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院長ブログ

  • 京都に行ってきました 

    コロナ感染者も減少してきて、気分転換に京都に行ってきました。

    まだ観光客少ないです

    嵐山とその近辺を歩いたのですが、予想していたより修学旅行の学生など多く見かけました。

    外国人はまだ入っていないので、静かで歩きやすかったです。

    イナカ者の私から見ると、京都って、人が住んでいるところは建物も人もぎゅっと密になっていて、自然の多い山に囲まれています。

     

    たとえば、静岡県西部の人が一枚のシーツの上に住んでいるところを想像してください。

    静岡のイナカはこんな感じ

    大きな一枚のシーツを東西南北の端から上に持ち上げていくと、一番下になったところに、人と建物が集まってしまい、シーツを再び広げて東西と北の山々に端っこをひっかけたような印象です。

    シーツを四隅から持ち上げていくと・・・

    人と家が真ん中の方に集まってくる

    四方を山に囲まれた京都の街になる

    京都は歴史の街ですが、吉田兼好(よしだけんこう)の徒然草にこんな話がありました。

    仁和寺のお坊さんが酔って、人を笑わそうと、頭がやっと入るくらいの釜をかぶって踊ったところ、大ウケだった、という話を思い出しました。

    釜を外そうとしたときに外れなくなって、いろいろしているうちに首に傷がついて血が出てきて腫れあがり、叩き割ろうとしたが、ガンガン響いて叩き割ることもできず、困ってしまって、釜を頭にかぶったまま医者のところに連れていかれた(53段)という話がありました。

    私はお産を扱う仕事で、時々難産を診ることもありますが、中には「肩甲難産(けんこうなんざん)」というものがあります。巨大児に合併することが多い。頭は出てきたが、肩が骨盤にひっかかってしまって、放っておくといつまでも赤ちゃんが産まれない状態です。医者が、膣の中に手を入れて、赤ちゃんの肩のひっかかっている方を外すか回転させて、赤ちゃんを出す特殊なテクニックというものがあります。

    赤ちゃんの肩がひっかかって生まれないというのは、お母さんにとっても赤ちゃんにとっても苦しい状態なのですが、釜が頭にはまって抜けなくなったお坊さんもこのような心境ではないかと、産科医の私は思いながら、京都の竹やぶの小路を歩いたのでした。

    吉田兼好(けんこう)と聞くと、肩甲(けんこう)難産を思い出します。

     

  • いざという時のためにとっておく

    北海道知床半島で沈没した観光船のニュースで、沈んでいた120mの深海から観光船を吊り上げたことですが

    飽和潜水の機能を持った人や沈没船を引き上げるサルベージ船と、普段全く使われないだろう機能や装備が、いざという時のために温存されていることに、私は驚きました。

    いざという時いつでも使えるように維持管理するコストがかかっているはず。

    医療も似たようなことがあって、普段まず使うことはないが、いざという時のために温存しているものがいろいろあります。

    心臓が止まった時のAEDや不整脈治療薬、昇圧剤、手術器具など。

    AEDは25万円くらいで購入しましたが5年経過すると保証が切れるので新しいものに買い替えなくてはなりません。

    1年に一回あるかないかという大量出血の時に役立つと言われる子宮内バルーンカテーテルも、3万5千円で買いましたが、使われないままそろそろ使用期限です。

    昇圧剤やステロイド剤も有効期限があるので、使っていなくても買い替えなければなりません。

    このように医療機関では使う頻度が少ない一方で購入しておくべきものが多く、結構お金がかかります。

    設備の更新はおこたってはいけないのですが、こないだうっかり、倉庫に、賞味期限を2年経過したミネラルウォーターのボトル48本を見つけました。

    ミネラルウォーターに限っていえば、実は期限が過ぎても飲めます。中の水分が長い時間をかけて少しずつ気化して出ていくので、体積が減ってペコペコになります。

    形はへんですが、飲めばただの水です

    48本もありましたが、賞味期限切れというと、誰ももらってくれないので、私一人でちびちびのんでいます。まったく普通に飲めています。

    食べ物に関してはちょっとくらい消費期限、賞味期限切れものもは気にしません。

    でもちょっと失敗だったのは・・・・

    去年の夏の話ですが、知人からいただいたカステラをしばらく(7日くらい)時間経ってから食べました。

    抹茶のカステラだと思って食べた後、外の箱をみたら、普通のカステでした。

    _

    カビがびっしり生えたカステラを、抹茶と勘違いしておいしく食べてしまいました

  • ホーケイの手術

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    医学生の頃にアジアの医学生と会い、各国の医療事情を知る機会がありました。

    日本の医学教育と大きく違うのは、実習が早くから入っていること。

    医学部の学生が包茎の手術をしているのを、インドネシアとタイで見る機会がありました。

    おちんちんを包んでいる皮を切る。

    日本では仮性包茎は保険の適応ありません。「異常ではないか」と人知れず悩む男の子もいるのですが、異常ではありません。

    しかしイスラム教の国では、男性に当たり前に行われている手術です。

    インドネシアの地方では保健所みたいなところで予防接種のような感覚でやっています。

    泣いている子供を連れてきて、押さえて、局所麻酔をして、すぱっと切って、縫う。

    私が見ている間に、さっさと処置が終わり、泣いている子供は連れていかれました。

    すごいと思いました。

    友人になったタイの医学生を訪れた時には、仮性包茎の手術をしていました。

    この時の手術は面白かった。

    大学病院で手術していたのですが、看護実習に来ている若い看護学生10人くらいが取り巻いて手術を見学していました。

    患者は15歳くらいの男の子。手術台の上で緊張していましたが、看護学生を意識して恥ずかしそう。

    友人の医学生は消毒をして、ドレープ(布)をペニスの周りに覆いました。

    そして局所麻酔を始めたのですが、手慣れていなくて、ペニスのあちこちを触っているうちに

    刺激になったのか、次第にムクムクと、モノが大きくなってきてしまいました。

    患者の男の子も恥ずかしくて顔面紅潮しているのですが、手術中なので動けません。

    数メートル離れて、周りで見ている看護学生たち、「キャー」と騒いで、手のひらを顔にあてて、見ないフリ。

    が、彼女たち、指の中指と薬指の間から、しっかりアレを凝視していたのを

    私は見のがしませんでした。

  • 虫をおいしく食べる

    円安と戦争で輸入品の値段が上がり、私たちの買うものにも影響してきました。

    カップ麺、ジュース、油、小麦、等等

     

    輸入している肉や魚も価格の上昇が続いています。

    世界人口は今後も増加を続け、食料が不足する時代が来るといわれています。

    そこでFAOという国連機関の報告では「昆虫を食べる(昆虫食)」が提案されています。

    昆虫を食べることが食料不足時代の救世主になるかもしれない。

    おなじタンパク質を摂取するのに必要な飼料は豚や牛など家畜に比べ、虫は4分の1で済みタンパク源として効率がよいとか。

    食料とするための温室効果ガスの発生が非常に少ないメリットがあるそうです。

    イナゴ、サナギ、ハチノコ等 日本でもかつて、昆虫を食べる習慣はありました。今でも一部にあります。

    どうみても虫だよ

    どうみても虫だよ

    私も今のうちに昆虫食に慣れて、来る食料難時代に備えよう、

    そう思って、私はイナゴの佃煮を買ってみました。

    届いた佃煮のフタをあけると・・・・

    遠目には、いかなごのくぎ煮や小エビの飴煮のような、こげ茶色で光沢のある「何か」がうじゃうじゃ、入っています。しかしこれは「いかなご」ではなく「いなご」です

    一つ一つを箸にとってよく見ると、胴体に羽と足のついた、バッタです。

    虫!

    この瞬間の反応は人によっては違って、ギャーっと叫ぶ人もいるかもしれません

    私も、いっしゅんためらいましたが、意を決して、口の中に放り込みました。

    噛むとバリバリ歯ごたえがよく、しょうゆと砂糖でじっくり煮込んであるのか、臭みは感じませんでした。

     

    ごはんのおかずには合います。酒・ビールのおつまみなんかにもいいでしょう

    生きていくために、何でも抵抗なく食べられる、柔軟性も必要かと思います。

  • 5月の記念日

    新社会人 学生さんは5月も克服した頃でしょうか。

    5月のこの辺りは、体に関係した記念日が続いています。

    5月18日は「ベビーブームの日」 

    子供を産みたい人が安心して産める世の中を期待してつけられたそうです。5と18で「子がいっぱい」と読む語呂合わせから。

    5月21日は「ニキビの日」

    5(いつ)も2(に)きびは皮(1)膚科への語呂合わせだそうです。

    ちょっと苦しい?

    5月16日は「抗疲労の日」

    この日に疲労回復リカバリーウェアを開発した会社が制定しました。5と16で「抗(5)疲労(16)」にかけてあります。

    さらに苦しい語呂合わせですね。

    もっとありました!

    5月17日は「ドナーの日」

    臓器移植について理解を深めてもらいたいと日本ドナー家族クラブが制定。

    ド(1)ナー(7)にかけてます。

    ドナー→ 17?

    ドナドナ ドナー ドナー 揺られてゆくよ~

    「ドナドナ」っていう歌、ロシア民謡から来たのかと思って調べてみたら、

    この歌の作曲はユダヤ系アメリカ人ショロム・セクンダという人で、ウクライナ生まれの人だそうです。

     

     

     

  • 仕事の後は・・・大自然に飛び込む ⇒ 抜け出せなくなる

    雨が二日続いた後の週末。

    多忙な外来の診察の仕事が終わったら、大自然に溶け込もう。

    軽トラックに乗って、自分の畑に行きました。

    トマトなどの夏野菜の世話でもしようかな。

    仕事のストレスを忘れて、4WDモードで、野生の中を突っ走れ!

    大自然のふところに入りこめ!

    軽トラックを自分の畑の空き地に入れました。

    ふだんなら、クルマは路肩にちょっと寄せて止めるのですが、ちょっと遊んでみたいと、わざと道路から垂直に突っ込んでいきました。

    すると、途中でクルマが動かなくなってしまいました。アクセルを踏んでも、タイヤがスリップするだけで前へ進まない。それどころか、クルマがどんどん沈んでいく!

    私の愛車は2シーター 4WD. 前輪がはまって底なし沼の恐怖

    4輪駆動を過信していた私がバカだったのですが、二日降り続いた雨で、土はどろ沼のようになってしまい、前輪のタイヤ跡がどんどん掘れて、地面に潜ってしまったのです。車体下面が地面についてしまうと、4つの車輪がいくら回っても、おなかをつかまれたカメのように動けなくなってしまうのでした。SUVと違って軽トラはタイヤが小さくて、最低地上高も低いです。

    1時間くらいかけて、はまったタイヤの周囲を掘り、何本かタイヤの下に角材をあてがって、なんとか脱出しました。全身どろだらけになりました。

    自然をばかにしてはいけないと思いました。

     

  • しょうゆとプリンで → ウニの味がする

    プリンにしょうゆをかけるとウニの味になる」という話聞いたことありますか。

    他にも食べ合わせについてはいろいろあって、

    「きゅうりに蜂蜜をかけるとメロンの味になる」、とか

    「かっぱえびせんにマヨネーズを塗るとエビフライの味がする」

    「牛乳+たくあん→コーンポタージュ」

    とかいう話、聞いたことありませんか?

    ある日「プリン専用醤油」というモノが売り出されたのを知って、早速注文してみました。

    これでウニが食べ放題だ1

    これでウニが食べ放題だ1

    一回使っただけで、食欲なくして、余ったらどうしよう、と思っていましたが、

    届いたのはミニボトルで、お試しで使える大きさで安心しました。

    最初に普通の醤油と比べてみましたが、魚介類のアミノ酸が多く、魚醬のような感じもします。

    さて、プリンといえば、「ぷっちんプリン」。コンビニで買って、

    こいつに、ちょろっと、たらして、おそるおそる、口に含んでみました。

    プリンのトロリとした食感に、しょうゆの潮の香が漂いました。

    うん、おいしい!

    と思いましたが、

    本当のウニの味って、どんな味だっけ

    自分はウニ食べる回数も多くないので、味が近いのかどうか、評価に苦しむ・・・

    でも卵かけごはんには良いようです。

     

     

  • ツバメの巣

    ツバメが玄関に巣つくってます!

    私は院長として、日々、様々な経営課題に直面していますが、この日曜日、私の耳に飛び込んできたのは、あんずクリニックの玄関にツバメが巣を造ろうとしている、という通報でした。

    本当は私は野鳥が好き。

    コロナ禍で風通しを良くするため、換気窓を開けていますが、意外だったことには、鳥の鳴き声がイライラしがちな自分の心を癒してくれることに気づきます。

    「チョットコーイ」と鳴くコジュケイ

    林の上で泣いているヒバリ

    「テッペンカケタカ」と鳴くのはホトトギス

    高い周波数で鳴くシジュウカラ

    ちゅんちゅん鳴いているのはスズメ・・・。

    自然と一体になった感覚があり気持ちが癒されます。

    ただし、いくら私が鳥が好きであっても、お客さん相手の商売なので、玄関でツバメが巣を造ってフンを落とすのは困ります。

    どうやったらツバメが巣造りをあきらめてくれるか・・・

    ググってみるといろいろあるもので、ガムテープを壁に貼ってツバメの運んできた泥がくっつかないようにする。キラキラしたアルミホイルをたらす。ツバメのきらいなヘビのおもちゃを置いておく、などありました。

    その中で一番現実的なのは鳥除け用のテグス(糸)でした。ちょうど私の手元にカラス除け用のテグスがあったのでそれを利用することにしました。

    玄関の天井は、アルミの脚立に乗って、ちょうど手が届くくらいの高さ。小柄な女性では手が届かないので、結局作業するのは私がするしかないのです。

    ツバメが巣をつくるのにちょうど邪魔になるあたりにテグスが通るように、天井の板に板ネジを付けて、そこから何本かテグスを引っ張りました。

    高所作業で、自分が脚立から落ちたら、明日から診療できないじゃん、と思いながら、脚立の上につま先立ちになって作業していました。

     

    今、私、クリニックで医者をしていますが、私にしかできない仕事といえば・・・

    1.女性の嫌がる虫を手で捕まえること

    2.女性の届かない天井でツバメの巣をつくらないようにする作業

    3.女性スタッフが「壊れました、新しいものを買ってください」という電気製品が、接続不良だったり、電池切れているだけで、ちょっと直せば使えることを身をもって示すこと

    です。

     

  • みどり

    5月4日は「みどりの日」

    みどりと言えば、私のクリニックの法人名が「みどりの会」と言います。私の思いつきでテキトーにつけた名前です。でもみどりが鮮やかな五月の新緑を見ていて、いい名前を付けた気がしてきました。「徳洲会」とか「啓徳会」など難しい漢字を使うより、すがすがしい感じがします。

    「あんずクリニック」という名前も、開業時私がテキトーに付けた名前ですが、私自身はこの名前気に入っています。ミカンでもバナナでもないのは、ちょっと希少性のあるフルーツで、なんとなく良いイメージがわく気がするからです。「案ずるより産むが易し」ということわざ由来なのだと、聞かれて説明することもありますが、本当にそうだったのか本人の私も忘れてしまいました。

    いいネーミングだと我ながら気に入っているものに、ペットのネコがあります。「ミーコ」といいます。「そのまんまやないか」と突っ込まれることもあります。

    みーこです。ふだんはツンツンしてます

    自分がつけた名前は気に入っていますが、親に付けられた自分の名前はあまり気に入らなかったです。私の名前「ただひさ」と読むのですが、小さい頃は「たらひさ」とか「たらちゃん」とか言われて、ちゃんと発音してもらったことがない。

    外国に行くと「tadahisa」はほとんど覚えてもらえないので省略して「TADY」と呼ばせるのですが、実はTardyと読むと「のろまな」という意味になるのです。

    出産した人に赤ちゃんの名前を聞くようにしているのですが、皆さん子供への思いが詰まっていて、面白いです。

     

  • ブックオフ

    メルカリで買ったジーンズ。

    ウェストと股下の長さは問題なかったのですが、このところ流行していた「なんとかフィット」というやつで、ひざ下がピチピチ。

    スリムに見えるのはいいのですが、ぴちっと締め付けている感じが強く、どうしても好きになれず、メルカリで売ることにしました。

    私が好きなジーンズのタイプは、レギュラーフィットです。20代の頃と体形は変わっていません。でも20代の頃には服で自分を恰好よく見せたい、という気持ちがありましたが、50代では「恰好よく見せたい」よりも「見苦しくない恰好でいたい」に代わります。

    持っているジーンズで一番古いのは20代から着用しているものがあります。20代の頃のジーンズって、今のと比べると股上が深くて、ちょっときつく感じられます。たまにしかはかないので、コンマリ流には「捨てるべきもの」なのですが、捨てられず残ってます。

     

    床の上に広げてスマホで撮影です

    さて、900円で買ったジーンズ、メルカリで同じ価格で売り出した(32インチのユニクロです)のですが、まったく売れません。どういうことでしょう!?

    使わないものは、どんどん処分してしまおうと思い、今日はブックオフに不要の本とCDを売りに行きました。

    1万6千円の医学書も入ってます

    自分の本棚から消えてくればよいので、買い取り価格は安くても文句は言わない・・・はずですが、今回も段ボール一杯になった本とCDの買い取り価格がたったの560円でした。

    本の買い取り査定をしてもらっている間、売られているCDを見ていたら、買いたくなってしまい、結局 500円の中古CDを2枚(計1000円)買ってしまいました。待たされている間に展示の中古品を買いたくなるなんて、ブックオフの戦略にまんまとはめられている自分です。

    本を売りに行ったのに、結局440円の出費になってしまいました。

    買ったのはYUKIとビージーズのCDです

    買ったうちの一枚はビージーズというイギリスのバンドですが、これがヒットしていた時代は私が中学生の頃で、ディスコの音楽ってめちゃめちゃカッコ良かった時代。

    軽トラックのCDプレーヤーに入れて、畑に行くときに大音響にして一人で歌うつもり。

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