院長ブログ
今しかできない
2023年12月12日|院長ブログ
最近グレイの色(アッシュと呼ぶらしい)に髪を染めた妊婦さんがいて、「雰囲気変わりましたね」と言ったら「この色今しかできないですから」と言われました。
緑がかったグレイの髪の色はどうも流行らしく、うちで妊婦健診を受けている妊婦さんの中に3名いました。
そのうち二人が「今しかこの色染められないから」と同じことを言っていました。
私(50代)の年代になると、白髪が増えて髪の色が白っぽくなるなんて、考えられない。髪は黒いままであってほしい、と切望します。
同窓会で、大学や高校の頃の友人と会うと、白髪の人が多数派。私も白髪がありますが、少ない方です。
「今しかできない」と言われて思い出した、女の子のファッションですが、90年代に「顔(ガン)グロ」が流行ったのを、30代半ば以降の人は覚えているでしょうか。
日サロ(日焼けサロン)に行って、真っ黒に日焼けした顔で街を歩いていた女の子たち、当時街に出ている女子高生がこぞって同じような恰好して歩いていました。
医学部に入ってから日焼けほど肌にダメージを与えるものはない、「百害あって一利なし」と教えられて、大人になってからは日焼けなんてなるべくしないように努力しているので、日焼けした肌を自慢して見せるなんて、そんなに恐ろしいことはできません。
自分が「若いころにしかできない」と思ってやったことと言えば、中学生の時の殴り合いのケンカ、20代初めに髪を切ってツルツルの坊主頭になったことです。
坊主頭にして、気が付いたのですが、私体格が大きいので、スーツを着て町を歩いていると「そのスジ」の者と思われたのか、人の多いところで道を開けられることが増えました。