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院長ブログ

  • 虫もめざめる季節

    部屋の中にハチやら蚊やら小さな虫が入ってくる季節になりました。

    お客さんで嫌がる人がいるので、なるべく入らないようにしていますが、本当は無駄な殺生はきらいです。

     

    子供の頃、カタツムリの収集に夢中になり、大学でも生物学やっていたし、どんな虫でも興味は持ちます。

    歩いて出勤途中に道端でエサを運ぶアリを発見「アリも人間社会みたいに社会性があってすごいな」と見入っています。

    でも虫って、男の子の興味は引くけど、女の子はきらいな人多くないですか。

    gokiburi周りに女性が多い職場になって、うんざりさせられることの一つに、

    ぎゃー 変な虫、なんとかしてえ」と騒がれること。

    周りに畑が多いので、網戸など厳重にしていても、どっかから小さな虫が入ります。

    ムカデ、ヤスデ、羽アリ、ダンゴムシ、クモ・・・

    「変な虫」イコール「殺して、排除して、どっかへやっちゃって」

    くらいの反応しかないんですか、あなたたちは。ハイハイ、私がつかんで捨ててあげますよ。

    ヤスデみたいな毒のないものは、ティッシュでそっとつかんで、ドアから外へぽいっ!

    ゴキブリは衛生害虫なので始末しますが、手で捕獲することにためらいはありません。

    虫に対する男性と女性の反応の違いって、進化の過程で選択されてきたんだろうか。

    今、私、クリニックで医者をしていますが、私にしかできない仕事といえば・・・

    1.女性の嫌がる虫を手で捕まえること

    2.天井の蛍光管を、イスに乗って(キャタツ使わず)替えられること

    3.女性スタッフが「壊れました、新しいものを買ってください」という電気製品が、接続不良だったり、電池切れているだけで、ちょっと直せば使えることを身をもって示すこと

    です。

     

     

     

     

  • 乳房のこと

    産婦人科で乳がん検診をしてくれませんか、と依頼をいただくこともあるのですが、

    最近では乳腺外科の受診をお勧めしています。

    乳腺

    以前は(依頼があれば今でも)乳房の触診をすることがありましたが、触診だけでは見つからない病変もあり、精度の高い検査であるマンモグラフィや超音波(エコー)を使った検査を勧めています。

    産婦人科で診察する乳房は、主に産後の授乳に関係した症状を多く診察しています。

    そんな乳房についてのエピソードがいくつかあります。

    その1
    触診するとき、乳房の盛り上がりの位置が右と左で明らかに違う人がいました。
    右は正常の位置、左は隆起がおへそ寄りに偏っていて、乳首だけが左右同じ高さ。
    エッと思って聞いたところ、手術で胸にシリコンを入れたのだという。
    シリコンの固定に失敗して、左の乳房が垂れ下がってきてしまったのだそうです。
    よく見ると腋の下の肋骨の部分にうっすらと皮膚を切開した跡がありました。

    手術の失敗で垂れ下がった乳を直すのは難しいそうです。
    ちなみにその女性はソープランドで働いている人だった。

    その2
    乳がん検査の触診をする時には両手を頭の後ろに持っていって
    乳腺と胸壁にテンションをかけて観察します。

    ちょうどアメリカで警察官に
    「両手を挙げて、抵抗しないで」と威嚇される犯人のようでもある。
    50肩でもないかぎり、たいてい、このポーズで乳腺の触診をするのですが、
    なかには、なかなか腕を上げてくれない人がいました。

    おかしい、と思いながら腋の下をよく見ると、手術の縫合の跡がありました。
    ワキガで手術をして腋の下の皮膚を切除したことがバレるのが恥かしかったのです。

    その3
    男も乳がんになります。私の知人の男性の医者で乳がんになった人がいます。

    その4
    タイのオカマが受けている豊胸手術は見事です。手術の跡がわかりません。タイの美容形成医学は日本より進んでいます。
    以前、バンコクでタイのオカマショーを見たことがありますが、男のアカシであるオチンチンも見事に抜いており、腰のふっくらした感じも女性そのものでした。

    ノドチンコの出っ張りと恥骨のつき方が男性であったことをわずかに物語っているだけで、

    これを見抜けたのは私だけではないかとひそかな自負があります。

    その5
    乳腺の触診をしている時に目を開けて検査していると、患者と視線があって気が散って仕方がないので、私は目をつむって触診をしています。

     

  • 内診室のカーテンは日本文化か

    婦人科の診察室にはカーテンがついています。

    婦人科の診察の時には、顔が見えないようにカーテンをひいた状態で診察をすることが多いのですが、逆にしないこともあります。

    昔の人は、自分のされていることが見えない方が羞恥心を感じず安心できるのだろうと、気を利かせて、カーテンをつけるようにしたと思われますが

    患者さんと目と目のコンタクトが取れないので診察する方にとってもときどきやりにくいものです。

    初めて婦人科の診察をする若い人や外国人はカーテンをしないことが多いです。

    カーテンをしているデメリットもあります。

    10年以上前に別の病院で診察をしていた時でしたが、

    内診室でカーテンをひいた状態で、診察をしようとしたら、診察用の膣鏡が壊れていて

    「こりゃどうしようもないなー」

    と私が、つい、つぶやいたら、それがたまたまガンの疑いで診察を受けている人でした。

    診察台から降りてきた彼女は、真っ赤に目を泣きはらしていた。

    (その後必死で言い訳したのはいうまでもありません)

    またある時は、診察の補助についている看護婦さんが、たまたま笑い上戸の人で、
    診察をしている私に手渡す薬品がボテッと床に落ちたので笑い出した。

    うふっ、ふふふ」

    私は(ちょっとやめろよー)というつもりで無言で眉をしかめて首をひねったら、
    その表情がおかしかったのか、ますます笑い出した。

    「えへ、えへっえへっ、へへへへ」

    カーテンの向こうで意味不明な笑いをされたら不愉快に思う人がいるのも当然と思います。

     

    外国では(少なくとも私の見たアメリカやオーストラリアでは)カーテンはついておりません。

    診察台も日本のは、トランスフォーマーガンダムみたいにガチャガチャ動きますが、外国の診察台はもっと簡単にできていて、ただのベンチだったりします。

    当地の産婦人科の先生と話をすると不思議そうな顔をされてしまう。

    もしかして、診察室のカーテンも日本特有の文化なのだろうか?

    この間、お産の後1年ぐらいして、出血があった、という人の経膣超音波を見ていました。

    画像に神経を集中していると、いきなり、カーテンの向こうから3本目の足がむにゅむにゅっと出てきた。

    (げげっ)
    びっくりしましたが、それは

    お母さんのお腹に抱きかかえられた子供の足だった。

  • 花見の季節

    花見の季節になりましたが、コロナ禍もあり、集まれないのが残念ですね。

    さくら

    学生の頃の私は花見といえばイコール飲み会でした。

     大阪と神戸の間に夙川(しゅくがわ)と呼ばれる、

    地元の人の間では有名な花見スポットがあります。

    当時 大学の仲間たちと飲みに行きました。

    幅数メートル、深さ20センチほどの小さな川の

    両岸には桜並木が1キロ近く延々と続き、人の目を楽しませます。

    花見をする人たちは、川べりの桜並木の下にシートを広げ

    思い思いのスタイルで時間を過ごします。

    花見といえば宴会。

    酒飲みの自分たちは花など見もせず、明るいうちからビールをグイグイ飲み干していきました。

    陽気に飲んでいた自分はいつの間にか記憶がプッツリ途絶えて・・・

    その宴会で、川に落ちました!

    断片的に思い出すのは、川の中に立って、両岸から見下ろしていたこと

    花見客に「イェーイ」と手を振っていたこと・・・

    暗かったのでたぶん、夜8時ごろ。

    全身ずぶぬれ。川に落とされたのか、自分で落ちたのか。

    それまでの経過まったく覚えていないのですが、

    川岸から手を振る、見知らぬ花見客から

    「泳げー!」とはやし立てられて、シンクロナイズドスイミングのマネをした・・・

    それから見事にプッツリ記憶が途絶えて、

    どういうわけか、翌朝、私は自分の部屋で寝ていました。ちゃんと帰ってきたらしい。

    目を覚ました時、メガネを川の中に落としたことに気がつきました。

    (どうやって探そう・・・)

    「おい、夙川の川底で砂金が取れるって、知っているか?」

    などとウソを言って、私は翌日、クラブの後輩を誘い出し、

    後輩といっしょに川底に落ちたはずの自分のメガネを探しに行きました。

    後輩たちと、落ちたあたりの川底をさらったのですが、

    ビールの空き缶とか、つながったウインナーソーセージとか 出てくるばかりで、

    砂金はおろか、自分のメガネも見つかりませんでした。

  • 野菜の栄養素

    春の訪れのようで風も緩み、気持ちよい日でした。

    野菜が育つよう、今のうちに準備しなきゃ。

    肥料や堆肥を私の畑に撒いてきました。野菜を育ててみて初めて気づいたのですが、野菜にも栄養素が必要です。

    ヒトにはタンパク質、脂質、炭水化物の三大栄養素ですが、植物の三大栄養素と言えばチッソ(N)リン酸(P)カリウム(K)です。

    作物が豊かに実るよう、肥料をまき、石灰をまいてpHを調整します。

    鶏フン くっせー!

    鶏フン くっせー!

    鶏フンは、採卵場から出たトリのフンが原料です。安くて良い肥料です。

    鶏フン くっさーい!

    (クサいのをガマンすれば・・・)

    私のクリニックの厨房で出た食品の廃棄物も利用しています。食物の残りを生ごみ乾燥機で乾燥させて、畑に埋め戻しています。

    耕運機で畑の土を起こした場所を眺めながら、何を植えようかと考えてみるのも楽しいです。

    野菜作りは生活の糧にもなるし、体を動かすことで運動になるし、自分のペースでできるし、気分転換になるしで、いいことづくめです。

    野菜作りは楽しいですよ!

     

     

     

  • 学会場まで歩いて10日

    コロナ禍で、毎年開かれている学会や講演会がオンラインで開催されることが増えました。

    学会場まで行かなくてすむようになったのは良いことです。

    学会に参加した証明がないと専門医の更新が難しくなるので、学会には定期的に出席していますが、これは江戸時代の「参勤交代」みたいなものです。鹿児島や北海道の先生は高い旅費を払って移動しなければなりません。(静岡県は東京でも京都でも行けるので、とってもいいポジションです)。

     

    ただ学会がオンラインになって残念なことは、同業者との意見交換ができないこと。

    専門医の同期の先生と会える貴重な機会です。また地方都市の学会場になると旅行気分が味わえます。

    来月行われる産婦人科の学会は、新潟で開催されるということですが、、オンライン開催も並行するようです。

    静岡の私のところから新潟の会場までの経路をググッてみたいのですが、あっという間に経路を計算してくれるので面白いです。

    クルマ電車でも5~6時間かかることがわかり、リアルでの参加はあきらめることにしました。

    「自転車で行った場合」「徒歩で行った場合」まで計算してくれるので、ちょっと計算してみました。

    新潟まで歩けば10日

    新潟まで歩けば10日で行けるようです。往復入れて20数日。うちのクリニックを20日以上も空けるのはちょっと厳しいので、徒歩で行くのは、やはりあきらめました。

    自転車の経路を計算すると、なぜかフェリーが入ってしまい、片道69時間です。

    自転車では69時間

    実は私、昔10代の終わりに、新潟から静岡の自宅まで「自転車に乗って移動」したことがあります。

    記憶では3日かかりました。長野の山中で2泊し、一泊は神社で、もう一泊は国鉄の駅に泊めてもらいました。

    オンラインの学会も便利ですが、まだ知らない土地に行くわくわく感が懐かしいです。

     

  • コトバの壁

    先日夜間の緊急手術があり、外国出身で日本語の通じない人に手術をしました。

    説明と同意が大変でした。

    手遅れになるぞ~

    こちらから無理やり拝み倒して、手術をさせてもらった感があります。

    それでも、ちょっと役に立ったのは「google 翻訳」。近年だんだん精度が上がってきているようです。この患者さん、普段は通訳の人が介在していないと、会話が成立しないのですが、

    今回の緊急手術では「気合い」と「google翻訳」で、手遅れになる前に手術が開始できました。

    スマホから翻訳された発音も聞けるのですが、緊急時にそぐわない、のんびりした音声で、ちょっとイラっとさせられました。まあいいけど。

    外国人でコミュニケーションが大変だったこと、数多くありますが、思い出深いものの一つは、私が研修医の頃出会ったロシア人の患者です。

    神戸港の近くにある救急病院でしたが、ある晩「血を吐いた」というロシア人の船員が来ました。

    付き添いの人の片言の英語の説明からすると、胃潰瘍で出血のよう。本人は日本語全くわかりません

    診断のためには直腸診(肛門から指を入れる検査)をして便潜血の有無をみる。

    コトバの通じない人に直腸診!

    さて、困った。

    「ズボンとパンツを脱いでください。」

    「ベッドに横たわり、膝をかかえるようにして丸くなってください」

    「私が指を入れますから肛門の括約筋をゆるめてください」

    これだけの内容を、コトバのわからないロシア人船員のオジサンに説明するのです。

    私はパントマイムで彼にメッセージを伝えることにしました。

    私は診察の椅子から立ち上がり(白衣を着ていた)、

    ズボンのベルトをゆるめ、ズボンとパンツを脱ぐジェスチャーをした。

    (わかった?)と目くばせすると、ロシア人はウンウンとうなずいてくれた。

    ピンポーン!

    そばのベッドに自分が横たわって、膝を丸くするジェスチャー。

    ピンポーン!

    横で看護師がクスクス笑っていましたが、そんなことには構っていられません。

    最後は難関だった。

    「肛門に指を入れます」のジェスチャー。

    こういう非常事態では気合でなんとか通じるもので、私が執拗に人差し指を立てて「カンチョー!」のポーズをすると、最後にはこっくりうなずいてくれた。

    結果は陽性。胃潰瘍からの出血が確認され、ロシア人患者は入院して胃潰瘍の治療をうけることになったのでした。

    スマホの翻訳アプリ、今後の活躍が期待されます。

     

     

     

  • ボウコウはマズい

    最近 どういうわけか膀胱炎の人が増えています。婦人科にも排尿トラブルの相談はよくあります。

    疲れていて、免疫力が低下すると尿道から細菌が侵入して膀胱炎をおこします。

    男女比でいうと女性が多いのですが、尿道の長さが違うためと説明されています。

    排尿痛、頻尿、血尿による尿の混濁などを認めれば診断がつき、通常抗生物質がよく効きます。

    水分を多めに摂ることも治療には良いですし、民間療法ではクランベリージュースが効果があるとのエビデンスが出ています。

    さて、勤務医をしていた頃の話。

    ある日病院に産婦人科の救急患者がやってきた。

    ケガをして性器から出血しているという。

    _

    患者は28歳の女性(結婚5年目)。 夫婦ゲンカをしていて、殴り合いとなり、夫に股間を思い切り蹴られたという。 蹴られたところが出血して止まらないと。

    診察してみると、膀胱から尿の出てくる、外尿道口というオシッコの出口の部分から 膣にかけて、1センチ程度パックリ切れていた。 尿道周辺は血管の多いところなので、切れると結構出血する。

    _

    縫合は簡単に終わったものの、瘢痕ができて後で排尿障害でも起こしたら まずい、と思ったので、導尿のバルーンを膀胱に留置して入院してもらった。

    入院の際に、後からやってきた夫に 「膀胱からオシッコが出ないと、奥さんは尿毒症を起こして死んじゃうかもしれませんよ」 と、多少脅かして説明した。妻に暴行をはたらいたと思われるその夫は 一見したところマジメそうな人で、私の話を黙って聞いていた。

    股間を蹴られて出血を起こす、というからには、よっぽど狙って蹴ったんだろうか。 そこらへんは詳しく聞けなかった。

    翌日になって、膀胱に留置したバルーンを抜いてみて、 排尿の状態も問題なさそうだったので彼女には退院してもらった。

    抜糸のために一週間後に病院に来てもらったときに、 彼女はこう言った。

    「役所に離婚届を出してきました。」

    お父さん、やっぱりボウコウはいけない。

     

  • 花粉症とマスク

    クシュン、クシュン。ズルズル

    今年も花粉症の季節がやってきました。
    今年は診察室に来る人はみんなマスクをしていますが、鼻水をすする音で花粉症とわかります。

    今年は花粉の量も多いらしい。

    kahun

    目の粘膜、鼻の粘膜にスギ花粉がつくことによっておこるアレルギー反応ですが

    アトピー性皮膚炎や気管支喘息とともに、こうした免疫異常は現代の大きな謎ですが鼻詰まり、鼻水、くしゃみなどの症状を抑えるためには抗ヒスタミン剤がよく効きます。

    花粉症のシーズン前から飲んでおくといいらしい。眠気の副作用が抑えられた第二世代が良いです。

    ステロイドのスプレー剤も効果あり、最近のガイドラインでは第一選択になりました。

    また、減感作療法といって、直接スギ花粉の成分を皮下や舌下に投与して、だんだん花粉の成分に体を慣らしていく方法もあります。長期間、何回も通院する必要があります。

    手術的に、鼻の花粉の付着する粘膜の部分をレーザーで焼いてしまう方法もありますが、できる医者が少ないのと焼き加減が難しいのがネックらしい。

    花粉症予防のための方法をいくつか挙げてみます。

    1.息をする時は鼻呼吸で

    現代人は口を開けて呼吸している人が多い。
    口を開けているとスギを含めた抗原物質が直接気道や肺に送られ、アレルギー反応を起こしやすくなるという説あり。鼻毛でブロック。

    2.鼻の洗浄をする

    空気中のゴミや抗原物質がまずひっかかるのが鼻の粘膜。
    外から帰ったら、鼻に水を通して洗浄する。うがいより効果的かもしれない。

    3.発酵食品を多く摂る

    人はもともと、雑多な微生物と共存していました。
    ヨーグルトを摂取するとアレルギーの発生率が低下することは知られていますね。
    発酵食品により腸内フローラ(細菌バランス)を改善し、Th1(ヘルパーT細胞)とTh2のバランスがとれた状態にするとアレルギー疾患の改善につながります。

    4.寄生虫を飼う(半分冗談

    発展途上国の人や昔の日本の人にアレルギー病がなかったのはお腹に寄生虫を飼っていたからだと元東京医科歯科大学の藤田博士は言っていました。

    寄生虫に対するIgE抗体が産生されることで、花粉へのIgE産生が抑えられる。

    たしかにギョウチュウ、回虫、サナダ虫など、寄生虫が一斉駆除で日本から消えていった時期と花粉症などアレルギー病が増えてきた時期は見事に一致します。(半分本気です)

     

    ***

    マスクしてるのが当たり前になった日常ですが、マスクのデメリットもいろいろあります。

    声がはっきり聞こえない、とか表情がわかりにくい、とか。

    オンライン診療もコロナ禍で注目されてきました。

    私も自費のピルの処方などでオンライン診療をやっていますが、期待されるほど便利なツールではありません。「電話で再診する」ことが保険診療で以前から認められていましたが、スマホを利用して行うオンライン診療は、「電話」に毛が生えたようなものです。リアルの診察にとってかわることはないと思います。

    先日も、オンラインのピル処方で、患者さんの一人がマスクをしていました。診察を受けるときに「マスクを外してください」というルールはないのですが、その時まで、オンライン診療でマスクをしていた人はいなかったので、慌てました。

    自分も、診察室で患者の話に同調したり、反応を示すときは、目と眉の動きをちょっとオーバーにして感情表現するようにしていて、眉の上げ下げを強調しています。

    笑っている・・・つもり

    困っている顔のつもり

    ビックリした顔・・・のつもり

    でも マスクしちゃったら表情伝わらないよなあ・・・

  • 生理の貧困

    「生理の貧困」が最近ニュースで話題になりました。

    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210304/k10012896501000.html

    「生理の貧困」を調査 学生の約2割“生理用品 買うのに苦労” | 新型コロナ 経済影響 | NHKニュース

    コロナ禍で経済的に苦しくなり、満足に生理用品が買えない状態のことを指します。

    生活費の多くをバイトに頼っていて、コロナ感染症による時間短縮営業などで飲食店等での仕事が減ったことが影響しているとか。

    私は仕事柄、毎日「生理どうでしたか」を話題にしています。いろんな生理の話を聞きます。しかしナプキンが高くて買えないという話は聞いたことがありませんでした。買えない値段でもないと思iいましたが、これすら買うのにお金がない、ということでしょうか。

    出血している日数は3日から7日、周期28日を平均として25日から38日の間、というのが正常の月経です。

    規則正しく月経が来ていることが体の調子が良い証拠といわれていましたが、最近 専門家の間では、必ずしもそうではない、といわれます。

    近代化以前(150年前くらいまでの)の女性は10代半ばで妊娠可能な体になると、10代後半で結婚、妊娠・出産を繰り返し、平均寿命は50歳くらいでしたから、一生の間に経験する月経の数は、現代よりはるかにすくなかったと考えられています。

    イギリスのピルの参考書に書いてあったことですが、1950年代ごろ、イギリスからアフリカのある国にボランティアで行った医師が、40歳のある女性からこんな相談を受けたそうです。

    「下からなにか変な出血があるんですけど・・・」

    出血の出方からすると、どう考えても生理。よくよく話を聞いてみると、その女性は、10代半ばで妊娠してから、出産して授乳、何年かして排卵がもどると、すぐに妊娠、ということを繰り返し、11人の子供がいるが、なんと、40歳になるまで生理を経験したことがなかったそうです。

    近代化以前の社会では、女性は妊娠と出産を繰り返し、寿命も短かったので、一生の間に生理を経験する回数が 今ほど頻度が多くなかったと考えられています。

    毎月毎月 月経を経験しつづけることで、子宮内膜症の頻度も昔より増加しているのではないかという説があります。

    最近「男性の体」がイヤで女性の体に性転換したいという人の話を聞きますが、そういう人は生理のトラブルも経験したいのでしょうか。

    生理の量や痛みに個人差はありますが、少なくとも「楽しい生理」はないようです。

    私の外来で見かける「生理でびっくり」には以下のような事例があります。

    *彼氏とエッチしたけど妊娠すると困る、生理が来ない、妊娠かなあ、どうしよう、どうしよう、やっと来た、というような「ほっとした生理」は時々耳にします。

    *最後の生理いつだったかなあ、生理来ないんですけど・・・えっ? 妊娠してるって? うっそお! とびっくりされる人は一年間に2~3人見かけます。

    生理の時に何を使っているかについては、印象ですが、ナプキン(とおりものシート)8割以上、タンポンは1割くらいでしょうか。

    さて、高いと言われるナプキンですが、もっとエコな月経時のものがあるのをご存じでしょうか。

    月経カップといって、月経血をためるシリコン製のカップが市販されています。3000円から7000円くらいでネットで市販されています。

    (Amazonのサイトから)

    私も産婦人科医ですので、試しに買ってみて、周りの女性に試してもらったことがあります。やわらかいシリコン製で、洗えば何回でも繰り返し使えて、とってもエコです。ただ初めてモノをみた人によれば漏れないか不安、指でまげて出し入れしますが、慣れるまでちょっとコツがいるようです。膣の大きさも結構個人差が大きいので、自分のに会うサイズを見つけるのも大変かもしれません。体質や、お産の経験のあるなし、性行為の頻度などで膣の大きさは人によって違いが大きいです。(S・M・Lというおおざっぱな分け方だと、サイズが合わない人がいるかもしれません)

    ナプキンが高いという話だったので、月経カップもどうかな、というお話でした。

     

     

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