院長ブログ
プロの仕事
2020年12月2日|院長ブログ
私は医療に関してはプロですが、ものを作ることについてはシロウト(素人)です。
家具の修理をしてみて、自分がいかにシロウトか思い知らされました。
当院の病室のベッドの木製の部分が、長年使っていて、塗装がはげてきたところがあったので、思い立って、私が直すことにしました。
ベッド柵の一部に固いものがあたってへこんでいる部分もあります。1)パテを塗って2)やすりで表面を磨いて3)木の色と似た色のペイントで色を塗りなおして、4)ニスを塗る、ことで元通りになるのだ、とシロウト考えで始めました。
表面を磨く機械のことを「サンダー」と呼ぶのだと生まれて初めて知り、中古工具の店に行ったり、日曜大工の動画を見て勉強です。こういうときに動画は役に立ちますね。サンダーの動かし方とかヤスリの目の選び方とか、初めて知ることばかり。
ホームセンターで買ったパテを盛ったら、盛りすぎてしまい、ヤスリ(サンダー)をかけたら、でこぼこになったパテ以外のところを削り過ぎ、元あった塗装が必要以上にはげてしまい、似た色と思って買ってきたペイントの色が塗ってみたら全然違う色だったり、ニスが垂れて。塗りあとがかえって目立ってしまったりと、素人目にみてもわかるようなひどい仕上がりになってしまいました。
健康のこともそうですけど、あるレベル以上はプロにお任せしたほうがいいんじゃないかと感じた今回の補修工事でした。