院長ブログ
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昭和のゲーム
2024年1月3日|院長ブログ
2024年年明けから 地震や飛行機事故、暗いニュースが続きましたがいかがおすごしでしょうか。
私は例年になく実家で親戚と過ごす時間が長く楽しい正月でした。
子供たちがいて、実家にしまってあった、古いゲームを取り出してきてました。
「任天堂のファミコン」。故障しかかっているのか、テレビにつなぐと、最初、わけのわからない画像パターンが数分続きます。機械が温まると調子が良くなってくるのか、スイッチ入れて5分くらいすると、マリオのキャラクターがわかる程度の画像になります。ボケボケのマリオですが、子供らはよろこんでマリオカートで競ってました。

「ハムレット」も出てきました。これも1970年代には大ヒットしたゲームで、4目ならべですが、始めてみると結構はまりました。私は子供に逆転負けしてしまいました。

昭和50年頃のゲームです
今と違って、昭和の時代には、正月に集まってわいわい遊べるボードゲームとか沢山ありましたね。
モノポリーもしまってあって、やると私はいつも破産して負けます。
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スクイッシュマロ
2023年12月31日|院長ブログ
一昨年からイギリスやアメリカで大流行しているぬいぐるみがあるというので、取り寄せてみました。
スクイッシュマロ(squishmallows)といって、マシュマロみたいにふわふわしたぬいぐるみで、昔流行った「キャベツ畑人形」みたいな感じです。
トイザらスの「クリアランス・セール」で安いかわりに、在庫処分で、何が送られてくるかわからない、というものをオーダーしたところ、届いたのは

40㎝くらいの赤いぬいぐるみで、頭の上にラーメンと唐辛子と箸が乗っています。何のキャラか調べてみると「spicy ramen」だそうです
「ラーメン」て、知らない間に世界の共通語になっていたんですね。
年越しそばには、ラーメン食べようかなあ・・・
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腕が上に上がるのは若い証拠
2023年12月27日|院長ブログ
胎児のエコーを見ていると、おなかの中の赤ちゃんは方から上(頭側)に腕がいっていることが多いのに気づきます。

15週頃の胎児です。
肩関節やわらかそうですね。オトナとちがって、肩の関節がやわらかいんだろうな、と思います。

14週になると基本的な体の構造はおとなといっしょです。バンザイしてますね。

写真に映って照れているわけではありません。17週

16週です。顔を隠しているようです
生まれたばかりの赤ちゃんをみると、膝を曲げて足はM字、両腕は頭の横にあるのが普通です。
大人になると、肩から上に腕をあげる姿勢をしなくなってきます。
中年になると、背中が前にまがって、腕がまっすぐ挙げられなくなる人が多い。
人の年齢を判断する時、背中が曲がっていると、年寄りに見られます。仕事柄、人の歩く姿勢も意識してみますが、背中が曲がっていると、健康状態が悪いことも多い。
腰痛、頭痛 肩こりなどの症状になやんでいる人が多く、背中が曲がっていて、腕が上に上がらないのは不健康と関連します。
自分も医者として普段、前かがみになって、患者の話を聞いていることが多く、肩関節コチコチに固まっています。
赤ちゃんのように肩の関節をやわらかくして、腕上がるようにすれば、少しは若く見えるかもしれない、
腕が上がる → 若返る
そう考えた私は、自宅に懸垂用のバーを買ってきて、ぶら下がることにしました。

ミッション・インポシブルです
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いい本だけど 10年保管しない本
2023年12月24日|院長ブログ
年末になり、本棚の整理をしてみました。
本の読み方も変わり、話題になっていれば、Amazon でぽポチって「とりあえず買って読んでみる」ようになりました。
若いころは、本屋さんで立ち読みして、買うか買わないかじっくり考えてから、買う、というスタイルでしたが、アマゾンで書評をちらっとチェックして、中身と目次をちらっと見て買うようになりました。オトナ買いができる年齢になったのです。
便利な世の中になりましたが、でも、CDや本て、昔と比べて「ありがたみ」が減った感じがしませんか?
話題になって、手に取ってみて、たしかに良い本だ、と感じる本は沢山ありました。でも取っておくと本棚が一杯になってしまうので、この時期まとめて売ることにして、ブックオフに持っていくことにしました。専門書は別に、このブログを読む一般の方にも参考になりそうな本を取り上げてみました。

ピンチと感じたときも心の持ちようで楽になります。悩み多き若い世代にはお勧め。作者はベストセラー「嫌われる勇気」の著者。私あまり悩まなくなったので手放すことにしました。

家庭内の問題や自分の病気(ガン)など内面にいろいろあったにも関わらず淡々と生きている姿に感動しました。私はこの人を永遠に覚えていたい。でも10年後には世間から忘れられているだろう。

女性に限らず男性にも参考になる良い本ですが「こうあるべき」という本は人の記憶に残らないかも。

私たちの意識しなかった事実を数字で示してくれますが、FACTFULLNESSの二番煎じの印象。事実は書かれてあるが感動しない。
今回も、漫画(ゆるきゃん、Slum Dunk)や音楽CDを含めて、50㎝四方の箱一杯になるくらいの量をブックオフに持っていったのですが、1400円くらいにしかなりませんでした。
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喜びと悲しみ
2023年12月21日|院長ブログ
喜びと悲しみは時として一度にやってくることがあります。
昔私が県外の病院に勤めていた頃の話ですが、12月のある日、
30代後半の女性が。私の診察室にやってきました。
「生理がない、妊娠したかもしれない」とのことでした。
超音波、尿の検査でたしかに妊娠していました。

「先生、本当に妊娠、ですか?」と信じられない顔をしている彼女。「ええ、確実に妊娠してますよ」と私。
そして、おめでとうございます、と言いかけて問診票を見た時、出かかった言葉を引っ込めました。
彼女にはすでに4人の子供がおり、現在離婚している。
この人が出産を希望していないのは明らか。
(この人は中絶を希望しているんだな)、と思いました。
「先生、間違いなく妊娠ですよね」と念を押す彼女
「ええ、妊娠していることは確実ですよ」
何がそんなに不思議なんだ、と思っていると
「先生、ちょっと待ってください」
と言って彼女は突然、診察室の外へ出て行き
50代くらいの、人生にくたびれた感のある中年男性を引っ張ってきた。
聞けば、この男は現在つきあっているボーイフレンドだという。
(オジサン、オバサンになってもボーイフレンド、ガールフレンドと言うんだなあ)
「先生、本当に妊娠してるんすかあ?」
その中年男はびっくりした様子で私に聞いた。
どうやらこの男が彼女を妊娠させたらしい。
彼女としては、この男に、妊娠した事実を見せて、責任をとってもらおうと思っているらしい。
しかし、この男のオドロキは普通ではなかった。
「せっ先生、それってホントですかあ?」
「どの医者が見ても、同じ事を言うでしょうね、彼女は妊娠されてますよ。」と私
そんなこと信じられない、という感じでした。
「そんなことあるはずない!」
私は淡々と説明しました。
「彼女の生理の日から計算すると、排卵のあった日はカレンダーのこのあたりです。この日前後3日以内にセックスしませんでした?」
生理の周期が規則正しく訪れる人なら、大体の排卵日は予測できる。
「たしかに先生、おっしゃるとおり、その日でしたけど。」
中年男はそれでも信じられない、という風だった。
「でしょう?あなたとの性行為で妊娠した可能性が高いですね。」
「でもねえ、先生」
男は私に打ち明けた。
「わしは若い頃”おたふく風邪”にかかりまして。それ以来、子供ができないって言われてたんです」。
物心ついて30数年、私あっちこっちでいろんな女とセックスしてきましたけど
今まで一度も妊娠したことなかったですよ。避妊しなくても。」
ムンプスMumps(おたふく風邪)にかかると無精子症になると言われている。
正確には精液検査をしないとわからないが、とにかく今回の妊娠は彼が原因であることは明らかでした。
彼と彼女の間で今にもケンカがはじまりそうな、
緊張感のある狭い診察室。
妊娠させられた女性と、私の背後の看護師はあきれた表情で男を見ていました。
でも私は、中年男の表情に少しだけ喜んでいるような表情が見えました。
(自分にも子供を作る能力があったんだ!)
という男としての喜び。
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医療の現場は人間模様のドラマを見ているようです。
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冬場の体重管理は悩ましい
2023年12月17日|院長ブログ
年末が来ると、毎年ユウウツになる。
健診に来る妊婦さんに、イヤなことを言わなければならない。
「あなた、体重増えすぎです!」
年末から年明けにかけては食事の量が増えます。
忘年会などの宴会、クリスマスパーティのケーキ、年越しソバ、正月料理、お餅、おせち料理、カロリー多い食事を上げればきりがない。
体重を増やしてしまう妊婦さんは多いのです。
「あなた体重増えすぎ」と同じ言い方をしていても人によって受け止め方は様々。
敏感な人には、「ちょっと増えたかな」とやんわり伝えるだけでも心配されてしまう一方で、「あなた、このままいくと危険ですよ」とこちらが脅し気味に言っても「コイツ不愉快なことを言っているな」くらいにしか思わない人もいるのです。
適切に受け止めてもらうのが難しい。
本当は冬は体重を落としやすい季節って知っていましたか?
体が産生する熱が増えてカロリー消費が増えるのです。ただし、暖房をいれず衣服も薄着にしている場合に限ります。
さてクリニックでは必要な人には体重管理のための食事日誌を去年からつけてもらうことにしています。

ある日の私の食事
継続的につけることができていれば、体重減少が成功する確率は高いです。しかも制限をする苦労が少ない。
レコーディング・ダイエットと呼ばれる体重コントロールの一つですが、自分で記録して何を食べたか意識することで、食べる量が自然と少なくなるものです。
是非やってみてください。
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体重指導をしている妊婦さんで、こんな人もいました。
「私ダイエットにチャレンジしてます」
という、体型ぽっちゃりの妊婦がいました。
「今までチョコとナッツのかかったドーナツ、大好きだったんですけど、やめました」
「ほお、それはいいですね」
「チョコとナッツはやめてプレーンのドーナツにしたんです」
「・・・・・・・・(たいして変わんないじゃん)」
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今しかできない
2023年12月12日|院長ブログ
最近グレイの色(アッシュと呼ぶらしい)に髪を染めた妊婦さんがいて、「雰囲気変わりましたね」と言ったら「この色今しかできないですから」と言われました。
緑がかったグレイの髪の色はどうも流行らしく、うちで妊婦健診を受けている妊婦さんの中に3名いました。
そのうち二人が「今しかこの色染められないから」と同じことを言っていました。
私(50代)の年代になると、白髪が増えて髪の色が白っぽくなるなんて、考えられない。髪は黒いままであってほしい、と切望します。
同窓会で、大学や高校の頃の友人と会うと、白髪の人が多数派。私も白髪がありますが、少ない方です。
「今しかできない」と言われて思い出した、女の子のファッションですが、90年代に「顔(ガン)グロ」が流行ったのを、30代半ば以降の人は覚えているでしょうか。
日サロ(日焼けサロン)に行って、真っ黒に日焼けした顔で街を歩いていた女の子たち、当時街に出ている女子高生がこぞって同じような恰好して歩いていました。

医学部に入ってから日焼けほど肌にダメージを与えるものはない、「百害あって一利なし」と教えられて、大人になってからは日焼けなんてなるべくしないように努力しているので、日焼けした肌を自慢して見せるなんて、そんなに恐ろしいことはできません。
自分が「若いころにしかできない」と思ってやったことと言えば、中学生の時の殴り合いのケンカ、20代初めに髪を切ってツルツルの坊主頭になったことです。
坊主頭にして、気が付いたのですが、私体格が大きいので、スーツを着て町を歩いていると「そのスジ」の者と思われたのか、人の多いところで道を開けられることが増えました。
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冬の芸術作品
2023年12月10日|院長ブログ
最近、お腹がすくと、スナック代わりに、サツマイモをかじってます。
自分の畑で取れた、紅はるかというサツマイモがまだ残っていて、自宅にゴミのようにころがっているのですが、
それをを2~3個拾ってきて、ラップで包んでレンジで4分半 チンします。
これだけで、ホクホクした甘いおやつになります。
ゆでるだけでも良い。
ボリュームもあり、ほんのり甘みがあって、繊維質も豊富。カロリーも以外と高くない。
ビタミンCも多く皮にはポリフェノールの一種アントシアニンを含み抗酸化作用もあります。
コンビニで売ってる、人工甘味料の「ダイエットなんとか」より、よっぽど健康的です。

さて写真は
近所で取れたサツマイモをゆでたのですが、ゆで上がりの姿にビックリ。
お風呂から出てきた浴衣美人を思わせるこの形状。
なんて色っぽい!
クネっと腰をひねるポーズが悩ましいですね。
このイモ、男女を問われれば、女でしょう!
そういえば以前、うちで取れたダイコン、こんなのがありました
↓

これまた芸術作品です
男か女かといえば・・・
男でしょう。
しかも 若いヤツ。
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手袋の話
2023年12月6日|院長ブログ
ジョギングや通勤や犬の散歩で外を歩くと寒いので手袋が必要になりました。
寒さがきつくない11月は「軍手」をつけます。洗濯もして同じものを長いこと使っています。
12月に入って、先日のような5℃前後の寒さになると、ミトンが暖かいです。
最近まで古いミトンを使っていました。
20代の頃使っていた登山用ミトン。
指が出るタイプのもので 指が出ていると寒そうに思いますが、意外に暖かい。
指がバラバラで収まっているより、指がお互いに触れ合っていたほうが暖かいです。

いろいろ補修して使ってます
犬の散歩のときに、うっかり犬に犬のおもちゃにされて、食いちぎられてしまいました。
もったいないので、補修しました。
100円ショップでフェルトを買ってきて、欠けたところを縫い付けて、使えるようになりました。
手首のゴムが完全にゆるんでしまい、手首は寒いので、これも100円ショップでゴムを買ってきて、縫い付けて、締まるようにしたところ、暖かくつかえるようになりました。
田舎暮らしなので、補修してツギハギの手袋をしていても、何も恥ずかしいことはないのですが
ある事情があって、決心して、新しいものを探しました。
しかし、今ネットで探すと、ミトンと手袋の二通りで使えるものがなかなか見つかりません。
しばらく調べて、アマゾンで、中国製らしい、怪しい売り文句で、探していた指の出るミトンを見つけました。買ってみると品質はちゃんとしていて、現在は主にこちらを使っています。


使えるものはできるだけ長く、補修してでも使いたかったのですが、ある事件があって、買い替えを決心しました。
それは、犬の散歩中に犬が脱走する、という事件があったからです。
うちの犬(柴犬 2歳)は、散歩中でも、飼い主の意見を聞かず、突然ダッシュする癖があります。ぶあついミトンの手袋をしていて、うっかりロープが離れてしまったことが2回。
一回は、完全に行方がわからなくなってしまいました。犬は神社の中で猛ダッシュして、木立の中に消えてしまい、それから、呼んでも、待っても、全く戻ってきません。
変なところに行ってクルマにひかれなければいいが、と思って心配で頭をかかえながら、真っ暗な中を自分だけ自宅に帰ってきましたが、翌朝には、犬はちょこんと自分の小屋のところに戻っていました。
散歩中はロープをしっかり握っているつもりでしたが、数週後再び犬が脱走。追いかけると逃げる習性がわかったので、このときは 犬が離れてしまった後、しょんぼりしたフリをして道端で、背中を丸めて座り込んでいたら犬の方からこちらに寄ってきましたた。
近づいたところでいきなりロープをつかみま、捕獲に成功しました。
犬の散歩って、ストレス発散になればいいのですが、うちの犬は逆にストレスたまります。
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爪
2023年12月3日|院長ブログ
物心ついたら、誰でもやっている行為「爪を切る」。
私 爪を切っていて、ふと思ったのですが、爪を切らなかったらどうなるんだろう。爪切りのない時代、(おそらく2000年前以前の)人間は爪をどうしていたのだろう。
そのまま伸びちゃったら不都合あると思うのですが、爪切りも、ハサミのような刃物のない時代、どうしていたんでしょうか。

自分が年を取ったと否応なしに感じさせてくれるのが、足の爪で、若いころと比べて硬くなって、もろくなって、色も変化してきます。皮膚の角質と同じで、含まれる水分量が減っているのがわかります。
今まで使っていた手指の爪切りだけでは足の爪切れなかったので、力を入れることができるニッパーのような爪切り買ってみました。

ニッパーの爪切りを足の指に使ってみましたが、やはり大きな力が要ることがわかりました。「まな板でニンジンを切る」のが若い時の爪とすれば、今の爪は「ナタで薪木を割っている感覚」です。バコーン、バコーンと、強い手ごたえを感じます。
さて
産婦人科の診察室で、初めて診察する患者さんについては、病気の原因を判断するために、顔色や手の指を見るのですが、爪も診断に有用な手がかりを与えてくれることがあります。
鉄欠乏性貧血の人は、爪がスプーンのように変化していたり血色が悪い。 若い患者さんの中にはきれいに見せるために「ネイル」をしている人もいますが、健康状態が判定できないので困ります。パルスオキシメーターで酸素飽和度を測っても誤差が出る可能性があります。
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昔私が研修医だった時の話。救急室で働いていた時に、あるヤクザのおじさんが呼吸困難で、救急車で運ばれてきました。
喘息発作のようです。
(パルスオキシメータつけなきゃ)
と思い、ヤクザのおじさんに
「あ、あの、酸素飽和度、測らせてもらいますから、ちょ、ちょっと指を出していただけませんか」びくびくしながら、そう言うと。
出された指が4本しかない!(ギクッ!)
苦しそうな息をしているヤクザのおじさんに
「ちょ、ちょっと、聴診器で胸の音を聞かせてもらいますから」と言って、丸イスに座った状態で胸の音を聴診。
「じゃ、じゃあ、向こうを向いて、背中を見せてください」と言って、くるっと回って見えた背中には
桜吹雪のりっぱな入れ墨が背中一面に・・・(ギクッ!)
自分の心臓の音がバクバクしているのが、聴診器なしで、聞こえるんじゃないかと思うくらいキンチョーしました!










