使いまわしのできる写真が載っているサイトは「アテにならないサイト」です。

  • アフガニスタンの12月

    12月らしく寒くなってきましたね。

    私、開業するずっと前は海外に出ることも多かったのですが、今回はアフガニスタンにいたころのことをお話します。

    17年前の一年、アフガニスタン北部にNGOの医師として滞在していました。

    緯度は日本の北関東と同じですが、乾燥していて雨が少なく、気温の変化が激しいところです。

    夏には40度以上になるようなところですが、この年、大きな寒波が来て12月にはマイナス11度まで下がりました。

    水道管が凍ってしまい使えなくなり、ガスも来ない、電気も数日停電続きました。アフガンはインフラが貧弱です。

    私たちは、朝や夜はろうそくやランタンの明かりを便りにし、昼は自家発電機を回して通信機器や事務機器を動かさないと日本との定時連絡もとれませんでした。

    一般の家庭には電気製品があまりないのと、停電が頻繁に起こる生活に慣れていて、あまりパニックにはなっていませんでしたが、滞在間もない私たちにとっては大変でした。

    私は95年の阪神大震災で、冬季に電気や水、ガスの止まった状態で生活したことがありますが、アフガニスタンの方が過酷だった。

    この状況を情報発信するメディアがないので、ニュースにならないだけですが、こういう寒さで絶対数十人単位で人が死んでいるはずです。

    _

    左端が私 アフガン人スタッフたちと(日本人3人)

    左端が私 アフガン人スタッフたちと(日本人3人)

     

     

     

    アフガンで開設した診療所で患者をみていましたが、夏はマラリアや下痢が多い一方で、冬になると風邪や肺炎など呼吸器系の病気が増え、火を使うことが多いため、火傷の患者も多くなりました。馬に蹴られてケガをした人も冬季に多くなりました。

    病気の人を治すよりも、自分が病気にならないようにするのが大変でした。

    アフガンのこういう状況を経験すると、日本に帰ってきて、普通に暮らせることのありがたさをしみじみ感じます。

    公園の蛇口から水が出る、停電しない電気がある。こんなことすら、うれしいのです。

  • プロの仕事

    私は医療に関してはプロですが、ものを作ることについてはシロウト(素人)です。

    家具の修理をしてみて、自分がいかにシロウトか思い知らされました。

    当院の病室のベッドの木製の部分が、長年使っていて、塗装がはげてきたところがあったので、思い立って、私が直すことにしました。

    ベッド柵の一部に固いものがあたってへこんでいる部分もあります。1)パテを塗って2)やすりで表面を磨いて3)木の色と似た色のペイントで色を塗りなおして、4)ニスを塗る、ことで元通りになるのだ、とシロウト考えで始めました。

    表面を磨く機械のことを「サンダー」と呼ぶのだと生まれて初めて知り、中古工具の店に行ったり、日曜大工の動画を見て勉強です。こういうときに動画は役に立ちますね。サンダーの動かし方とかヤスリの目の選び方とか、初めて知ることばかり。

    ものづくりって楽しいです

    ホームセンターで買ったパテを盛ったら、盛りすぎてしまい、ヤスリ(サンダー)をかけたら、でこぼこになったパテ以外のところを削り過ぎ、元あった塗装が必要以上にはげてしまい、似た色と思って買ってきたペイントの色が塗ってみたら全然違う色だったり、ニスが垂れて。塗りあとがかえって目立ってしまったりと、素人目にみてもわかるようなひどい仕上がりになってしまいました。

    健康のこともそうですけど、あるレベル以上はプロにお任せしたほうがいいんじゃないかと感じた今回の補修工事でした。

     

  • 仏法僧の住む山

    コロナウイルス感染症の流行で、毎年開かれていたマラソン大会に出なくなった代わりに、山歩きをするようになりました。近所で、地元の人にしか知られていない低い山に登りに、休日を使うようになりました。

    あまり他の人と密接になることもなく、汗もかくし、気持ちも体も洗われるようです。

    先日は愛知県 新城市にある鳳来寺山に登ってきました。

    笑っているけど心臓バクバクで汗びっしょりです

    意外に面白いところです。

    近くに住んでいながら、他県のことなのであまり知らなかったのですが、戦国時代に武田方と徳川方が戦ったり、日本列島を形成する地殻のプレートがぶつかっている場所だったりと、調べてみるといろいろと興味深い。

    五平餅がおいしい

    NHKの朝ドラ「エール」の撮影場所になっている学校がここにあるそうで、午後には観光客でいっぱいになっていました。

    昭和の初め頃まで、お寺や東照宮のある、この山には夜になると「仏法僧(ぶっぽうそう)」と鳴く動物がいる、という神秘的な噂がこの地域に知られていました。

    この地域は神が支配する霊験あらたかな場所だ、と思われていたようです。

    この動物の鳴き声の録音に日本で初めて成功したのが当時(昭和10年代)のNHKです。「ブッポーソー」と鳴く鳴き声を山に設置したマイクで録音することに成功したのだとか。

    その結果、鳴き声の主は「コノハズク」というフクロウの種類であることがわかったそうです。

    この山のふもとにある自然科学館に立ち寄って、「ブッポウソウ」の鳴き声を聞きましたが、どう聞き取っても「ホッ ポーポー」にしか聞こえません。私の耳には。

    帰りのラジオの中で

    「ビリージョエルの「アップタウンガール」のサビの部分が「かっ飛ばせー」と聞き間違えてました」とパーソナリティが話していましたが、その後の楽曲を私にはどう聞いても「Uptown girl」は「かっ飛ばせー」に聞こえませんでした。

    同時期に流行っていた歌で「ダンシングオールナイト(もんた&ブラザース)」という曲がヒットしていましたが、私には

    ♪ダンシングオールナイト~

    が「ダチ(友達)多くない

    に聞こえてしまって、(友達のいない、暗い性格の人の歌か)と勘違いしていました。

  • 味噌汁のみたいわ めっちゃ

    休日はたまに自分で料理したりします。

    外食行くにしても、不特定多数の他人のいる環境では感染症リスクもありますから、やはり自宅にいるのが良い。

    手抜きの度合いに応じて、手ごろなものが売られているのも良いですね。

    たとえばチャーハン食べるにしても、1)炊いたご飯、焼き豚、ネギ、卵と食材をそろえて作る方法

    から2)ごはんは、パック米、調味料はチャーハンの素を使うなどして、一部を手抜きする方法

    から3)冷凍チャーハンを買ってきて、家ではレンジでチンするだけ

    まで手抜きの度合いによっていろいろあります。

    レシピといえば、かつて海外に滞在していたとき、私は現地の人にウケる日本食を作ろうと外国人にもわかる日本料理の本を現地で買いました。英語圏の人の書いた、「Cooking Japanese(日本料理の作り方)」の本です(写真)。

    写真がきれいなので、まだ保管しています。

    西洋人の目で書かれた日本食の料理本だけに、日本人の私が読むと、けっこう面白い。

    do’s and dont’s of japanese etiquette(日本料理のエチケット)」というところを読むと、

    「新しい割り箸や竹の箸を使うときはそれらを二つに割り、片方の箸でもう片方をこすって木のトゲをこそぎ取るようにすべし」と書かれている。

    これって、悪いマナーじゃなかったっけ?

    「熱い茶やスープ、麺類をすするときにチュルチュル、ズルズルと音を立てるのはアクセプタブル(acceptable:オーケー)である。

    これは味わっているというサインであるし、熱いものを冷ますためである」

    日本人は何気なくズルズルとラーメン食べるけど、あれって西洋人は気にするようですねえ。

    この本には、日本人がよく食べる、寿司、刺身、味噌汁、そばの作り方が

    載っていますが、名前の訳し方が面白い。いくつか紹介すると

    ツナ・ロール(Tuna rolls)」は「鉄火巻き」

    ということはある程度想像がつく一方

    「いなり寿司」は「seasoned tofu pouch調味された豆腐の袋)」

    と直訳される。

    なんのこっちゃ?という感じである。

    「煮込みうどん」は「individual udon casserole」である。

    キャセロールは聞いたことあるが日本育ちの私は知らない。

    「thick omelette」と書いてあるので

    日本料理でもオムレツを作るのか、と思ってよく見たら

    厚焼き卵」のことでありました。

    「お好み焼き」は「savoury pancake」と訳されている。

    直訳すれば「風味のあるホットケーキ」になります。

    ここの作り方には

    「アオノリは河口や湾の岩の上に成長する藻類から作られ、これを乾燥させ粉末にしたものが売られている」

    と説明がされている。レシピーを読みながら、

    (こんなもん、食うのかよ!)

    と顔をしかめている読者の顔が想像されます。

     

    岡崎体育のヒット曲「留学生」の歌詞で

    「I messed up ,should’ve known last time I met ya (君に会った時にバカなことして後悔してる)」

    が「みそしる飲みたいわ めっちゃ」と聞こえるのが笑えます。

     

     

  • 男性の助産師

    今、私のクリニックに助産師実習の学生が来ています。

    その期間にお産がありそうな妊婦さんに、協力のお願いをしております。

    ある日一人の妊婦さんが、「前別の病院でお産した時に、男性の助産師実習の学生にあたりましたよ」と教えてくれました。

    男性の助産師は、日本では、まだいません。(外国(オーストラリア、イギリス)では存在しています)

    産婦人科の医者に男性がいるんだから、助産師も男性がいていいだろう。

    nurse_man2_shock男性の職場に女性が進出しているんだから、女性の職場に男性が入っても・・・

    という意見もあります。実は20年以上前から議論されています。

    保育士のように、男性ばかりだった職場に女性が入っていくことはよく話題になりますが、しかし「助産師」の学校では、男女応募可能とうたっているにもかかわらず、入学試験で男子学生は合格させてもらえないそうです。

    男性の産科医である私から見ても、男性の助産師はちょっと大変かも・・・と思います。

    助産師の仕事はお産だけではなく、授乳の指導でおっぱいの形を見たりマッサージしたりとか、悪露(産後のおりもの)の交換でナプキン見たりとかするので、産婦さんが嫌がるんじゃないか。

    ただ、お産に興味を持つ男性は、一定数いると思います。

    今まで私が他の病院で働いてきた中でも助産師実習をする男子 看護学生を数人見たことがあります(チャレンジャーだなと思いました)。

    夫や、時に子供が立ち会って臨む「立ち合い出産」が増えてきている昨今、お産(分娩)を扱うのは女性助産師だけと規定しているのも、時代が変わると考え方も変わるかもしれません。

    ちなみに11月19日は「国際男性デー」だそうです。

    メディアではやたらと「男らしさ」「女らしさ」を」強調したり、トランスジェンダー云々の議論をしています。

    産婦人科医をしている男性の私としては、(お客さんからの希望でいうとデメリットはありますが、)普段の生活の中で私自身がデメリットを感じることは全くありません。

    男とか 女とか、どっちでもいいじゃん。

    という意見は今は受け入れられないのでしょうか。

     

     

  • イモ掘った

    私の趣味で畑で作っていたイモ。

    今年は大きいのが獲れました。

    イモホリ日和でした

    私のクリニックに持っていって、食材に使ってもらっています。

     

    クリニックで出た食材の廃棄分は、生ごみ処理機で乾燥させた後、私の畑に軽トラックで運んでいって、肥料の足しにしています。

    うまくリサイクル。

    サツマイモは「飢饉の作物」といわれ、やせた土地でも育ち、病気にも強い。私のような初心者でも簡単に栽培できます。

    ビタミンCと繊維質が豊富で、美容と健康に良い。

    意外とカロリー低いのでダイエット志向の人にもお勧めです

    さて、磐田は干しイモもよく作られています。冬場には「遠州のからっ風」が吹くのでイモを干すには都合が良い。

    さつまイモをゆでて、スライスしたものを天日で干したものが、干しイモです。

    できたてはもっちりやわらかく、食べると噛みごたえがあってほんのり甘い。

    乾燥すると固くなりますがちょっとあぶったり、レンジで暖めるとさらにおいしい。

    中途半端に乾いているとカビが生えやすいので、スーパーで売られているものは乾燥材が入っていて価格も割高になりますが、できたてのものを食べられるのは幸せです。

    私も仕事の合間、ちょっと小腹がすいたときにかじっています。

     

    ただしイモを食べた後は、オナラも増えませんか。

    オナラをして恥ずかしいシチュエーション、いろいろあります。

    あなたは経験ありませんか

    1.静かな本屋さんで立ち読みをしていて、ブッと音のするオナラをする。

    2.自分一人で乗ったエレベータ内でオナラをしたが、その直後に容姿の美しい異性が乗り込んでくる。

    3.友人の子供を抱っこした時に、音の出るオナラをした。

    「いやー大きな音させるね、この子は」と、責任を人になすりつける

     

    私は。。。。。どれも経験しています

    土の中で固く抱き合う二人

    土の中で固く抱き合う二人

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    お互いを愛して一生を遂げる 人参カップルです

    お互いを愛して一生を遂げる 人参カップルです ハメハメ人参カップルと名付けました

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ちゃんと間引きしなかったのでこんな結果になってしまいました。

    ちゃんと間引きしなかったのでこんな結果になってしまいました。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • 学会場にて

    今がチャンスだ! 子宮頸がんワクチンを知ってもらおう!

    私は久しぶりに学会発表をしてきました。三島まで行ってきました。

    コロナウイルス感染症の影響で困っている人もおりますが、

    「ワクチン」とか「PCR」などの一般には耳慣れない言葉が広く認知されているこの時こそ、女性の命に重要な子宮頸がんワクチンを知らしめるチャンスじゃないか、

    という演者の熱いメッセージを会場で感じてきました。

    ここ最近はオンラインの学会が多かったのですが、私が出席したこの集まりは若い医師の発表の場として、リアルで質疑応答に慣れてもらいたいという趣旨で、オンラインではありませんでした。

    リアルの良いところは、休憩時間に知っている先生と交流できることです。

     

    「よお、久しぶり、今どうしてるの?」

    という会話があちこちで聞かれます。

    同年代の知り合いの先生とは、久しぶりに会えて楽しいのですが、嫌いな人に会ってしまったりすることもあります。

    以前の学会の時ですが、私、トイレの中で、バッタリ以前の上司に会ってしまったことがあります。こわもて上司。

    コロナ以前から、男性用の小便器に立つときは「一つおきの法則」があって、お互い離れて立ちます。

    オシッコをしにトイレに入ったとき、苦手だった自分の元上司がオシッコしている所に自分が来てしまうと気まずいものです。

    「きょっ、今日はいい天気ですねえ」

    「ああ・・・」

    なんてその場の会話を取りつくろって、ひたすら自分の〇〇〇に目を落とす。

    さらに気まずいのは、後から入った自分が上司より先に放尿を終わらせてしまうこと。

    年を取ってくると前立腺肥大になるのかオシッコを出し終えるのに時間がかかる

    だから、どうしても若い自分の方が先にオシッコし終わってしまう。「お先に失礼しまーす。」なんてさっそうとトイレから出て行くわけにもいかないし

    「先生、出し終わるまで付き合いますよ」なんて言えないし、変にドギマギしてしまうのです。

     

     

  • 髪を切る

    最近、私の髪の曲がりのクセが強くなって、見苦しかったのですが、本日髪を切ってもらい、スッキリしました。

     ららぽーと磐田に「1200円で散髪 15分」という店ができてからはそこにばかり通っています。

    予約の必要なく、すぐにカットしてもらえる。なんといっても安い

    クセ毛の私は、いずれ髪がはねてしまうので、とにかく切ってさえくれればいい。

    カットはしたものの変わった印象はない

    カットはしたものの変わった印象はない

    さて、今までにあちこちの店で髪をカットしてもらったことがありますが

     初めての美容院や理髪店は入るとき勇気がいります。

    昔の話ですが 海外に出ることの多かった学生の頃、好奇心からあちこちの国で散髪してみたことがあります。

    顔ぞりの最中に頚動脈を切られて金取られたらどうしよう、
    なんてビビりながら、おそるおそる店に入る。

    コトバが通じない場所もありましたが、床屋らしい店に入ってジェスチャーで

    髪を切るしぐさをすれば、世界のどこでも大丈夫です。

    床屋の値段も国際比較すると面白いです。

     オーストラリアのシドニー滞在中に寄った床屋は12豪ドル

    (約1000円)だいたい予約が必要でしたが、予約なしでもやってもらえました。

    この時、金髪の欧米人でも、茶髪に染める人がいることをはじめて知りました。

    1997年アメリカのアトランタ滞在中に散髪をしたことがあります。

    このとき近所の安そうな床屋に入って7ドル(約800円)でした。

    「外国で髪を切ってもらうのって、緊張しますよ」

    と黒人の理容師のオバサンに言ったら、おばさんは、面倒くさそうに

    「宗教上、女性に髪を触られたことがない男性客がいたわね、まあ、たいしたことないけど」

    と適当に相槌をうってくれて、ザックザクと私の髪を切ったのでした。

    2009年旅行中にドイツのベルリンの表通りの店で散髪した時は

    10代の若いお姉さんが「私英語わからないから」とか言いながら、

    コワゴワ私の頭をいじってくれましたが1600円程度。

    インドネシアのジャワ島で行った床屋では日本円にして約200円でした。

     おしゃれなおねえちゃんがラジカセのBGMの音楽にあわせて体を揺らせながらカットしたのが印象的。

     国や文化が違っても、「髪を切る」という本質は驚くほど共通でした。

    散髪から世界が見えます。

      コトバがわからなくても、散髪屋にお客が入ってくれば、何をしたいかはわかるわけで、「サカナを売ってくれ」などという人はいませんよね。

  • 倍返し

    「倍返しだ!」

    で有名になったドラマ「半沢直樹」、

    普段はテレビのドラマ見ない私もつい最後まで見てしまいました。

    主人公・堺雅人の笑っているのか泣いているのかわからないような表情や脇役たちが引き立てる、時代劇のような大振りな間合いが面白いです。

     

    さて、私のやっている医療の仕事で

    「倍になって返ってくる」ものといえば・・・

     

    双胎(ふたご)の妊娠です。

    苦労して不妊治療をしていたら、妊娠反応あり、クリニックを受診。

    エコーで見たら、胎児の入る袋(胎嚢)が二個見えてました。

    不妊治療の努力の結果妊娠したのを1倍としたら、結果が2倍になってきた感じです(当事者は大変ですが)

    むかしは体外受精をすると「3倍返し」「4倍返し」になってしまうこともあるのですが、最近は調整して「1倍返し」で済むようにルールが決められています。

    私が小さいころには5つ子などもありました。

    不妊治療のこの業界、生命とか自然現象を相手の仕事なので

    投げたものが「まったく返ってこない」とか、

    「何も悪いことをしていないのに いきなりトラブルが降りかかってくる」

     

    ことがあり、言葉のキャッチボールをしているような

    「倍返し」の世界がうらやましかったりもします。

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