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院長ブログ

雨のソロキャンプ

コロナが広まってから キャンプとかアウトドア活動が盛んです。

仕事を完全に忘れて、大自然に入り込もう、と先日休みをいただいて、ソロキャンプ+登山に行ってきました。

豪雨の予報でしたが、せっかく休みを取ったので、雨を楽しむくらいのつもりで出かけていきました。場所は気田川のほとりのキャンプ場。

食べること、寝ること、あとはなんもない。 

自分の張ったテントの中でソローという人の書いた「森の生活」という本を読んで、眠くなったらねよう・・・

などと贅沢な時間の過ごし方を想像していったのですが・・・

理想のキャンプ生活・・・には遠かった

「線状降水帯」が近づいていて、キャンプ場は土砂降り。近くの川も泥水があふれそうな勢いでゴーゴー流れています。

到着時豪雨で、テントも設営できないほどでした。管理人のおっちゃんも、同情してくれて、「ニュースではあと30分待てば小降りになりますよ」と、管理小屋から私のところまで土砂降りの中を伝えに来てくれました。こんな雨でもテント張る客はいましたが、たぶん全体の5分の1くらいしか利用されておらず、暗くなりだしてから来た個人の客は私一人でした。

土砂降りの中で、コンロで湯を沸かし、インスタントラーメンをすすりました。ビールのむと、さっさとテントの中で横になりました。

クルマの中で寝れば、濡れることはありませんが、クルマの中はフラットにならないし、湿気が多くなるし、なによりせっかくテントを設営するためにここに来たのですから、雨がふろうと何しようとテントの中で寝るのが本望です。

テントは私が10代の頃から使っていた(なんと40年近く前のものです)テントで、いまだに強度も十分です。しかし防水が全然ダメでした。

横になると、すぐに床面が濡れてびちゃびちゃになっており、仕方がないので、レインコートを着たまま、一晩過ごしました。一晩中雨は降り続き、夜中の二時頃には、大きなカミナリの音で目を覚まされ、寝れない時間も結構あったのですが、他にすることもないので、濡れたままテントの中で横たわっていました。

テントの中で本でも読もう、なんて格好いいことを考えていたのは記憶のかなたに消え去ってしまい、全身ずぶぬれの雨の中どうやって朝まで過ごせるか、うとうとしながら耐えてました。

翌朝、明るくなると、さっさとテントを片付け、濡れた記憶だけで帰ってしまうのも、もったいないのと、元気が残っていたので、近くの山に登ってきました。

小さな山で、誰にも会わずに、登頂して、誰にも会わず下山してきたのですが、唯一、遭遇したのは、なんとあの生き物でした

雨で靴下がずぶぬれになり、素足に靴を履いて歩くという、普段しないことをしてしまったのも原因ですが、

下山して、ふと足首を触れると、ナメクジのようなものが、10匹くらいびっしり、足に張り付いているではありませんか!

黒くて、ぬるっとしたその体をつまみ取ると、その場所から、血が出ている!

ヒルだあ!

聞いている人が誰もいない山の中で、一人で「ぎゃあーっ」と大声をあげながら、素足にくっついたヒルを一匹一匹ちぎり取っては放り投げてました。

ヒルの刺し口って血が止まらないんですね。3時間くらい止まりません。服に血が付くのですが、幸い凝固しない血液なので、洗えばすぐ取れます。

ヒルズ族の休日の過ごし方でした。

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