このページは、共通のメニューを読み飛ばすことができます。直接本文をご覧になるかたは「このページの情報へ」というリンクをクリックしてください。
サイト共通のメニューへ
このページの情報へ

院長ブログ

  • 6月21日はヨガの日

    6月21日は「国際ヨガの日」だそうです。

    インドの首相の強力なプッシュで決まったのだとか。インドでは「ヨガ省」を作って、インドの文化的財産として、世界に働きかけているそうです。

     

    レインボーマン、というヒーロー知ってますか?

    「インドの山奥で~修行して~」変身できるようになった戦士です。私の幼少の頃テレビでやっていました。

    (ちなみに悪い組織は「しねしね団」と呼びます)

     

    近年では欧米のセレブが健康法として、取り入れています。

    ヨガのいいところは、意識的に自律神経をコントロールできること。

    ゆっくりとした呼吸に意識を向け、自律神経の働きを調整し、本来の健康な体を取り戻す。

    ストレスにさらされて、体の調子がおかしくなっている人、処方される西洋の薬が効かない人、

    自律神経を改善させることで、体がよみがえります。心が落ち着きます。

    _

    私が若い頃、ヨガを習得すれば悟りの境地が開けるのではないか、瞑想により空中浮遊ができるのはないか

    と信じて、インドの山奥、北部のリシケシという所にヨガの講習を受けに行ったことがあります。

    仏教の坊さんがお寺で修行するような、質素な食事をしていたところ、私だけ当たって下痢をしてしまい、途中で帰りました。赤痢との診断でした。

    インドの山奥で修行をしてレインボーマンになるつもりが、赤い下痢で苦しむ患者になってしまいました。

    逆立ちのポーズ、肩こりには効きます お試しあれ

    さて、、近所でヨガ教室が開かれているのを知って、私は参加してみたことがあります。。

    仕事で、背中を丸めてする作業が多く、姿勢が悪く呼吸が浅くなるのをなんとかしたい。

    一人でヨガをやっていると、ポーズをとっている間の静止の時間が維持できないのですが、

    インストラクターがついて、集団でやっていると「股開き」とか、限界以上に体が動きます。

    ヨガは基本的に他人と比べるものではありません(とインストラクターは言ってました)が、ヨガはみんなでやったほうがいいです。

    ひとりヨガり」では効果がでません。

    ヨガはみんなでやったほうがいい、と言っておきながら、私が参加していた教室は、一期の参加で終わりにしました。

    20人くらいの参加者の中で、男性は私一人で、私以外 みんな女性でした。

    みんなきれいに開脚するのに、自分だけ開脚できず、非常に恥ずかしい思いをしました。

  • 心肺蘇生

    本日、うちのクリニックで新生児の蘇生法講習会を開きました。

    新生児の蘇生が大人と違うのは、肺が「しぼんだ風船」の状態で生まれてくることです。

    しぼんだ風船に空気を入れるためには、肺の中に圧力をかけて空気を送り込むことが必要。

    こんな人形を使います

    新生児特有の蘇生プロトコールがあります。

    大人の場合は、肺に「空気が入っている状態」なので、心臓の動きを再開させる方向が重視されます。

    私が研修医になりたての頃には、夜間の救急で、成人の心肺蘇生を行ったことが、時々ありました。

    駆け出しの未熟な頃は、「体力だけはある」研修医は、力のいる心臓マッサージを延々やらされました。汗かいて患者の胸を押し続けているだけでも、なにか医療に貢献している気がして、イヤではなかったです(上級医師は面倒くさがってやらない)。

    さて、そのような研修医の生活の中で思い出深い症例があります。

    寿司を食べていて、のどに詰まらせ、救急車で運ばれてきた80代の男性がいました。
    気道に詰まっているものをとり、蘇生処置をすると、

    なんと弱々しいながらも自発呼吸が出てきたではありませんか!
    とりあえず、処置室から救急病棟へ移されました。

    めったにあることではないのですが、時期を同じくして、今度はパンを食べていて
    のどに詰まらせたという80代の男性が救急車で運ばれてきました。
    なんとこの人も蘇生処置が成功して救急病棟へ移されることとなりました。

    食べ物をのどに詰まらせてやってきた80代のおじいちゃん、ということで看護婦さん
    は区別がつけにくくてとても困りました。

    そこでこのおじいちゃん達に、スシを食べてのどを詰まらせた「スシさん」、パンを食べて詰まらせた「パンさん」とニックネームで呼ぶことにしたそうです。

    ナースの申し送りのときには
    「スシさんは血圧150の90で、プルス(心拍)は56、パンさんは瞳孔左右不動あり・・・」
    などと言っていたらしい。

    スシさんは幸運なことにその後順調に回復し、以前のように会話もできるようになり歩いて退院できることになりました。スシさんは人のいいおじいちゃんで、看護婦さんには結構ウケがよかったらしい。

    退院の日には看護婦さん数人がおじいちゃんを玄関に見送りに行きました。

    帰り際にこのおじいちゃんはこう言ったそうです。

     

    「またスシ食いますわ。」

  • 竜爪山に登ってきました

    コロナウイルス感染症の流行で、あまり出歩けませんが、遠出できない代わりに、山歩きをするようになりました。

    県内の、低い山に登りに、休日を使うようになりました。

    あまり他の人と密接になることもなく、汗もかくし、気持ちも体も洗われるようです。

    本日は静岡市にある竜爪山(りゅうそうざん 文殊岳と薬師岳からなる)というところに行ってきました。静岡市内からはよく見えて、いつか登ってみたいと思わせるような見事な山容ですが、登ってみると周りは木立であまり景色も見えず、歴史があると言われる登山道も、私にはそれほどピンときませんでした。1000メートルくらいの標高で、運動不足の私にはかなりこたえました。

    この山は、私が高校生の時に二度くらいは登っているはずですが、ほとんど記憶に残っていません。

    汗びっしょりです。
    昔来たはずなのに・・・

    私、高校では山岳部に所属していて、高校の時のインターハイの大会がこの竜爪山で行われたのです。

    高校の登山活動がインターハイ(高校総体)としての種目になってたこと、みなさん知ってますか?登山のインターハイとは、体力だけでなく、チームワーク、歩き方、テントの張り方以外に食事はちゃんと作れるか、地図の読み方・天気図の描き方などまで採点されます。

    決められた山道のルートの途中に審査員が隠れていて、疲れて遅れて歩いているメンバーがいないかチェックしたりします。

    テントを設営している場所では、リュックの中の荷物がすぐに取り出せるかどうかチェックされます。自分たちの学年も、インターハイに挑戦したことがありました。

    私たちは重い荷物を時間通りに運ぶだけの体力はあったのですが、知識面が弱い(頭脳が足らない)とされ、おしいところで全国大会逃しました。

    さて、今回この山を下山中に、 道に迷ってしまいました。

    低い山だとバカにして、自分の位置をちゃんと把握できてなかったのが原因ですが・・・

    やはり頭脳が足らないようです。

     

     

     

  • バイクはクルマより速い

    渋滞の地方都市、目的地に着くために一番速い移動手段は何でしょう?

    フェラーリやポルシェなどのスポーツカー?

    レクサスやBMWなど高級車、でしょうか。

    いえいえ

    どんなに高級で、スピードの出るクルマでも渋滞にはまったら最後、一般車と同じです。

    バイクが一番速い。

    私のクリニックから浜松の中心地まで、夕刻だとクルマ45分、バイク30分。

    先日、浜松の中心地まで、夜7時の会合に出席するために、バイクをすっとばして行きました。

    私の診察終わるのが6時半ごろなので、クルマに乗っていたら、間に合いません。

    無理な追い越し、赤信号で停止しているクルマのすり抜け、路肩走り、と

    模範的とはいえない走りで、会場に滑り込みました。

    渋滞はつらいよ

    渋滞はつらいよ

     

     

     

    「バイクは気持ちいいでしょう」

    と、クルマに乗る知人はうらやましそうに言いますが、現実は違います。

    この暑い季節、バイクでは排気ガスにまみれた夏の熱風を浴びます。汗とホコリで真っ黒になります。

    交差点で停車すると、前の車の後部座席から後ろを見ている子供たちと目が合うことがあります。

    バイクに乗る人が珍しいのか、手を振ってくることもあります。

    ピースのサインを送ると、結構ウケます。

    ある時は、バスの後部座席に座っていた、女の子にピースのサインを送ったら、

     

    じゃんけんの身振りをした後で、「グー」の手を出してきました。 ガラス越しですが、お互い大笑い。

     

  • 救急部(ER)に来る患者

     

    毎年5月と6月は、なるべく救急病院にかからないほうが良い。

    救急対応をする慣れない研修医がたくさんいるから。

    研修を始めたばかりで、診断にしろ、投薬にしろ、まだ慣れないので、ミスをする確率が高いのです。もちろん監督をする上級医師はいて、トラブルにならないようになってはいますが、深夜などは、研修医だけが対応することもあります。

     

     

    ***********

    私が研修医だったころの話です。

    救急患者の診察のときのこと、息が苦しいという中年男性が来た。

    「はいっ、じゃあ胸の音を聞きますので背中を向けてください」

    と私は丸椅子に座った中年男性の患者に告げ、聴診のため背中を向けさせた。

    その瞬間、私はウッと息をのんだ。

    背中ぜんたいに、ぱーっと、桜吹雪の刺青が描かれている・・・

     

    「ちょっとくるしいわ、なんとかせえや」

    「呼吸が苦しい? じゃ、じゃあ血液中の酸素を測りますから・・・」

    パルスオキシメーターという指にはめる器具を取り出した。

    「さあ、ちょっと指を貸してもらえますか。」

    その瞬間、私はウッと息をのんだ。

    指をつめていて、第一関節から先がない!

    どうやってつけたらいいんだ!

     

    **************

    救急部にやってくる者で、酒飲みもまた困ります。

    ある深夜、街の飲み屋で酒によってケンカになりケガをした中年男がやってきた。

    自分は慶応大学の法学部出身だ、としきりにクダをまいていた。 (慶応出身の人には悪いが本当の話である)

    「てめえ、どこの大学出身だあ?」

    最初に応対した女性の研修医は地方国立大の出身であった。

    悪い事に彼女も短気でケンカっ早かった。

    「**大学よ、文句あるの?」

    「なんだあ、**大学かあ、慶応のやつはいないのかあ」

    「なんだとはなによ」

    「**大学のくせに俺を診ようってのかあ、なんだとおこのアマ!」

    売り言葉に買い言葉で、ケンカ状態になってきた。

    横で別の患者を診察していた私は、仲裁に入った。

    「おにいさん、ちょっと病院だから・・・」

    私は(おとなしくしてくれよ)と言うつもりで、 背後から酔っ払いに近づいて、彼の両腕の自由が効かないようにガシッと ハガイじめにした・・・が

    彼はするりと私の腕を抜けると、診察室の入り口に向かって走り出し

    「キエーッ」と叫びながら、診察室のガラス戸にケリを入れた。

    バリバリバリ!

    ものすごい音を立てて、ガラス戸にヒビが入った。

    騒ぎに気がついた事務の人がすぐに警察に電話してくれて 数分のうちにその酔っ払いは警官に御用となった。

    救急部(ER)の仕事は危険度が高い。

    私が研修医時代、 救急部から産婦人科に配属が変わって、ホっとしたことがあります。

    産婦人科には、人を脅すヤーさんや、ぐでんぐでんの酔っ払いがいないのです。

    ヤクザと酒飲みがいないだけ、産婦人科は幸せです。

     

     

  • 人の顔に見える?

    最近、北朝鮮のキムジョンウン総書記が久しぶりにメディアに出てきたとニュースがありました。

    個人的には、北朝鮮の体制がこれからどうなるのか、興味あるのですが

    でも、自分らの暮らしとは、何の関係もないじゃん・・・

    と思いつつ、仕事に出てきて、

    いつもの産婦人科のエコーをしていました。

    あっと、驚いたのは、そのときです。

    ふっくらした頬と、細い目、横から浴びる光加減・・・

     kao

    超音波検査で水の中に浮かぶ胎児の表情を眺めていると、あの偉大なる

    北朝鮮の指導者の顔に見えてきたではないですか!!

    「この顔って、あのキム・ジョンウンに、似てるよねえ」

    なんて言って、笑いをとったのですが、

    見え方によっては宇宙人や心霊写真に見えることもあります。

    「ほら、今、目が見えたでしょ、ここんとこ目だから・・・

    心霊写真みたいにわかる人はわかるんだけど」

    冗談の通じそうな人には、言います。

    エコー画像はロールシャッハ・テストみたいに、

    結構いろいろに見えてきます。

  • 猫と犬

    最近自宅で犬を飼い始めました。

    もともと猫(5歳 メス)を飼っていたのですが、柴犬の子犬(2カ月オス)が家にやってきた。

    最初は猫も「フーッ」と歯をむいて威嚇(いかく)して警戒していましたが、だんだん慣れてきて、近くにいても全然干渉しなくなりました。

    猫と犬のやりとり、面白いです。来てから数週間すると、猫は完全に犬を「子供扱い」して、犬がキャンキャン叫んでいても知らん顔したり、あまり近くに寄ってくると猫パンチを浴びせます。

    ウザイと感じるときには、犬がやってこれない「高いところ」にヒョイッと逃げる戦法です。

    柔軟性や機敏なところは、今のところ完全に猫が上手(うわて)です。

    猫(5歳メス)と子犬(2カ月オス)

    先日この子犬が近所の飼い犬に吠えられたときに、猫が猫パンチでその犬を撃退した、というエピソードもあり、猫はこの子犬を身内だと思いはじめたようです。

    自分のキャットフードを犬に食べられても、怒りません。大人ですね。

    私、子供の頃から動物は好きな方でしたが、飼い方は上手ではありませんでした。

     

    小学校の頃は手乗り文鳥を飼っていて、逃げられたり死なれたりして、8羽も飼っていました。モルモットを買ってきたのが逃げてしまい家じゅう大騒ぎになったことがあります。

    高校生の頃は犬が大好きでした。犬が死んだ時に自分の夢に出てきたくらい、相思相愛の関係でした。

    大学生の頃、猫を段ボール箱に入れてクルマで連れて帰ってきたが実家の玄関で飛び出してしまい、その瞬間で行方不明になってしまったこともありました。「かわいいあの子を連れてくるから」と、両親には彼女を連れてくるような口ぶりで伝えたのでしたが。

    大学時代まで、人間のメスにはもてなかったなあ。

     

     

     

  • ニキビ

    5月には一時「もう梅雨入りか」とニュースがありましたが、晴天が出ていい季節ですね。

    「ニキビの日」という記念日があること知っていますか。

    5月21日が「ニキビの日」とされていますが「(5)いつも(2)にきびは(1)皮膚科へ」のごろあわせからだそうです。

    にきびは困りもの

    にきびは困りもの

    私は産婦人科が専門ですが、産婦人科には肌トラブルの女性も多くやってきます。

    一つには陰部の皮膚の病気なので皮膚科には相談しにくいこと。痒み、イボなどできものなど、皮膚科の病気とされるものは、当然、陰部にもできることがあるので、病変が陰部に限っては産婦人科に相談が来る。

    もう一つは、肌トラブルがある女性は月経の異常などを持っていることも多い。また低用量ピル(LEP)を使うことで、ニキビなどの肌トラブルが改善されることもあって、相談に来る人も多いのです。

    ニキビの治療には、ガイドラインが出ていて、ディフェリンという薬と抗菌剤の組み合わせが、効果があるとされています。産婦人科でよく使用されるピル(LEP)は皮膚科のガイドラインには載ってないのですが、皮膚科の先生がピル(LEP)を使い慣れていないことを考慮すると、他の薬剤で効果がなかった場合の選択肢の一つといえます。

    「ニキビ」は若い時の呼び方で、20歳(ハタチ)超えたら「吹き出物」と呼ぶ、と言われますが、医者の間では「ざそう(痤瘡)」と呼ばれます。

    「ニキビ」は中学生くらいの10代によく出ますが、かつて、私もにきびに悩まされた時期がありました。

    当時同級生には「自分が好きな人がいると顔面に出る「思い」ニキビ、自分を好きな人が出現する「思われ」ニキビ、つきあっていた相手を振った時にできる「振り」ニキビ、つきあっていた相手にフラれた時にできる「振られ」ニキビがあって顔の中のにきびのできた場所で、恋愛のことがわかるんだよ、という話をされましたが、私は本気にしていました。

    顔の部分を四つにわけて「思い」「思われ」「振り」「振られ」に顔面が四つに分けられるのだとか。

    私には「振られ」ニキビばっかりでした。

     

     

     

     

  • 空腹の ブルドーザー

    空腹のキャタピラーHungry Caterpillar 」の作者が先日91歳で亡くなったと英語ニュースで耳にしました。

    世界中で大ヒットした文学作品の作者で、日本でもひろく読まれているそうです。

    Hungry Caterpillar と言っていましたが、直訳すれば 「空腹の」「(ブルドーザーや戦車などの車輪である)キャタピラー」です。

    それってなんだっけ?

    アニメや文学のタイトル。翻訳すると笑える訳語になることが多いのですが、

    たとえば日本の作品が世界でヒットしたもので英訳すると

    進撃の巨人」は「Attack on Titan」です。英語を直訳すると「巨人に対する攻撃」になります。

    昨年ヒットした「鬼滅の刃」は今 外国の映画館でもヒットしているそうです。

    タイトルの英語訳は「Demons slayer」でこれを日本語に訳しなおすと「悪魔殺し」となります。

     

    さて、冒頭の名作「空腹のキャタピラーとは何なのか、

    ブルドーザーが人間を喰って襲うおそろしいストーリーのアニメなのか?

    と思ってよく調べてみたら、

     

     

    たしかに、あの名作でした。

    たしかこんな表紙でした

    その日本語タイトルは

    はらぺこあおむし

    です

  • 復活の日

    風邪と思われたウイルスが実は殺人兵器として開発されたウイルスで、誤って世界に広がってしまい、人類を死滅させてしまう。

    ウイルスに感染しなかったのは南極にいた人だけになってしまう・・・

    という今の時代を予言するような小説を子供の頃読みました。

    小松左京という作家の「復活の日」です。

    軍の研究所で開発された猛毒のウイルスがスパイによって運び出されたが、途中でスパイの乗った飛行機が遭難し、ウイルスが飛散して世界に広がった。当初は家畜の病気か新型のインフルエンザと思われていたが、心臓発作を起こして死ぬ人が続出。各国が対抗策を取るもウイルスは蔓延し、人類をはじめとする脊椎動物は全滅してしまう。

    雪と氷に閉ざされた南極は唯一ウイルスの感染が起こらず、各国の観測隊員だけが生き残った。

    誰もいなくなったアメリカでは、核兵器の自動報復装置があり、大地震が起こると核ボタンが作動し、全世界に核ミサイルが発射される。

    なんとかそれだけは阻止せねば・・・

    という壮大なスケールのSF作品です。

    ウイルスの広がりに対して、ムダな努力を続けるお医者さん。「患者の診察で3日間寝ていなくて、注射をする医者の顔の鼻くそが鼻から出たり入ったりしていた」という妙にリアリティのある描写を覚えています。

    私も夜中に仕事があって、引き続き朝も診察の仕事しているときに、眠くて眠くて、鼻クソ落としそうになることがあります。

    南極大陸に残されているのは各国の観測隊員がほとんどで、1万人のうち女性はなんと十数人。種の保存のために妊娠・出産を義務にしたりとか・・・

     

    読書感想文のために読んだ本でしたが、私、もともと感想文は苦手でした。

    ただ内容があまりに長いので、あらすじだけ書いていたら原稿用紙10枚になってしまい、感想文なのに自分の意見とか、あまり書かず提出したのですが、書いた枚数が多い、というだけで国語の先生に感心されました。

    自分の感想なんかろくに書いてないのに先生にほめられて、そのことが記憶に残っている一冊です。

  • 診療予約
  • 採用情報
  • ブログ
アクセスマップ

〒438-0002
静岡県磐田市大久保896-39

診療時間

9:00~12:00 14:30~17:30

水・土は午前のみ/日・祝は休診

アクセスマップ
ページの先頭へ
トップに
戻る