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院長ブログ

  • 入学試験

    入学試験のシーズンですね。

    財力もコネもなかった私は、どういうわけか公立大の医学部に入学できましたが、国公立と私立は選抜の仕方から違うのは意識していました。私立医大に行く学生はお金持ちの子が多いんだなあ、と思っていました。

    入学試験の成績と、卒業する時の国家試験の合格率は相関していないことは、医師の間ではよく知られていますが、受験生としては合格できる得点だったのに落第とされてしまった人(女子)がかわいそうですね。

    ちなみに同じ医療でも「助産師」の学校では、男女応募可能とうたっているにもかかわらず、入学試験で男子学生は合格させてもらえないそうです。

    3浪以上の受験生については、受験生のモチベーションを考えると、入学試験で通さないのは正当化されるかも。

    ある有名な美容外科の医師が、医師として必要なのは学力じゃなくて人間性なんだから、私立医大の裏口入学だって、ちょっとくらい許してよ、とコメントしていました。

    私は学力も人間性もどっちも重要と思います。

    大学の浪人こそしていませんが、私も試験で、合格するまで何度も落ちたことがあります。

    一つはバイクの限定解除の免許(750㏄以上)の実地試験。近所に限定解除免許の講習をしている所がなかったので、ぶっつけ本番で試験場に行き、コースを走る試験中に減点されて、落第、意気消沈して帰る・・・ことを繰り返し、なんとか8回目の試験で合格しました。

    「ちょっとくらいゲタ履かせてくれよ」

    (ちなみにゲタを履いて大型バイクに乗ると減点の対象になります)

    と思ったものです。苦労して合格して免許とったワリには550㏄のバイクしか乗りませんでした。

    落ち続けた試験のもう一つは「日商簿記3級」。

    3年前に合格するまで3年間落ち続けました。普通の高校生でも取れる、という話を聞いて、気軽に始めてみたのですが、全然受からない。

    受験に対して気合いを入れていないのも原因ですが、自分の頭は中学生レベルか、と情けなくなりました。

     

     

  • 牛乳

    牛乳をつくるのに経費が上がって酪農家が困っている、というニュースを最近目にしました。

    牛乳の生産量が減るとしたらもったいないことです。余ったらチーズに回すとか、そんなに簡単にいかないらしい。

    牛乳は貴重な飲み物。最近私は牛乳が良いと思って、毎日飲んでいます。牛乳は安価で効率よくにタンパク質が摂れます。

    牛乳に多く含まれるホエイプロテインは筋肉の質を維持するのに良い。筋トレ効果があがります。サプリメントから摂取するより安いと思います。将来認知症のリスクを下げる食品には、緑茶、大豆食品、DHAを多く含む魚、と並んで乳製品があります。

    生まれた赤ちゃんの栄養にはお母さんの母乳が欠かせませんが、うまく出ない人には牛乳から作られるミルクも良いと思います。本来、母乳は栄養があり免疫物質も含まれていて、赤ちゃんには良いものですが、現在売られているミルクも、牛乳のネガティブな部分を最小化しているので、許容できると思います。

    人の母乳をネットで販売していた問題も数年前、話題になりました。細菌の混入が疑われていて、質が悪いことが問題になりました。得体のしれないところから購入するところが問題なのですが、昔は「もらい乳(ちち)」と言って、母乳が出る他のお母さんから母乳をもらっていた時代もあったので、提供者が分かっていれば悪いものではないと思います。

    数年前、液体ミルクの販売が許可されたとニュースでありました。液体ミルクはお湯を作って溶かして調整するという手間がいりません。震災の時に避難所で使うなどに需要があるとのことで日本でもやっと認可されることになりました。消費者にとっては使いやすいのですが、値段も高くなります。乳業会社の人に話を聞いたのですが、認可された業者以外の会社では、消費期限が短くなり製造コストもかかり利益も出ないので、あまり販売に積極的ではないとか。

     

     

    akachan_honyubin話は変わりますが、昔私が勤めていた、ある病院の小児科では、忘年会の恒例行事として、

    「哺乳瓶からの早飲み大会」がありました。

    いい年した大人たち(看護師やドクター)が真っ赤な顔をして哺乳瓶をチュパチュパ吸っている姿はなんとも微笑ましい。

    哺乳瓶に入っているのはビールでした。

    ビールの哺乳瓶イッキ。結構 酔いが早く回ります。

     

  • 腰痛の予防とイスラム教

    私が大学院生でインドネシアで研究をしていた頃の話

    インドネシアのホテルに宿泊すると、どのホテルでも部屋の天井の隅に矢印()のマークが描かれている。何の脈絡もなく。

    「はてさて、非常口だろうか」

    「ガキがふざけて、つけたんだろうか」

    最初はいろいろと悩んだが。

    インドネシアにいる時間が長くなってその理由がわかってきました。

    インドネシアは約9割がイスラム教徒。一日数回のお祈りはかかさない。

    西にあるメッカにむかってお祈りをするが、ホテルの部屋でお祈りをするときに 「こっちが西だよ」とわかるように西に向けて矢印が書いてあるのです。

    ビジネスマンでも医者でも敬けんなムスリム(イスラム教信者)はお祈りをかかさず、

    私の知人のインドネシア人の医師も「ちょっとタバコ吸ってくるわ」程度の感覚で席を外すと、別の部屋のじゅうたんの上でお祈りをしていました。

    仕事の合間に地べたにうつ伏せになって、体を動かしているのを見ていて、彼らのお祈りの習慣とは、実は健康に良いストレッチをしているのではないかと、日本人の私には思えてきたのです。

    こうしてパソコンやスマホの画面をのぞいているアナタ。 腰痛、肩こりに悩んでいませんか?

    床に正座し、両手を前方に伸ばして深く深呼吸。この姿勢が 停滞した肩の血流を促し、肩甲骨周辺のコリを解消させる。傍脊柱筋をゆるやかに引き伸ばし、停滞したリンパの流れを改善させる。ストレッチの理論でも証明されている。

    一日の決まった時間に行うことで、知らず知らずの間に緊張している筋肉や腱を引き伸ばし、血流を改善させる。 また、しゃがみ込む、立ち上がるという動作は、腸腰筋など体幹のコアの筋肉を刺激して、基礎代謝を増加させる。

    お祈り

     

    (アナタはオフィスで何回地面に手をつきますか)

    イスラム教は、本当は 身体にいい宗教なのだと気づきました。

    イスラム教の特徴は他にもあって

    ”イスラム教では男性は4人までの妻帯が認められる”表面上は一夫一妻制だが、 教義ではこうなっているらしい。

    「よし、すぐイスラム教に改宗だ!」と考えた私は浅はかでした。

    ”イスラム教では断食をしなければならない”(お腹がすくよー)

    なによりつらいのは

    ”イスラム教徒は酒を飲んではいけない”(ひえー、お酒のない生活なんて)

  • 講演会の座長

    1月19日に、私がWeb講演会の座長を務めることになって、慣れないので緊張しています。

    以前と比べるとWebで意見交換することが はるかに簡単になりました。しかしwebカメラでのやりとりは、表情の細かいところが見えないし、うなづいたりとか瞬きとか、リアルな会話と違って相手の表情が読み取りにくい。いまだに苦手意識が抜けません。

    私が何年か前、ある学会で座長を依頼され時、恥ずかしい思いをした経験をお話します(webではありませんが)。

    学会の座長は、ふつうは経験が豊富で人望のある人が依頼されることが多いのですが、この産婦人科という業界、人手不足で、辞めていったりする人も多く、他に適任がいない、という理由で消去法的に私が座長に指名されたのです。

    注目されるのでかっこよくやらなくちゃ、と思いました。

    座長の仕事は簡単で、聴衆の前に座っていて、
    「次の演題の発表は**です。お願いします」という文句と
    「どうもありがとうございました。これに関してご質問はございませんでしょうか」という文句を演者の発表の前後で繰り返せばいいだけの話である。つまらない発表ならば・・・。

    学会当日のあるセクション。私は座長の席に座りました。会場には近隣から50人以上の産婦人科の医者が集まっている。

    ある産婦人科医の発表で早産がどれだけ予防できるかという演題の質疑応答の時間でした。専門家によってとても意見が分かれるところ。

    発表後の質疑応答。

    想定問答も抜け目なくチェックしてきたつもり・・・でしたが。

    質問ございませんか」と私が言った途端、会場から何本もの手が挙がった。
    「私の経験では・・・・」
    とある高名な先生が延々と自分の考えを話し出した。

    発表7分、質疑応答3分と決まっていて、座長はうまくその時間を調節しなければならないのですが、この先生の話だけで、3分近くかかってしまいました。

    「いや、先生それはねえ、違うと思いますよ」

    私が指名するかしないうちに、会場から大声を出してある大学の教授が立ち上がった。
    エビデンスでは**となっている、とまたまた延々と話をし出した。

    発表や質疑応答の時間を調節するのも座長の仕事で適当なところで質問を切り上げないといけない。

    3分・・・5分・・・7分・・・

    制限時間を大幅に越えて、話が続いているので私は焦りだしました。

    しゃべっているのは、その方面ではとてもエラい先生なので、「時間押してますので後は発表後にお願いします」という文句もなかなか言えない。

    エラい教授先生が引っ込んだと思ったら、今度はまた、ある大病院の医長先生が話をしようと立ち上がった。

    あ、あの、じ、時間の関係もあり・・・」と私が言いかけた瞬間、

    座長である私の制止を振り切ってその医長先生が大声で自己主張をはじめた。

    「いや、先生のそこのところはおかしい。私のデータでは・・・」

    えらい先生方の自己主張がぶつかりあって会場は騒然となってしまいました。

    あ、あの、す、すみません、時間が
    と言おうとしている私を無視して

    「いや、先生のところでは、***の処置がされてないんじゃないですか」
    マイクの前の年配の先生は私に手でおっぱらうような合図をしてしゃべり続けた。

    あわ、あわ・・・・じっ時間の方が・・・

    座長である私の存在を全く無視して、議論が暴走を始めた。制限時間はとっくに過ぎてしまいプログラムの進行は大混乱になった。

    大幅なタイムオーバー。

    座長の存在感まるでなし。

    自分の役割が終わって、座長の席から戻ってくると、冷や汗で、シャツのわきの下が10センチくらい、ぐっしょり濡れていました。

  • 大学入学共通テスト

    高校や大学受験のシーズンですね。

    私は大学受験を2回しました。一回はふつうの大学へ。もう一回は3年経って医学部へ。

    大学受験が大変なのは身に染みてわかっています。

    school_test_seifuku_boy高校から、どういう大人になりたいかはっきりした目標もなく「なんとなく」ふつうの大学に入りました。

    高校の生物学の先生が面白かったのと、「山の中でサルを調査する」とか「沖ノ鳥島でアホウドリを保護する」仕事にあこがれて、生物学関係の学部に入りました。

    大学に入って、アルバイトや旅行もして、世の中がどういうものかわかったのと、同じ大学の講座で医学部生と勉強するうちに、「なんとなく」医者になりたくなってきました。

    その時「医学部に入りたいので今の大学やめる」と親に言ったら「そんなバカなことを言うのはやめて、ビリでもいいから卒業しなさい」

    と言われました。反対されましたが大学に籍をおきつつ、別の大学の入学試験を受けました。後には親もしぶしぶ支援してくれました。

    私には3年年下の妹がいました。共通一次試験(センター試験・共通テストの前身)の会場が同じで、受験番号が隣なので、私の後ろに妹が座っていました。兄と妹がいっしょに試験を受けるのは、ちょっと恥ずかしかった。

    「お兄ちゃんの解答 見えてたよ」と、お正月に実家に帰ってくる妹に、今でも言われます。

    見えてなかったと思うけど。

     

  • 冬の富士

    FUJIYAMA DAYSより(http://shikinofuji.com/)

    FUJIYAMA DAYSより

    冬は空気が澄んで、遠くのものがよく見える。

    富士山も、ふだんは見えない遠距離でも冬になると見えるのだと、テレビで言ってました。

    最も西からの記録で、京都から見えたとか。

     

    産婦人科で仕事をしていると、4か月くらいから、おなかの赤ちゃんが「男か女かわかりますか」とよく聞かれます。

     

    「上り電車にのって見える富士山の見え方」にたとえて説明しています。

    上りの電車に乗って愛知県から静岡に入ってくると、はじめははっきりわかりませんが、そのうち富士山がわかるようになってきます。

    妊娠4か月で、性別を当てるのは、浜松や磐田あたりにいて、富士山を特定するようなものです。

    わからないことが多い。

    妊娠5か月だと掛川市から富士山を探している状態、妊娠7か月だと静岡市、9か月だと富士市くらいかな。

    時間とともに、はっきり見えてくるものです。

    静岡県民はみんな、毎日富士山を見て暮らしている」と思っている他県の人がいるかもしれません。

    妊娠5か月になるとみんな性別がはっきりわかる」と思っておられる妊婦の方がいるようです。

    妊婦の知りたいことを伝えてあげたい気持ちは私にもありますが、間違ったことを伝えることはできません。

    胎児の異常のスクリーニングがエコーの本来の目的。

     

    こういう事例がありました。

    お産は喜びで満ちた瞬間のはずですが、お産の後、怒り出した人がいたのです。

    昔、ある病院で分娩の立ち合いをしていたときのこと。

    いつものように無事出産がおわり、助産婦さんと私は

    「おめでとうございましたあー、男の子ねー、はあい」

    とママになった人にベビーを見せました。

    すると、そのお母さんはいきなり火のついたように怒り出したのです。

    あれ!なんてことおおっ!」  

    分娩台の上で仰向けになったままプリプリ怒り出したお母さんに   一瞬私たちは何事が起こったのか、とたじろぎました。

    聞いてみるとこの妊婦さんは妊婦健診中に   私と別の担当ドクターから   「女の子じゃないかなー」   と言われていたそうです。

    この人はうれしくて、女の子向けのベビー用品を山のように買い込みました。

    周りの人にも「女の子よー」と伝えていたようです。

    それが生まれてみたら男の子。

    「どーすんのよ! 責任とってよ。」と怒りが収まりません。

    ふつう、無事に自分の子が生まれればハッピーになりますが

    怒りだしたママを見たのははじめてでした。

    医者としてあまりいい加減なことを言ってはいけないと、身にしみて感じました。

     

  • 「平成」の始まり

    1月はじめの寒い時期ですね。

    昔の話になりますが、この1月に元号が「昭和」から「平成」に変わったのです。

    昭和64年1月7日のこと、私は鮮明に覚えています。私は医学生で、遺体の解剖実習をしている時でした。

    医学生だった私は、昭和天皇が「慢性膵炎」「黄疸」の治療をしている報道を聞きながら、「どこに膵臓があるんだ」と考えながら解剖実習をしてました。膵臓はわかりにくい場所にあります。

    昭和が1月初めでいきなり終わってしまったこともビックリでしたが、すい臓がどこにあって、膵管の閉塞でどういう症状を起こすのか、天皇の死(崩御)によってより詳しくわかりました。

    解剖実習は医学生にとって、通過儀礼でもありますが、かなり特殊な授業です。5~6人の学生が一つのグループになって、ホルマリン漬けの献体を解剖して、神経や血管や筋肉を同定していく作業です。

    脂肪の中に埋まっている神経を同定するのは、土を掘って古代の遺跡を発掘する作業と同じです。緻密で、辛気臭い作業です。

    噂されていた通り、解剖の初日は倒れる学生も出ました。

    噂されていた通りでなかったことは「解剖実習を始めると肉料理を見ると気持ち悪くて食べられなくなる」と言われていましたが、大丈夫でした。私は実習中も牛丼やスクランブルエッグも食べました。ちなみに卵の色はホルマリンで固定された脂肪とそっくりです。

    今の医学生は、コンピューターで描かれた人体の3DのCGが良く出来ているので、解剖しなくても体の構造をイメージしやすいのですが、私たちの時代のようにホルマリン臭に満ちた、暗く冷たい実習室で解剖した経験がなければわからないこともあります。

    解剖の時に着る作業着はスクラブ(半そでのダボダボしたシャツ)でしたが、男子学生も女子学生も同じ格好です。

    体育会系の人(ラグビー部テニス部の人とか)はさっさと終わって練習に行ってしまうのですが、残っている学生には「お先に失礼します」と会釈していくのが通例でした。

    隣のグループの女子で、美人と評判の学生がいたのですが、先に帰るときに、仲間にお辞儀をする。その時にスクラブの胸元からおっぱいが見える、と喜んでいた男がいました。

    そんな、くだらないことまでよく覚えています。

    その女子学生は今、産婦人科の開業医になっています。

     

  • 成人式

    1月9日は成人の日。

    実は私、成人式に出たことがありません。今まで、出ていなかったことをずっと引け目に感じていました。

    今になってカミングアウトするのは

    最近「成人式に出席しませんでした」という人が周りに複数いたのを知ったのと、成人式に出席してもしなくても、変わりないことがわかったからです。

    私が成人式に出席しなかった理由は「大人になりたくなかったから」というかなりイジけた理由でした。

    20代以降、毎年テレビで、成人式の晴れやかな青年の姿を見るにつけ、自分だけなにか欠落したものがある気がしていました。

    ただ、30代40代と仕事が忙しくなっていくにつれ、つまらないことにこだわっているのがバカらしくなってきました。

    人は好むと好まざるとにかかわらず、大人に「なってしまう」。

    外見が大人でも心が幼稚な人間はたくさんいます。

    生活が便利になったので、幼稚なまま年を重ねるのは、フツーのことです。人間は苦労するために生まれてきたわけではない。

    楽しいことをやっているうちに道ができてくる気がします。

    産後のお母さんとの集まりで、「子供といっしょに踊ろう」とかでアンパンマンの歌に合わせ踊ったら楽しかった!

    自分は いまだに成人になっていないことがわかりました。

     

     

     

     

     

     

  • テレビを見ない日々

    今日は1月4日ですが、仕事が始まった人もいるでしょうか。年末年始のテレビ番組で決まってみているものはありますか?

    私は今年の年末年始はいろいろあって、テレビを観ていません。ついに10日以上になりました。(仕事やらいろいろあったのですが)

    昔は、年末年始のテレビと言ったら、レコード大賞、紅白歌合戦、新春かくし芸大会、箱根駅伝、ラグビー等々、テレビは家になくてはならないものでしたが、今や、テレビなしで生活していて、何とかなっています。その代わりの時間私は何をしているかというと、YouTubeとPCの無料ゲームをしています。

    さて、私の実家ではこの時期、親戚が集まって食事するのですが、私が集まりに不在でいると「仕事で大変ねー」と言われます。

    お産は、喜ばしいイベントである一方で、大変なこともあり、個人差が大きくて、一概に「✖✖だった」と伝えられない側面があります。集まって酒のんでいる親戚のおじさん、おばさんに私の仕事はどうだった、とか一言にまとめらない。

     

    「お仕事のほう、どうだった」とか、親戚の人に問われると

    毎日がエブリデイだからね、へへ。」とよくわからない回答をして煙に巻いてしまいます。

     

     

  • 世の中は進歩していない

    あけましておめでとうございます。

    年末年始の区切りに本を読みました。「減速する素晴らしき世界」(ダニー・ドーリング著)という最近出た本です。詳細なデータが並べられていて、ちゃんと読むと難しい(適当に読みとばしてしまったので、著者の意図をくみ取れているかわかりません)のですが、新しい気づきを与えてくれました。簡単に言うと、

    「世の中は進歩するのが当たり前と考えられていたが、実はそうではない。停滞した(安定した)世の中に移行しつつあることに気づくべきだ」ということです。

    経済成長 人口増加 借金(債務)の増加率 科学技術 すべてが今までのスピードからゆっくりになっていく。

    AIとかクルマの自動運転とか、宇宙開発とか、これからの技術を私は楽しみにしていて、人間はどんどん進化していくものだ、と疑わずに育ってきた私には、「えっ?」と意表を突く論点の展開でした。そういわれて見れば、すっかり停滞した日本、これでGDPの成長率が1%もある、というのはどういうことなのか、と疑問がわきますし、「(進化の)スローダウン先進国」は日本である、という論旨ですが、腑に落ちます。

     

    私は出産にかかわる仕事をしていて、出生率の低下が悲観的なとらえ方をされることも多いのですが、長い人間の歴史の中で、爆発的に増えた人口が、(スローダウンして)安定的な状態に移行している途中と考えれば、出生数が減り人口が減っていくこと自体は、そんなに悲観的になることもないようなあ、と思えます。

    普段メディアの報道からだけでは気が付かない、世界の流れを再認識させてくれる良い本です。

    3年くらい前に「ファクトフルネスFACTFULLNESS」(ハンス・ロスリング著)がベストセラーになりましたが、世界についての認識を改めさせてくれる良い本です。著者はスウェーデン生まれの医師で、実際に世界の人の健康状態は良くなっていることをデータで示し、メディアで報道される内容によって、人々が誤認していることを気づかせてくれます。スウェーデンという国自体も、今では先進的な高福祉国家と捉えられていますが、実は最近までそうではなかったと、著者自身の経験から語っています。

    さて、体力も知力も「スローダウンする」年齢に来ている私としては、マラソン練習してもタイム良くならないし、物事忘れっぽくなっているし、年の初めに「これやろう」と思っても、「でもやっぱ無理かな」と思う事も多いのですが、ヒトとして生きる流れの中では、当然起こることであって、まあ、そんなもんだよなあ、と思った新年の初めでした。

     

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