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院長ブログ

  • 国宝

    話題の映画「国宝」を観てきました。

    歌舞伎の女形の役者のストーリーですが、長い上映時間なのに最後までスクリーンから目が離せませんでした。

    歌舞伎の舞台裏って、こうなっていたのか、とよくわかったし、時代(1960年代から90年代あたりまで)によって変化する人やモノが細かく作りこまれていて、関心しました。自分が育った年代なので。

    70年代のアパートの階段って、今と比べるとぼろっちかったし、劇場の壁紙の剥がれや、家の中においてある家具から、自分が育ったころに、あんなのあったなあ、とか見てしまいました。

    歌舞伎をはじめとする日本の伝統芸能には、私は全く関心がなかったですが、それを楽しみに見に来るお客さんあって成り立つ世界なのだと知りました。

    ただ、主人公の生き方の中で、心の葛藤が見えて、感じるところが多かった。

    マジメに生きているつもりなのに、「周りからたたかれる」ことは、私も以前にあり、忘れていた過去の自分の記憶が思い出されました。

    この映画監督は、こういうところを突いてくるのが上手ですね。

    世襲制は歌舞伎の世界では、当たり前とされていましたが、「世襲」の多い職種というと、伝統芸能か、政治家でしょうか。医者もかつては世襲が多かったですが、ここ数十年は世襲は少ないと思います。上手か下手か客観的にわかる職種は世襲でないかもしれません。

    さいごになぞかけです。

    「女形の歌舞伎役者とかけて、男性の産婦人科医師 ととく」

    そのココロは・・・

    「どちらも 女性のことを知ろうと努力している

    でした。お粗末。

     

     

  • 卵巣のう腫

    皮様嚢腫(ひようのうしゅ)と呼ばれるタイプの卵巣嚢腫は比較的若い人に多くて、偶然見つかることが多いです。

    ちなみに「嚢(のう)」は「袋」を意味していて、土嚢(どのう)などと同じ語源です。たまに患者さんが「らんそう脳しゅ」と問診票に書いていることがありますが誤りです。


    2年ほど前、18歳の女性がお腹の圧迫感があるということでクリニックにやってきました。

    この人もはじめは腸の病気ではないかと思い内科を受診していた。
    婦人科の病気とは考えていなかったらしい。

    「12㎝ぐらいの大きさの卵巣嚢腫と思われる病変がありますねえ。」

    エコーの画像を眺めながら私が言うと

    彼女は、そんなのあるはずがない、という表情で写真を凝視していた。

    横にいたお母さんが、うなづいていろいろ聞いてくるのだが、
    当の本人は、他人事のように、目をそらして、知らん顔をしている。

     

    (手術をすれば簡単に取れるのに)と私は思った。

    「手術しておいたほうがいいんじゃないでしょうかねえ」

    私はチラチラと、女の子の表情を伺うが、彼女は表情を硬くして、(体に指一本でも触らせるもんか)とでもいいたげな表情で、黙っている。

    人生の中で一番異性を意識する時期で、他人に体を触れられるなんてとんでもない、ましてやメスで皮膚に傷をつけられるなんてもってのほか、という心境だろう。

     

    「でも放っておいてもまだ大きくなるでしょうし、お腹の張った症状は消えませんよ。破裂して腹膜炎という可能性もあります。」

     

    私も手術を拒否する人に対して、押し付けるつもりはないので、

    「最終的にはご本人の判断にお任せしますけどね」

     

    と付け加えたが、本人はどうも踏み切れない気持ちの様子。

     

    (うーむ。困ったなあ・・・)

     

    私は奥の手を使った。

    手術をすれば、 痩せるし

    と、ぼそっと私はつぶやいた。

     

    その瞬間、彼女は目を大きく開き、身を乗り出して、言いました。

    手術やります。

  • みんな戦争で死んで カスみたいのが残った

    8月の、この時期になるとテレビでは日本の戦争、敗戦の思い出が語られますね。

    実は父の兄(つまり私の叔父にあたる人)二人が兵士として駆り出され、戦地で命を落としています。

    私の父(現在87歳)も終戦の年にはまだ8歳でしたが、年の離れた兄がいました。

    父は13人兄弟の中の男の子で、私が生まれたときには6人兄弟のうち男が2人しかいなかった。

    叔母たちがいうには「兄弟の男で、優秀なのはみんな、戦争で死んでしまった。出来の悪いカスみたいな男だけ残った」そうです。

    私の父は姉たちから「できの悪いカス」と言われながら育ったそうです。

    口の悪い年上の姉たちから「カス」呼ばわりして、成人した父でしたが、感情的になって盾つくことなく、のらりくらりと生きる方法を学んでいたようです。

    私が開業した医者として仕事していると、私の父を知っている親戚の人が患者としてきて、会うことがあるのですが

     

    「私は「カス」から生まれた息子ですけど、なんとかやってます」と笑いがとれます。

     

     

     

  • 短くて青いもの

    soccer_corner短くて青いもの

    産婦人科医の仕事は急変の連続。

    何年か前の話。

    夕方に病院近くで同僚とサッカーの練習をしている最中、病院から自分のケータイに緊急連絡が入りました。

    妊娠高血圧で入院していた妊婦の状態が急変したと。

    私は全速力のダッシュで病院に戻りました。

    青いTシャツと短パンという、サッカーをしていた格好のまま病棟に駆け込んみました。

    患者は状態が急に悪くなっていて、そのまま緊急の手術をすることになりました。

    手術室で速攻着替えてオペ。

    手術は無事終わり、患者と胎児はなんとか救命できました。

    私は医局に置いてあった着替えを着て、夜中に帰ったのです。

    ・・・

    翌朝私が眠い目をこすりながら病棟に出てくると

    ナースが私に聞きました。

    Ns「先生、ゆうべ何か忘れていったものはありませんか?」

    私「・・・?」

    Ns「青いものですよ」

    前夜サッカーの時にはいていた青い短パンを思い出した。

    あわてて着替えて、短パンを、病棟に忘れていったらしい。

    私はとぼけて

    「忘れていった青いもの?? それはぼくの 青春?」

    と答えたら、予想以上にこのナースにはウケました。

    腹をかかえて大笑いしながら、彼女は付け加えました。

    「青くて、短いものですよ!」

     3秒考えて、自分はまた答えました。

    「そう、短かったぼくの青春

  • スイカの日

    7月27日はスイカの日

    スイカの縞模様を「夏の綱」と見立て、27日を「ツナ」と読む語呂合わせから、スイカの消費拡大を目的として制定された記念日です。

    スイカってけっこうすごい薬効があるんです。

    妊娠中のむくみはよくみられる現象です。むくみを取る薬剤はいろいろありますが、妊娠中に使えるものは少ない。

    塩分の摂りすぎを防ぐ、着圧ストッキングをする、など一般的な対応を勧めていますが、

    この季節、スイカを食べた妊婦にむくみが少ないことに気づきました。

    「すいかを食べていたら、むくみが取れました」という人が多いです。

    水分は90%以上ですが、含まれているカリウムが利尿効果を持つ。高血圧の人にも良い。

    またシトルリンと呼ばれる物質は抗酸化作用があり、利尿作用、解毒作用にも関与しているとか。

    欧米では昔から疲労回復、血流改善、精力増強などのサプリメントとして知られています。

    中国では、皮を煎じたものを腎臓病に使っているとか。

    色素成分のリコピンやカロテンなどもあり、もともとトマトに含まれていることで有名ですが、スイカには、トマト以上の含有量があるという報告も。

    すいか_

     

    先日親戚の中学生の男の子が遊びに来ていたので

     

    「スイカ割りやろうぜ」といって、

    私は、捨てようと思っていたスイカを畑から出してきて、

    手にしていたクワで「やあっ」と気合いを入れて

    パカッと真っ二つに割りました。

    ああ、スッキリ

    余ったスイカは、スイカ割りをしてストレス発散するに限る・・・

    割れた果肉が赤くてあまりにおいしそうなので、捨てるのやめて、親戚の子にあげました。

    ああ、なんてゼイタクな。

  • 夏の自転車旅行

    徳島大学の前で

    徳島大学の前で

    41年前の夏、日本一周の自転車旅行をしたことは先日ブログでお話しましたが、

    今回はその続き。

    7月に北海道を一周し、フェリーで新潟に移動。そこから本州を横断して静岡の郷里に戻りました。

    8月は西へ向かって出発。九州、四国とめぐり、8月終わりに再び静岡に戻ってきました。

    野宿をしてペダルをこぐ道すがら、人生初めての経験を数多くしました。

    山口県でオカマに襲われたことがあります。

    下関の海峡近く、海の見える公園で、ぼーっとしながらベンチに座って休んでいたときのこと。

    私の横に、小柄でなよっとした中年男が座りました。

    「お兄さん、自転車に乗ってるの?」

    「ええ」

    「どこから来たのお?」

    などと言いながら、座ったまま、次第に私に近づいてきます。スリスリと。

    「そんなに長いこと自転車に乗っているの?」

    「一日どれくらい走るの?」

    私の横にヒザを並べる形で座った男は、私の太ももあたりに目を向けています。

    「お兄さんて、たくましいのねえ、うふっ」

    オネエ言葉が気になるな、と思った次の瞬間、すっと手が・・・

    「私、たくましい男の人って好きだわあ

    というなり、私の股間に手を伸ばした!

    (アッ―!)

    声にならない叫びとともに、その場を飛びのいて

    怖くて、いちもくさんに自転車を押して、その場から逃げ出しました。

    オカマに股間を触られたのは、人生初めてです。

    怖かった。

     

  • 自転車で北海道旅行した話

    北海道では40度近い暑さだとニュースに出ていました。

    夏とはいえ、北海道はそんなに熱い場所ではないはず。

    私は北海道を自転車に乗って旅行したことがあります。

    41年前の夏です。

    1984年。10代の終わりに自転車で日本一周旅行をしました。

    寝袋とテントを自転車に積んで、野宿をしながら北海道に向かいました。

    当時住んでいた茨城県から北海道まで、一週間かかりました。

    マップルという地図帳をつんで、国道4号を北上、栃木、福島、宮城、岩手、青森へ。そこからフェリーで北海道の苫小牧にわたり、札幌~旭川~網走~釧路と回りました。

    小樽からフェリーで本土の新潟に着くと、そこから信濃川沿いに長野県に行き、松本から天竜川の上流へ移動、そこから川沿いの道をたどって、静岡県西部の実家に戻ってきました。

    全部で一か月かかりました。

    今思い出しても、すごい移動距離です。一日100~160㎞くらいは走っていたでしょうか。

    野宿をしたり、神社、学校、橋の下に寝たりしてホテルや宿は使わず

    全国の大学に進学した同級生(北は東北大、北大、西は京都、広島大)を訪ね、ついでに泊めてもらう、という作戦で、

    ほとんど宿泊費は払っていません。

    北海道では、見ず知らずの人に泊めてもらったりしたこともあります。

    北海道って、旅人にやさしい土地柄なんだな、としみじみ思いました。

    お金を払った宿といえば、ユースホステルくらいですが、安い分だけ人情を感じることができる旅でした。

    この旅行、宿泊費はかかりませんでしたが、自転車を一日中こぐので、やたら食べる量が多く食費はかかりました。

    1日5食くらい食べていました。

    E

    屈斜路湖で。日焼けした私です

    日焼けで肌は赤銅色になり、足は丸太のように筋肉が付き、野人みたいになってしまいましたが(写真)、

    小汚い自分をヒッチハイクで乗せてくれたり、

    造園のバイトをさせてくれてお金をもらったり、

    旅先で受けたやさしい心遣いは、今でも思い出します。

     

    自転車旅行は高校生の頃に「大学生になったら、やってみたいこと」、の一つでしたが、「大学は何でもできるレジャーランド」と勘違いしていたので、

    学業の成績は散々でした。

     

     

  • ネットで検索

    病気や体のことを知りたいとき、あなたはどうしますか?

    「ネットで検索」?

    病気のことが心配で、ネットで調べてみたという患者さんは多いのですが、とくに最近はスマホで検索している人が圧倒的に多いと思います。

    こんな写真の載っているサイトは要注意だ!

    こんな写真の載っているサイトは要注意だ!

    医師としての立場から言わせていただくと、「問題アリ」のwebサイトが時々あります。

    どう問題なのか、一般の方にはわかりにくいのですが、要点は

    1)正確な情報提供ができていない

    2)断片的な言い方で不安をあおる

    ためです。

    クルマの運転免許をこれから取ろうとする人に「クルマの運転は死亡事故のリスクをはらんでいますから気を付けましょう」

    とのアドバイスがのっているサイトが検索順位の上位に沢山書かれているようなものです。

    ウソではないですが、妥当性に欠けると思いませんか?

    人間の心理として、同じことが沢山書かれていると、それが正しいと思ってしまう。

    オロナミンCを飲むと、安産になるって本当ですか」

    と私に聞く妊婦さんが、ある時から急に増えてきたので、おかしいと思って「オロナミンC 安産」で検索したら

    「私はオロナミンCを飲んだ後、安産になりました」という記事が、検索順位の上位にずらっとならんでいたのでびっくりしたことがあります。

    (科学的根拠はないと専門医の私は思っています)

    ある時期「焼肉を食べると安産になるんって聞いたんですけど本当ですか」という妊婦が増えてきたので、(もしや・・・)と思って検索してみると「焼肉食べたら安産になりました」という文章の書かれたサイトが多数発見されました。

    *

    「妊娠中は重いものを持ってはいけません」

    「妊娠中は生魚を食べないように」

    素人が聞くと、なんとなくそれらしく聞こえますね。

    「妊娠中は**㎏以上のものは持ってはいけない」などとは、20年以上医者をしていて聞いたことはありませんし、15㎏位の子供を抱っこして診察室に入ってくる妊婦など沢山おります。

    厚生労働省のホームページにもありますが、魚介類は不飽和脂肪酸、DHAなど胎児の発育にもよい栄養が含まれているので、推奨すると書かれています。

    批判の対象になる商業サイトは、素人のライターに文章を大量生産せて、広告収入を得る営利目的であることや、びっくりするようなタイトルをつけて注目をひこうとしている所が問題です。

    ネットで検索する時は、信頼できる情報なのかサイトのURLを見ることも大事です。

    私も日常診察室で診察中に、患者さんに、「これはアテになるサイト」「これはアテにならないサイト」と検索の仕方をアドバイスすることもあるのですが

    アテにならないサイトの見分け方がわかってきました。

    ***だそうです」「***らしいですよ」と間接表現が多用されているサイトはアテにならないサイト。

    こんなポーズのある写真のサイトは要注意だ!

    こんなポーズのある写真のサイトは要注意

    挿入する写真が、文章の内容と合ってなくて、どうにでも使いまわしのできる写真が載っているサイトは「アテにならないサイト」です。

  • 心肺蘇生

    本日、うちのクリニックで新生児の蘇生法講習会を開きました。

    新生児の蘇生が大人と違うのは、肺が「しぼんだ風船」の状態で生まれてくることです。

    しぼんだ風船に空気を入れるためには、肺の中に圧力をかけて空気を送り込むことが必要。

    こんな人形を使います

    新生児特有の蘇生プロトコールがあります。

    大人の場合は、肺に「空気が入っている状態」なので、心臓の動きを再開させる方向が重視されます。

    私が研修医になりたての頃には、夜間の救急で、成人の心肺蘇生を行ったことが、時々ありました。

    駆け出しの未熟な頃は、「体力だけはある」研修医は、力のいる心臓マッサージを延々やらされました。汗かいて患者の胸を押し続けているだけでも、なにか医療に貢献している気がして、イヤではなかったです(上級医師は面倒くさがってやらない)。

    さて、そのような研修医の生活の中で思い出深い症例があります。

    寿司を食べていて、のどに詰まらせ、救急車で運ばれてきた80代の男性がいました。
    気道に詰まっているものをとり、蘇生処置をすると、

    なんと弱々しいながらも自発呼吸が出てきたではありませんか!
    とりあえず、処置室から救急病棟へ移されました。

    めったにあることではないのですが、時期を同じくして、今度はパンを食べていて
    のどに詰まらせたという80代の男性が救急車で運ばれてきました。
    なんとこの人も蘇生処置が成功して救急病棟へ移されることとなりました。

    食べ物をのどに詰まらせてやってきた80代のおじいちゃん、ということで看護婦さん
    は区別がつけにくくてとても困りました。

    そこでこのおじいちゃん達に、スシを食べてのどを詰まらせた「スシさん」、パンを食べて詰まらせた「パンさん」とニックネームで呼ぶことにしたそうです。

    ナースの申し送りのときには
    「スシさんは血圧150の90で、プルス(心拍)は56、パンさんは瞳孔左右不動あり・・・」
    などと言っていたらしい。

    スシさんは幸運なことにその後順調に回復し、以前のように会話もできるようになり歩いて退院できることになりました。スシさんは人のいいおじいちゃんで、看護婦さんには結構ウケがよかったらしい。

    退院の日には看護婦さん数人がおじいちゃんを玄関に見送りに行きました。

    帰り際にこのおじいちゃんはこう言ったそうです。

     

    「またスシ食いますわ。」

  • 超能力

    クリニックを運営していると、日々いろいろな人に会うのですが、先日人材派遣会社の人が訪問してきました。

    大学を卒業して間もないらしい、新人の雰囲気のする人で、ちょっと緊張した面持ちで自己紹介をすると、自己紹介シートを私に見せてくれました。

    「趣味:旅行、●●、特技:オーラが見える・・・」などと書かれていました。

    「オーラが見える」という特技が気になって、聞いてみると、中学生ころから人のオーラが見えるようになった。

    人によって色に違いがある。ある知人が、ある日オーラの色が変わったと思ったら、その人はまもなく死んだ、というような話をしてくれました。

    オーラが見えるんだったら、占い業でも始めれば儲かるだろう、とシロウト考えで思いましたが、実生活にはあまり役に立たないそうです。

    その人は、職員採用とか人材派遣の条件とかの話していたのですが、私の頭の中は「人のオーラが見えるって、どんなんだ???」でいっぱいで、仕事の話は上の空でした。

    さて、あなたは超能力を信じますか?

    私はあるんじゃないかと思っています。

    私は、「見える」系ではないですが、夜中にクリニックでお産があると、自宅にいるのに、なぜか その時刻になると自然と目が覚めます

    こういう能力があっても実際に役に立たないのは、100%当たらないからです。7割くらいでしょうか。目が覚めても、お産がないこともあります。

    テレビで、超能力を持っている人が取材された後、実際には科学的に証明できなかったことなどよくあるのですが、

    超能力って、衆人の目にさらされることを避けているのではないかと思います。

     

    世の中には変わった能力を持っている人がいるようで、職業柄気になったのが「排卵がわかる人(男性)」です。なんと書籍になって出版されてもいます。

    女性の排卵日になるとオーラが見えるそうです。一般の人もそうですが、私も含めた産婦人科医の多くも「排卵」を知りたくて、四苦八苦しているので排卵がわかるなんてすばらしい能力です。

    若いころに同僚の医者から聞いたのですが、彼は「背後霊が見える」医者でした。

    患者の診察をしているときに、患者の背後にいる背後霊が、なにかメッセージを伝えようとしていることがあるのだ、とか。

    彼が診察室で診察するときに、彼の視線が、患者ではなく、患者の斜め後ろくらいを見ているのが、とても怖いという話を聞いたことがあります。

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