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院長ブログ

  • ブックオフ

    メルカリで買ったジーンズ。

    ウェストと股下の長さは問題なかったのですが、このところ流行していた「なんとかフィット」というやつで、ひざ下がピチピチ。

    スリムに見えるのはいいのですが、ぴちっと締め付けている感じが強く、どうしても好きになれず、メルカリで売ることにしました。

    私が好きなジーンズのタイプは、レギュラーフィットです。20代の頃と体形は変わっていません。でも20代の頃には服で自分を恰好よく見せたい、という気持ちがありましたが、50代では「恰好よく見せたい」よりも「見苦しくない恰好でいたい」に代わります。

    持っているジーンズで一番古いのは20代から着用しているものがあります。20代の頃のジーンズって、今のと比べると股上が深くて、ちょっときつく感じられます。たまにしかはかないので、コンマリ流には「捨てるべきもの」なのですが、捨てられず残ってます。

     

    床の上に広げてスマホで撮影です

    さて、900円で買ったジーンズ、メルカリで同じ価格で売り出した(32インチのユニクロです)のですが、まったく売れません。どういうことでしょう!?

    *

    使わないものは、どんどん処分してしまおうと思い、今日はブックオフに不要の本とCDを売りに行きました。

    1万6千円の医学書も入ってます

    自分の本棚から消えてくればよいので、買い取り価格は安くても文句は言わない・・・はずですが、今回も段ボール一杯になった本とCDの買い取り価格がたったの560円でした。

    本の買い取り査定をしてもらっている間、売られているCDを見ていたら、買いたくなってしまい、結局 500円の中古CDを2枚(計1000円)買ってしまいました。待たされている間に展示の中古品を買いたくなるなんて、ブックオフの戦略にまんまとはめられている自分です。

    本を売りに行ったのに、結局440円の出費になってしまいました。

    買ったのはYUKIとビージーズのCDです

    買ったうちの一枚はビージーズというイギリスのバンドですが、これがヒットしていた時代は私が中学生の頃で、ディスコの音楽ってめちゃめちゃカッコ良かった時代。

    軽トラックのCDプレーヤーに入れて、畑に行くときに大音響にして一人で歌うつもり。

  • ピンク・ムーン

    「ピンクムーン」「ピンクムーンですよ」とラジオで連呼していました。

    「ピンク」と言えば自分の世代では「ピンク映画」とか言われるエッチなものを連想するのですが、

    今月の満月は「ピンクムーン」といわれアメリカのインディアンが4月の月をこう呼んでいることから名前がついたのだそうです。

    満月にはお産が多い、という話を聞いたことがあるかもしれません。お産にかかわる仕事をしている人の間では話題になることもあります。

    私も仕事を始めたころは、そうかなと思っていましたが、科学的な論文を読むと、お産と月齢は関係しない、という報告が多いです。

    「言われて見ればそういう気がする」という心の働き(思い込みバイアス)があるためです。

    また予定を決めて行う帝王切開や、薬を使った誘発分娩の割合が昔から増えていることで、月齢とは関係なく出産があることも一因でしょう。

    お産の陣痛に影響を与えている要因は、私の印象として1.低気圧の接近 > 2.一日のうちで明け方の時間帯 です。

    月の巡りが人間の体を支配していると感じさせるもう一つ理由は、月の周期と人の生理(月経)の周期が28日であることです。

    ただし、生理の周期も28日ばかりで来る人はなくて、25日から38日までいろいろです。

    テレワークや職場環境の変化のストレスで、生理の周期がおかしくなる人は最近多い印象です。

    他に体重を落としすぎたり、逆に増やしすぎたりしても生理はちゃんと来なくなってしまいます。

     

    生理が来なくなっても妊娠に気づかなかった人もたまにおられます。

    お産の直前まで妊娠していたことに全く気づかず、ある日突然お腹が痛いと産婦人科に受診してその日にお産になる人が、
    この現代の日本でもいるのです。

    私が以前勤めていた総合病院では 年間お産が1000件以上あって、そのうち年に1~2回そういうお産がありました。
    業界ではこういうのを「飛び込みのお産」と呼んでいます。

    私が話を聞くことができた、22歳の女性は、ある日、自宅でお腹が痛くなってじっとしていたら、股の間から何か出てきた。

    我慢できなくなって病院に助けを求めたのだが、病院到着直前でクルマの中で生まれてしまった。
    その日までフリーターとしてガソリンスタンドで仕事をしていたという。

    その1年前の30代の女性は、お腹が痛くなったのでおなかの調子が悪いからと総合病院の外科に行った。
    浣腸をしようとした外科の先生は、規則正しい下腹部の張りに(もしや?)と思って超音波の検査をしたところ、

    胎児の体が確認できた。すぐに産婦人科に転送されて来たが、病棟が大騒ぎのうちにお産になりました。

     

    今の世の中、どうしてこんな人がいるのか私にはナゾで仕方がないのですが、出産にかかわる仕事の面白いところでもあります。

     

     

     

  • 不妊症の保険適用

     

    今年4月からの保険診療の見直しで、不妊の治療がより多く保険で認められるようになりました。

    体外受精に加えて、人工授精(AIH)もその対象になりますが、今までは保険の範囲外で行われていました。

    人工授精とは、女性のパートナーである男性の精液をあらかじめ取ってもらって、
    それを注射器に入れて、強制的に子宮の中に送り込むものです。

    子宮の中まで精子が上ってこれない、と思われる状態の人には有効とされています。

    処置自体はたいして難しくもないのですが、患者さんの夫にちゃんと協力してもらう必要があります。

    精子の数が少なくなるので、検査の4日前からセックスは禁止としています。

    当日朝は、夫はマスターベーションをして提出していただく必要があります。

    奥さんがいくら妊活に熱心でも、
    だんなさんが「そんなのバカらしくてやってられない!」なんて言われたら治療が
    成り立たないので、簡単なようで、難しいです。

    男は女性から求められると、○○する気がしなくなってしまう人も多いのです。

    先日も、ダンナにわざわざ休みを取ってもらって奥さんと二人で病院に来てもらった方がいました。
    そして今までの不妊症の検査の結果と、今後必要な検査について一通り説明しました。

    排卵日と思われる日にセックスをする(タイミング法と呼ばれています)のが重要、と説明しました。

    「ちゃんとセックスしてますか」
    なんて単刀直入に聞くと恥かしがってしまって、その後の問診に支障が出るので、
    夫婦生活とか、受精のチャンスとか、遠まわしな表現を使いながら

    普段のセックスについてどのようになっているか聞くのです。

    仕事だから聞かねばならない。しょうがないんだ、仕事なんだから。

    でも聞いているこちらも、恥かしくて意識してしまい、言葉がついドモってしまいました。

    「セ、セ、セセックスのタイミングが適切でないと妊娠には至りませんねえ」

    セの文字を3回くらいドモった。

    意識しなければ、サラリと言えるんだけど。

    20年以上医者やっているのに、なんだこのザマは、と思いました。

  • アーモンド

    1月23日はアーモンドの日だそうです。

    1日23粒とると日本人の成人女性に必要なビタミンEをまかなえるそうで、カリフォルニア・アーモンド協会が「1日23粒」をアピールするために制定したのだとか。

    「1,2の3」の掛け声でアーモンドを食べてもらいたいそうです。

    私は以前からあれこれミックスナッツを食べ比べています。

    食塩と油のない「素焼き」のミックスナッツがよく売られていますが、私は塩味のついたナッツが好きです。

    ミックスナッツのうち、安いのはピーナッツがたくさん入っていますが、マカダミアナッツ入りが「旨味」があって良い。私の近所ではベイシアで売られている「デラックスミックスナッツ」しかこの条件を満たしておらず、毎週買い求めています。販売数が減って、棚に他のナッツを陳列されないようにと思い、私は熱心に毎週必ず買います。

    さて、ヒトの体の中にあるアーモンドと似た構造の場所って知っていますか?

    一つは「へんとうせん」として知られる 口の奥にある扁桃(へんとう)と呼ばれる部位。

    もう一つは「扁桃体」と呼ばれる脳の一部です。

    脳の扁桃体は、不安、怒り、恐怖といった情動を処理する中枢で、ちょっとしたことで「キレやすい」人は扁桃体が興奮しやすいとか、それをコントロールする前頭葉の働きが弱いとされます。

    以前私と同僚の産婦人科医が、「キレそうになった」体験を話してくれました。

    病院で産婦人科の当直をしていた時のこと。夜中3時頃。

    夜間の救急診察で高校生の女の子が病院の救急室にやってきたそうです。

    寝ていたところを呼ばれて、ねぼけ眼で問診すると、セックスの最中にコンドームがはずれて、中に入ってしまったという。

    (そんな診察さっさと終わらせて早く寝よう)

    と最初は寝ぼけモードだったその医師でしたが

    膣鏡で膣の中に消えてしまったはずのコンドームが見つからないのです。

    その先生もだんだんと目がさえて真剣になってきました。

    (おかしいなあ、どこにもないぞ)

    だんだんと冷や汗が出てきて、意識が覚醒してきました。

    すると突然

    「あったあ!」

    と女子高生が、すっとんきょうな声を上げたのです。

    彼女の花柄のパジャマのお尻の部分にぺったりとつぶれたコンドームが張り付いていたそうです。

    頭から湯気が上がるほど腹が立った その医者は、

    怒りのために、それから朝まで一睡もできなかったそうです。

     

     

     

  • 阪神大震災と避妊の話

    避妊とは妊娠しないようにする方法のことです。コンドームやピルによる避妊の他にIUD(IUS)や手術による避妊法がありますが、相談を受けた際に

    よく引き合いに出す私の経験談があります。

    *

    26年前。それは阪神大震災が終わってちょうど1年くらい経ったときの話。
    場所は神戸市内の病院の分娩室。

    今までに3回出産の経験がある42歳の女性が、今まさに出産を終えたところでした。

    「おめでとうございましたあー、男の子ですよ」

    助産婦は生まれたばかりのベビーをママの方に見せてあげました。

    すると、その女性はいきなり泣き出したのです。
    うれしくて泣いているのです。

    40過ぎの4人め出産のおばちゃんが、普通こんなうれし泣きするのでしょうか。

    ママは泣きながらふところから一枚の写真を出した。

    「あんたたちにも弟ができたのよ。よかったわねー。」

    と写真に向かって声をかけている。

    そしてまた泣いた。

    見ると3人の元気そうな子供が写っている。

    「子供さんですか。」と私

    「ええ、でも今3人とも死んでしまっていないの。あの地震のとき、3人とも死んじゃったんです。」と母。

    彼女は地震の被害が一番ひどい所に住んでいました。地震で家が全壊したそうです。

    「ダンナと私は助かったの。私だってたんすの下敷きになって、3時間そのままだった。大怪我だったけど命は助かったわ。」

    地震に子供全員の命を奪われて、自分たちだけ生き残ってしまった。

    つらかっただろうに。

    「年齢が心配だったけど、ダンナと相談してもう一度作ってみようって。そしたらできたのよ。」

    「ごらん、あんた達の弟だよ。」

    とうれし泣きをしていた40代の母を私は思い出します。

    3人出産して、卵管結紮とか避妊を考えている人に、こういう私の経験も話をしています。

    阪神の震災後のフォト95年

     

  • 未来予測

    「出生率が最低を記録」

    というニュースが最近あって、出生に関係する仕事をしている私としてはとても関心をもっているのですが、政府の予測している「低位推計」に近いところに来ているそうです。

    政治家の未来予測って、当たらないことが多いですね。

     

    いままでの人生を振り返って、私にとって、「子供の頃は本気で心配していたけど、はずれた予測」があるので紹介します。

    1.ローマクラブ「成長の限界」

    70年代初頭に、世界中の頭のいい人たちが精緻な将来予測をしたのですが、「成長の限界」という研究報告書を発表し「このまま人口増加や環境汚染などの傾向が続けば、資源の枯渇や環境の悪化により、100年以内に地球上の成長が限界に達する。」「世界経済の崩壊と急激な人口減少が2030年(平成42年)までに発生する可能性がある」と世間の話題をさらいました。

    当時心配されていたのは、環境破壊、原油がなくなる心配、世界中の人口の増加でした。環境破壊は相変わらずですが、原油がなくてもなんとかなりそうになってきて、あのインドでも出生率が2(将来人口が減少する水準)になったとニュースを聞き、「人口爆発」はなさそうな雰囲気に変わってきました。

    2.ノストラダムスの大予言

    1973年に世に出た五島勉作「ノストラダムスの大予言」は、1965年生まれで当時小学生だった私にはかなりショックな内容でした。同世代だったちびまる子ちゃんの作者も漫画「ちびまる子ちゃん」に、ノストラダムスの予言を扱ったエピソードがあって「1999年、7の月 空から恐怖の大王が降ってくる」という人類滅亡の予言を信じ込んだまる子が、「どうせ1999年には死ぬんだもん」「遊んでくらすよ」と宣言し、家族を困らせるというくだりがあります。

    3.自分の髪

    私の高校の同級生の戸田君という人は、今でも付き合いがあるのですが、昔から「いじられキャラ」です。

    彼の予測では、「おまえの髪が薄くなってハゲるぞ」と私に言っていましたが、彼も額(ひたい)が広くて、「お前のほうが先に禿げるぞ」と私は言っていました。

    どっちが先に禿げるのか賭けをしたことがあります。

    「将来、お互いどっちがハゲているか賭けよう。2000年になってハゲている方が、磐田市内のレストランのメニューを全部タダでおごることにしよう。」

    卒業から40年近く経ちましたが、どちらも髪の毛はなくなっておらず、この賭けは引き分けでした。

  • 好きな仕事 きらいな仕事

    年末に研修医1年目の人たちと話をする機会がありました。

    彼らが気にしているのは、将来何科に進むか。

    私が研修医だった頃と違いを感じたのは「どれだけ当直が少ないか」「時間外勤務が少ないか」自分の時間がどれだけとれるか、ワークライフバランス、コスパがどうとか。医師も自分のキャリアをそういう選び方をする時代になったか、と感慨深かったです。

    私から若い医師にサジェスチョンするなら、「きついけどやりがいのある仕事」 か、「楽だけどやりがいをあまり感じない仕事」の選択になると思いました。

    私がいままで経験した中で「きつくてやりがいを感じなかった仕事」は学生時代の新聞配達です。

    朝3時起き 新聞店に行って、広告を新聞に折り込んで、配達する家の順に、配る新聞を並べてカブの荷台に乗せる。

    12月から1月の寒い時期、外は真っ暗、配達する家の順番を覚えていないとどうしても時間がかかってしまう。

    年末年始で、セールの広告ばかり多く、積んだ新聞がやたらと重い。

    凍った道路で転倒し、荷台に積んだ新聞がバラバラになってしまい、泣きそうになったこともありました。バイクの免許取り立てで、スーパーカブの扱い方が荒っぽかったらしく、転倒したときに車体のカバーを壊してしまい、修理代を請求され、わずかばかりのバイト代が修理代でなくなってしまったことも。

    自分の学費を稼ぐために、朝3時から7時まで新聞配達、日中は勉強していた大学生もいましたが、私はこれでは他のことができない、とアルバイト2か月で退職してしまいました。

     

  • 年賀状を書く

    「幸せをお祈りしております」の文字を書こうと思ったら

    幸せと書くところを「辛(つら)せ」と書いてしまったり

    「お祈り」を「お折(お)り」と書いてしまったり、「(ネ)しめすへん」を「ころも衣へん」に書いてしまったりと

    文字の書き間違いが年々ひどくなって、(お前物忘れ大丈夫かよ)と自分に問いかけながら年賀状書いている、年末の、この頃です。

    年賀状を書くことが年々少なくなっているとは言われますが、クリニックの院長をしていると、取引している業者様も多数あり、やはり年賀状のあいさつは必要。

    前年クリニックでお産をしていただいた方にも年賀状を送らせていただいています。

    出産をした方にとっては、出産までが一つのストーリー。苦労してお産になった人にはなにかコトバを伝えたくて、自分も挨拶の文章を入れることがあります。

    プリントされた文字だけでは伝わらないものが、自分の手で書くことで伝わるような気がします。

    *

    普段年賀状を書くこの季節、寒い時期なので、手が乾燥しています。たくさんの年賀はがきを数える時に手がすべってしまい、困ります。

    コロナ禍で手を洗う回数がふだんよりさらに増えたことも原因で、加齢もあいまって、指の皮膚の脂分がガサガサになりアカギレになって困ります。

    ハガキを数えたり、紙の書類を数えるのに役に立つのが指サックです。

    若いころは必要感じず、コンドームみたいとバカにしていて使わなかったのですが、年をとって皮膚のうるおいがなくなってくると、これなしではハガキの整理ができません。

     

    以前は指サックといえば、上記のようなものしかなかったのですが、今使っていて便利なのは「めくりっこ」です。

    サイズもS~LLまでいろいろあります。

    ネットで探すと「ハニワ」の形をした指サック(ハニサック)が売られていることを発見しました。

    https://www.lion-jimuki.co.jp/products/introduction/hanisack/

    かわいいでしょ! これはヒットするかも!

     

     

  • 年末の飲酒運転 取り締まり

    コロナ禍の年末ですが、忘年会もやらないところが多いかもしれませんね。

    年の瀬の忘年会の時期、夜の長い時期になると、おまわりさんの飲酒運転の取り締まりを思い出します。

    何年か前、12月のある夜(9時ごろ)、私がクルマで外出した時のこと。

    渋滞の道路を避けて、ウラ道を迂回して運転していったところ、
    道路の真中で待ち構えていた警察官に呼び止められました。

    運転席に座っている私に

    「すんませーん。ちょっと、免許証を見せていただけますか?」

     

    おまわりさんは妙に愛想がいい。

    私が免許証を見せた後、

    「はーい、どうもありがとうございます。じゃあ、ちょっと息を吹きかけてみてもらえますか?」と警官。

     

    はは~ん、飲酒運転の検査だな 酒気帯び運転の摘発だ

    吐息の中に直接アルコールの臭気を嗅ぎ取るのが手っ取り早いのだろうか。

     

    ・・・

     

    ちょっと考え込んでいる私に、けげんそうな声で警察官は続けた。

     

    「あの、ちょっとだけ、ハアってやって息吐いてみてもらえます?」

     

    私は少しためらった。

     

    酒を飲んでいたわけではない。クルマに乗る前に食事をしたが、酒アルコールは飲んでない。

     

    ・・・

    私をのぞきこんでいる警察官の声にいらだちが見えた。

     

    「あのね、酒気帯び運転のチェックしてるんだけど、ちょっと息を嗅がせてもらえる?」

     

    私は覚悟を決めて、胸一杯に空気を吸い込むとおまわりさんの顔に向けて、思い切り息を吐きかけた。

    じつは・・・

    クルマに乗る前、中華料理店でニンニクたっぷりのラーメンとギョウザ、
    そしてニラもやし炒めを腹いっぱい食べてきた後だった。

     

    「ハァーッ」

    「ウッ・・・」

    おまわりさんの小さなうめき声が聞こえた。

  • やけど

    寒くなってくると、暖かい食べ物が食べたくなりませんか?

    ラーメンとか。

    以前聞いた話ですが、外国と比べて、日本の子供のやけど(熱傷)はカップ麺、インスタントラーメンで起こることが多い、と皮膚科の先生が報告していました。

    子供の火傷の原因として、即席めんの割合が外国では5%とされている一方、日本では23%だったとか。

    それによれば「日本は中国、インドネシアに次いで即席麺の消費量が世界で3番目に多く(世界ラーメン協会公式サイト)、その調理法の大半は、沸騰した湯を注ぐ形式であることなどが関連している」ためだそうです。

    カップ麺のやけど、というと自分もやったことがあります。

    私が10代だった70年代には、広い駐車場と、コンビニよりは小さい建物に自販機がたくさん並んでいる「ドライブイン」と称する場所がありました。

    磐田の高校生だった私は、自転車でとなりの浜松にいくのが楽しみで、橋を渡ったところにあるドライブインで買い食いをするのもちょっと非日常の気分でした。

    当時はすぐに腹がへったし。

    ドライブインにある、当時のカップ麺の自販機には、便利なことにお湯が出る機能がついていました。カップ麺を買って、ふたを開けてお湯の出口に置くと自動的に熱湯が出る。

    カップ麺を取り出してフタを開ける時、うっかりして熱湯を自分の手の甲にこぼしてしまいました。

    「アッチッチ!」

    水ぶくれができました。カップ麺の買い食いをしたことも罪悪感があって、親には黙っていました。

    その後薬も塗りましたが、やけどの痕は残ってしまい、今に至ります。

    カップヌードルの自販機で現在お湯が出るものは目にしませんが、たぶん使われなくなったのかもしれません。

    ということで、カップ麺、やけどをすることがあるので、気をつけましょう。

    「謎肉」と「乾燥エビ」は自分の大好きなアイテムでした。

    *

    私が研修医のころ、救急室で仕事していたことがあるのですが、熱傷の症例もたくさん見ました。

    笑っては不謹慎ですが、今でも思い出す症例があります。

    イケメンの美容師さんが、店を掃除中に火傷を起こし、救急搬送されて来ました。未使用と使用済みのヘアスプレー缶がたくさん置いてある部屋で引火し、爆発、本人は大やけどです。

    イケメンの美容師さんの美しい髪型は、来院時 チリヂリにやけてパンチパーマになっていました。

     

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