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院長ブログ

  • 暑い季節と塩

    暑いですね。

    汗から失われる塩分を補給するために、塩をとりましょう。と最近よく言われますが、実は平均的な日本人の食事では「塩分摂りすぎている」のだそうです。

    私は先日、血圧の薬の話を聞く機会がありましたが、世界の国の中では日本の食塩の摂取量は平均9.9g/日とオーストラリア(6.2g)フランス(7.5g)イギリス(8.0g)などと比べて、高いのです。

    塩分摂取量が多いと血圧上昇のリスクになります。

    長生きできる食品は伝統的な和食が良い、という意見もありますが、これも間違い。日本食は塩分が多くてカルシウムが少ない。地中海地方の食事には劣るようです。

    味噌などの保存食に含まれる塩分もさることながら、カップ麺やラーメンに入っている塩分も多い(ラーメン一杯で5~6g)。実はパンにも食塩が含まれていて一日あたり0.9gあります。

    塩分摂取量が多ければ、発汗してナトリウムの排出を促せばよい、のは正論ですが、温度や運動量、汗のかき方など個人差が大きいので、現在、基準はありません。(塩分摂取量は6g以下がよいと高血圧学会では推奨しています)

    さて、私事ですが、高校生の頃、熱中症になったこともあります。

    山岳部の練習登山で、むしむしと湿度が高く気温30度を超える低い山での練習登山。練習用に40㎏砂のをつめたリュックを背負って長時間歩きました。

    歩いている途中で冷や汗と生あくびが出てきて、だんだん眠くなってきました。遅れてきた同僚を座って待つ間に、直射日光の下、うつらうつら居眠りそうなりました。

    この時は、遅れた同僚が私より先に「もう歩けない」とギブアップしてくれたので、

    私は「余裕で昼寝をしている」ように見えたらしいのですが、実は危なかった。

    私は体が大きいという理由(身長186㎝あります)だけで、体力がありそう、とか、スポーツができそう、とかよく誤解されるのですが、

    体力は人並みで、スポーツはできません。

  • 夏の朝

    夏らしい天気になりましたね。

    朝の時間は天気もすっきり晴れて、涼しいので運動するならこの時間帯。

    私の住んでいるイナカでは、夏の朝、本当に早い時間から人が歩いてます。明るくなる4時台には、すでに、黙々とウォーキングをしている人々(主に高齢者)を見かけます。

    私は仕事で3時とか4時とかに職場に移動することもあるのですが、4時にはもう明るくなってます。夜が白んでくる頃から、近所でニワトリが鳴き、野鳥が鳴き出し、セミの声が聞こえ出すという順番です。

    仕事と思うためか、今では私、朝早くても、すぐにさっと起きますが、若い頃は朝起きるのが苦手だったです。

    生まれたばかりの赤ちゃんは、昼夜に関係なく、短いサイクルで寝起きします。3時間くらい寝ては、起きて授乳し、また寝て・・・を繰り返すのですが、産後には赤ちゃんの世話をするので、それに合わせてお母さんも起きて授乳しなければなりません。私がすごいと思うのは、お母さんが疲れていても、赤ちゃんの泣き声が聞こえると、パチッと目を覚まして授乳するところです。「母親スイッチ」と呼んでいますが、横で夫が寝ていてもお母さんだけはちゃんと目が覚めるのです。

    育休を取る男性もここ数年で増えましたが、家族の中で一番早く起きるのは母親のようです。

    朝いちばん早いのは」という子供の歌がありますが一番早いのは豆腐屋、次に牛乳屋、新聞屋、ときて、「朝いちばんおそいのは ぼくんちのにいさん」です。

    私が「にいさん」と言われていた10代の頃、超寝坊だった私。

    一番ひどいのは、サイクリング旅行から帰って疲れて眠りについた翌朝。

     

    (朝3時か、早いなあ、その割には明るいけど・・・)

    と思って起きてみたら

    午後3時でした。

  • 沖縄と夏の思い出

    夏の暑さが続きますね。

    医学を学んでいる医学生には夏の間に実習や研修に出た人も多いのでは。

    私が医学部の学生の頃、沖縄の病院に実習に行くと聞いて、

    「沖縄におんな村というところがあってインブ・ビーチと呼ばれる海岸がありますよ」とうれしそうに教えてくれた後輩がいました。

    「バリ島にキンタマーニという地名がありますよ。知ってましたか」と教えてくれたのも彼ですが、私もそれは知ってました。

     

    医学部の最終学年の夏、アメリカ海軍の病院でエクスターンとしての研修を受けました。

    アメリカの医療を垣間見るいい機会で、何人かの医学生たちとグループで参加しました。

    当時まだ日本ではあまり知られていなかった、家庭医学や、足病学を学んだり、アメリカの病院にある設備を見ることができました。

    兵士の酔っ払いや痴話ゲンカなどでケガが多いのは、軍病院の救急部(ER)でしか見られない光景でした。

    さて、3日も研修していると、医学生のグループ「マジメに研修する人」と「フリータイムはさっさと遊びに行ってしまう人」に分かれてきます。

    私は後者でした。

    海軍病院の厳重なゲートを出ると、目の前には青空と青い沖縄の海、そしてビーチが広がっている!

    青い空と海の誘惑に負けてしまい、研修後半はビーチで遊んで過ごしていました。

    研修に行ったつもりが、後半はバカンス気分で過ごしてしまいました。

    アメリカ留学からは一歩遠くなってしまいましたが、あの夏の沖縄は忘れられません。ビーチ

     

    何年か前の夏の思い出でした。

     

     

     

    さて私の後輩は

    「太平洋にエロマンガ島って島があるんですよ」と嬉しそうに聞いてくるので

    「オランダのスケベニンゲンは有名だよな」と返しました。

    いずれも実在する地名です。

  • 炭酸水は良さソーダ

    ムシムシとした暑い日には、冷たいモノをググッと飲みたくなる。

    私、昼間はコーヒーや、ジュースもよくのみますが

    夜になってよく飲むのは無糖の炭酸水。

    もともと私ビールが好きでしたが、この業界に入ってからは飲める機会が減ってしまいました。

    緊急で呼び出されたときに運転できないと困ります。

    口さびしいので炭酸水をビールの代用にしていますが、なかなか良い。

    炭酸水はジュースと違ってカロリーないので、虫歯や肥満の心配をしなくてよい。

    炭酸水のブランドは昔からフランスのペリエが有名で、以前は愛用していました。

    コンビニで売られる炭酸水の種類(糖分ありとかレモンのフレーバーのついたもの、とか)も年々増えてきました。

    このところはウィルキンソンをよく飲みます。

    炭酸水の健康効果についてはデトックス効果がある、血行促進するとか美肌効果があるとか腸の運動を改善させ便秘にもいいとか、ネットに書かれていますが、私の意見では本当に医学的効果があるのかどうかは疑問です。

    血行促進、美肌などは炭酸の温泉水と混同していると思われます。

    炭酸水は飲みすぎて問題になることはないようです。少なくとも害はなさそうです。

    当地では静岡オリジナルの炭酸水も売られています。

    「富士山コーラ」「静岡茶コーラ」などなどアイデア商品いろいろ、帰省の土産に良いですよ。
    炭酸水の飲み方でマイブームが「りんご酢」とかフルーツ酢の炭酸割りです。さっぱりして結構いけます。

    炭酸はおいしいのですが、ただ一つ、難点が。

    こないだ患者さんと話していてゲップが出そうになりました。

  • 海にある意外なアレルギーの原因

    7月10日は7と10で「ナットウの日」でした。納豆好きですか?

    大豆の栄養素である繊維質、タンパク質、ビタミンE、イソフラボンが豊富であることに加えて納豆菌がつくるナットウキナーゼなどは血栓の予防になる成分を含んでいて、血管の病気を予防します。

    スーパーに沢山売られていて、好んで食べる人は多いと思いますが、納豆アレルギーの人もいます。

    最近興味深い報告があり、「サーファーは納豆アレルギーを持つことが多い」のだそうです。

    納豆に含まれるポリグルタミンに反応してしまう人が、マリンスポーツをしている人の中で、サーフィンをしている人だけに有意に多いとの統計結果が出ました。

    ウインドサーフィン、スキューバダイビングと比べて明らかにサーフィンをしている人が有意に反応を持っているそうです。

    研究者によれば、海にいるクラゲなどの刺胞動物は納豆と同じポリグルタミンを産生するため、クラゲに刺されることが多いことで納豆アレルギーを発症してしまうのだとか。

    食べ物のアレルギーの原因を問診するときには「あなたサーフィンしてますか?」と問診することも大事ではないか、と報告しています。

    納豆アレルギーは珍しいですが、マリンスポーツと意外な関係があるんですね。

     

     

     

    私の父も納豆が好きで、「納豆は混ぜれば混ぜるほどおいしくなるんだよ」と言いながら、納豆を食べるときは、30回くらい混ぜて食べていました。私はそれが信じられなくて、混ぜないで食べた納豆と、50回くらい混ぜた納豆と食べ比べたことがありましたが、味の違いがわかりませんでした。

     

  • ネットの医療相談

    90年代後半からしばらく、インターネット上で無料の医療相談をやっていました。

    電子メールでの相談にメールで返信。
    お金にはならないのですが、普通の診察では聞けないような相談も知ることができ私も勉強になりました。

    当時は回答する医者の数も少なかったのか、中身も濃く、私も若かったので熱心に回答しました。

    メールでの相談だと、相手の顔や健康状態がわかるわけではないので
    もらった文面から、できるだけ多くのことを推測しなければなりません。

    要点をついて、簡潔な文体で書かれた文章であり、何が聞きたいのかをはっきりさせて書いてくる人には
    (真剣に悩んでいるんだなあ)と心が動いてていねいな返事を書こうと思います。

    逆に誤字を書いてくる人、まとまりのない文章の相談者は

    (テキトーに返事しておこう)
    という気になってしまいます。

    たまに笑わせてくれるような内容のものもありました。

    たとえば・・・

    こないだから整理がきません。今まではきちんとあったのに心配です。」

    回答:私の部屋も普段はだれかに整理に来て欲しいほど散らかっています。おそらくあなたは「整理」と
    「生理」を勘違いしているのではありませんか?

    子宮キンシといわれました。出血が多いようですが大丈夫でしょうか」

    回答:だれもあなたの出血を禁止したりはできません。

    「避妊したいので欄干をしばってくれませんか」

    (欄干 → 卵管です)

    卵巣脳腫と診断されています。どういう点に気をつけたらいいでしょうか」

    (正解は「脳腫」→「嚢腫」。)

    「子宮がん検査でひっかかりました。がんになる確立はどのくらいでしょうか」

    (「確立」→「確率」です)

    これは別の先生にあてた相談でしたが、こんなのもありました。

    「こないだからで困っています。癌の痛みはときどきあったのですが
    最近では癌からの出血も多くなってきて、普段の生活にも支障が出ています」

    私(本人はさぞ悩んでいるのだろう)

    「外科の先生に診てもらったのですが、もうちょっと塗り薬で様子みましょうとのことです。」

    (あれ、ガンに塗り薬?)

    「最近は痛くて、トイレで座るのもユウウツになりました。このイボ癌はなんとかならないでしょうか?」

     

    この人「痔(ぢ)」を「」と間違えていた。

     

    なんとも「脳ましい」メール相談でした。

    無料だと回答の質が低下してくるのか、回答者に要求されること(編集者から、断定的な書き方は避けてください、とか、医療機関の受診を促す内容にしてください、とか)が多くなってきて、書くモチベーションがなくなり、今ではやめてしまいました。

     

  • 麻薬

    アメリカでは麻薬性鎮痛剤の乱用が問題になっているらしい。

    モルヒネをはじめとする麻薬性の鎮痛薬は、欧米と比べて日本では使用量が少ないといわれていました。

    ガンの末期の患者さんの痛みをとるため、「もっと使いましょう」と私の勤務医の頃には言われていたのですが、最近では使いすぎて問題になっているようですね。

    麻薬性の鎮痛薬は届け出をした医療従事者のみ所持が認められるのが麻薬で、管理が厳しいのです。

    なぜかというと、常習性があるからです。気持ちがいいらしい。

    ペンタジン鎮痛剤を使い続けて、やめられなくなってしまった人がトラブルを起こすことが昔は時々ありました。

    私が研修医の駆け出しの頃です。

    深夜の救急当直は、研修医二人で対応するのですが、あやしい患者がやってきました。

    「他の病院で鎮痛剤を使っていたが、急に行けなくなった、痛みもひどくなったので、かわりにこの病院で鎮痛剤を打ってほしい」

    と、医師でなければ処方が許可されていない、麻薬に近い鎮痛剤を希望するのです

    研修医は、患者の言われたとおりに鎮痛剤を打つのですが、

    後から先輩の医師に聞くと、鎮痛剤を常に求めてやってくる患者だそうで、ブラックリストに載っているらしい。

    事情をよく知らない研修医しか待機していない、病院の深夜の時間を見計らって、患者は現れる。

    ペンタジン(ソセゴン)中毒なのですが、気の弱い研修医が患者の勢いに気おされて、打ってしまうと、

    後で「打てません」「どうして打ってくれないんだ、前は打ってくれただろ」

    とトラブルになることが多く、問題になっていました。

    毎年6月,7月は研修医が病院の救急にデビューするシーズンで、初々しい医者があふれるのですが、

    こういう中毒患者への対応も、研修課題の一つでした。

    さて、うちのクリニックでも麻薬の管理は、金庫に入れてしっかり管理してます。

    しかし、ダイヤル錠にしてしまったのが災いで、簡単に取り出せないことがわかりました。

    「右に52を3回、左に26を2回 右に38を1回・・・」などとやって開けるダイヤル錠なのですが、

    私がやると、いつも開きません!動かし方が悪いのか。

    先日、使いたい時に、開かなくて困ってしまいました。

  • 認知のゆがみ

    産婦人科には生理がおかしいという患者さんも来ます。

    「生理が来ない」という人の中には、妊娠を別として、よくある原因ですが

    仕事や勉強のストレス、転居のストレス以外によくあるのは、やせすぎ、太りすぎ、などがあります。

    先日うちを訪れた29歳の女性。「半年くらい生理が来ません」と言う。

    「前の病院でピル(ホルモン剤)を出してもらったが、むくんで体重が増えてしまうので、飲むのをやめました」とのことです。

    「これ以上太ったら困ります。」という彼女は明らかに痩せている。身長160㎝、体重41㎏(本人と特定されないように少し変えています)。

    この人はBMI(Body Mass Index)16くらいなのですが、標準が19~25くらいです。明らかに痩せている。

    これ以上体重増えたら困るので、節食しているのだと言う。 生理が来なくなって、困っていると言う。

    人間は飢餓状態になると、脳のセンターが生命維持を優先させて、月経を起こす機能を停止させます。だから痩せて栄養状態が悪い人は生理が起こりにくい。

    ちゃんと食べて体重増やせば、生理が来やすくなるのですが、どうもこの人勘違いしているんじゃないか、と思いました。

    ただ、こういう人に「ちゃんと食べて体重増やしなさい」と言っても、理解されないことが多い。

    世の中には、「認知のゆがみ」というものがあって、その人の世界では正しい、ことが第三者から見ると正しくない、ことがよくあります。

    誰も知っているのが、ウクライナ戦争で、欧米と日本からすれば、「ロシアの大統領は頭おかしいんじゃないか」と思うのですが、ロシアの大統領からすれば、「ロシア国民の平和のために、ウクライナ東部を自国の管理下に置こう、多少の犠牲は構わない」と考えているのでしょう。

    自分のことを振り返っても、「自分は〇〇だと思っていたが、振り返ってみるとそう〇〇でもなかった」という経験は多数あります。

    10年以上前の話ですが、マラソンで仮装して人を笑わせようと思って、着ぐるみを着て走りました。

    自分の頭の中のイメージは

     

    こんな感じだったのですが

    実際写真を撮られたところを見ると・・・

     

     

     

     

     

    見るものに涙を誘います

    苦しそうで、悲壮な顔をして走っていて、笑わせられるような感じではありませんでした。

     

     

     

     

     

     

  • 熊が寝ている山

    休日を利用して、山登りに行ってきました。

    山道を歩いていると日常の雑事も忘れ、汗もかくし、気持ちも体も洗われるようです。

    今回は長野と静岡の県境にある「熊伏山」という山に登ってきました。

    このご時世、クマが予想外な場所に出没するようになったと聞きますが、いつも携行している「クマ除けの鈴」と「クマ除けスプレー」を持っていきました。

    なんてったって、山の名前が「熊伏山(くまふしやま)」どこで熊が待ち伏せしているか、わかりません。

    ほとんど登る人がいないマイナーな山です。誰とも会わず歩き始めて、小鳥のさえずりを耳にしながら、標高1000メートルの青崩峠を越え、だんだんと高度を上げていきます。

    青い岩石で崩れやすいのでトンネルも作れない場所です

    「青崩れ」と言われるだけあって、崩れやすい岩場があちこちにあり、足を滑らせて落ちないかヒヤヒヤしながらのぼっていると、

    山の斜面のどこかで、「ウォーン」というような獣の遠吠えのような音が聞こえます。よく見かける鹿の声、ではない。

    熊伏山の山頂に向かって登っていくと、また「ウォーン」という獣のような声・・・

    私の山道に近いところから聞こえるようになり「ウォーン」「ウワーオ」のようにも聞こえ、鳴き声の間隔もだんだんと短くなってきました。

    (動物?熊? でも熊ってあんな鳴き方、しないはずだよなあ)と思いながら山道を上がっていくと・・・

    ついに声の主を発見しました。

    私の先を歩いていた登山者だったのです。

    熊伏山山頂

    ちょうど山頂直下でこの登山者に追いつき、山頂で挨拶しましたが、

    「登ってる途中、へんなケモノの臭いがしたから、大声を出して、威嚇しておこうと思った」ので声を出しながら歩いていたそうです。

    獣の臭いがわかる能力もすごいと思いましたが、外見はクマのような大男でした

    本日山を歩いていて、出会った人はこの人一人でした。

    実はこのあたりは杉の植林が多く、クマの餌になるどんぐりは少ないので、クマの出没情報は少ないのだと後で聞きました。

    さて、私自身も「熊みたいだ」といわれたことがあります。

    私が高校生の頃ですが、数学の授業で、問題の解答を黒板に書くことになって、私は当時数学できなかったので、

    先生の前では、頭が上がらず、肩を落として下を向いて、問題集見ながら、問題解けないまま、檀上で、あっちをうろうろ、こっちをうろうろ

    「お前は動物園のクマみたいだ!」と先生に言われました。

     

     

     

     

     

  • 男の尿モレ

    最近は公共のトイレの男性用に、「男性用サニタリーボックス」が設置されることが増えたそうです。

    女性トイレにサニタリーボックスがあるのは当然として、男性が尿漏れ用のパッドを使うことが増えたからです。

    前立腺がんや前立腺肥大で排尿トラブルを抱えた男性が増えたからです。

    尿道の長さが違うので、男性は女性より尿漏れが起きにくいと言われますが、男性も尿漏れで悩んでいる人は多いはず。

    かくいう私も、体調が悪い時とか酒に酔った時など、漏れることがあります。20代の頃から。

    それでも私は正常範囲と思っていますが、私が男性用の公共のトイレに入ると、私より先に排尿していた男性が、私が出し終わって便器を離れた後もずっと同じ場所に立っていることがあり、やはり排尿トラブルを抱えている人は多いと推察します。

    動物の排尿時間はどの動物も21秒である、ということを発見した日本の研究者が2015年にイグノーベル賞をもらったことも記憶に新しいです。

    私が20代の頃、合コンで、新しく出会った女の子たちとお酒を飲む機会もよくありましたが、

    深夜になって、ビールや酒が入ると、トイレの回数も増えてしまうものです。

    ある合コンでトイレに立った私は、おしっこをした後、ちょろっと漏れてしまい、下を見ると、ズボンの表面にかすかなシミができてしまいました。

    女の子がいる手前、おしっこのついたズボンなんて見せられないし・・・と思って、考えた末に、「手を洗っている時に洗面所の水道の水が股間にかかった」ことにしようと思いました。

    ただ、それをやってしまうと、ズボンの濡れたところがますます目立ってしまう・・・と思ってやめました。

    トイレから出た私は股間を隠すように、ちょっと前かがみになって合コンのテーブルに戻ったのでした。

    しばらく後、合コンに参加していた私の友達がトイレに立ちました。

    数分後「洗面台の水しぶきで濡れちゃってさあ」と言いながら、私たちのテーブルに戻ってきました。

     

    合コン用の一張羅のズボンの股間が水しぶきで濡れている。

     

    この男も漏らしたな、と確信しました。

     

     

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