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院長ブログ

ユーレー山

本日、久しぶりに遠出できる休みが入ったので、愛知県の山にのぼってきました。

第二東名高速道路ができて愛知県の東にアクセスがよくなったのですが、本日の目的地は新城市にある宇連山というところです。

宇連山は「うれやま」と読むそうです。英語にしたら「Ure-yama」。ニューキャッスル(新城)の「ユーレー山」です!

幽霊が住んでいそうです!

静岡県民は知らなかったのですが、ふもとに「愛知県民の森」という場所があり、そこから登っていきます。

昭和の時代に整備された施設と周辺のキャンプ場は、コロナの関係もあるのか全く人気がなく、そこはかとなく古さが漂っていて、それこそユーレイが出てきそうでした。

しかし、歩き出すと 空は晴天、風もなく、日差しも明るく、ユーレイのことはすぐに忘れて、気分上々で歩きました。

一歩一歩登っていくにつれて、気持ちが高ぶってきます。

ユーレイも煩悩もふもとに置いてきました

宇連山は割れやすい花崗岩でできた山で、登山道の浮いた石に足を乗せてコケたり滑ったり、大の大人が恥ずかしい恰好で転ぶのですが、誰も見ていないので安心です。

標高900mくらいの山ですが、急な斜面の岩場があるためか子連れの家族で来る人は少なく、山歩きに慣れた格好の少人数のグループや個人のクライマーとすれ違うだけでした。

比較的高齢の人が多いです。

去年この近くの山に登った時、山頂で、ある高齢者のグループが談笑中に、一人のおじいさんが

「(今までの人生で、仕事も趣味も)やることはやったし、あとは死ぬだけだあ」

と言っていたのが、妙に心に残っています。

 

 

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