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院長ブログ

  • いかまい磐田

    良いコンディション、良いメンタル、良い体調のために「歩きましょう」と日頃から言っています。

    人間のカラダは、生活のために動かす(=運動)するようにできているので、現代人のように座りっぱなし、移動はクルマに頼りっぱなしは、不調の原因となります。

    歩くと、脳が活性化され、アイデアがわきます。悩みが解消します。落ち込んだ気分が、明るい気持ちになります。

    ただ歩けと言っても、なかなか 一歩が出ないものですが、自治体やJRがやっているウォーキングのイベントに参加するのもよいです。

    機会あって、磐田市主催の「いかまい磐田ふれあいウォーク」に参加してみました。

    ひとは「自由に歩いていい」と言ったら歩けませんが、「ここを歩いてください」と言われると、足が動き出すものだ、と気づきました。

    参加費たったの100円

    3㎞ 5㎞ 11㎞といくつかルートがあるのですが、私が選んだのは11㎞のコース。磐田市北部の名所や史跡をめぐっていくコースです。受付を済ませたら、さっさと歩きだす。天候は、雨が降りそうな曇り空でしたが、日差しがない分歩きやすかったです。

    参加者は私より上の年代と思われる、60代70代の人が多く、グループで参加して、ゆったりと歩いている人が多かった。私は一人で参加したので、さっさとゴールをめざして、スタスタ歩きました。

    磐田市に育ちながら、一度も行ったことのない地域を今回見ることができてよかったです。

    クリニックで用事が出来たら戻らないといけないので、意識して速足で歩いていたら、2時間立たないうちにゴールについてしまいました。

    「早いねえ」とチェックポイントの人に言われましたが、計算してみると時速6.2㎞くらいで歩いていました。

    早かったのはいいのですが、地元の人と話をしたり交流することなく、これでは全然「ふれあい」ウォークではありませんでした。

     

     

  • 野菜の栄養素

    春の訪れのようで風も緩み、気持ちよい日でした。

    野菜が育つよう、今のうちに準備しなきゃ。

    肥料や堆肥を私の畑に撒いてきました。野菜を育ててみて初めて気づいたのですが、野菜にも栄養素が必要です。

    ヒトにはタンパク質、脂質、炭水化物の三大栄養素ですが、植物の三大栄養素と言えばチッソ(N)リン酸(P)カリウム(K)です。

    作物が豊かに実るよう、肥料をまき、石灰をまいてpHを調整します。

    鶏フン くっせー!

    鶏フン くっせー!

    鶏フンは、採卵場から出たトリのフンが原料です。安くて良い肥料です。

    鶏フン くっさーい!

    (クサいのをガマンすれば・・・)

    私のクリニックの厨房で出た食品の廃棄物も利用しています。食物の残りを生ごみ乾燥機で乾燥させて、畑に埋め戻しています。

    耕運機で畑の土を起こした場所を眺めながら、何を植えようかと考えてみるのも楽しいです。

    野菜作りは生活の糧にもなるし、体を動かすことで運動になるし、自分のペースでできるし、気分転換になるしで、いいことづくめです。

    野菜作りは楽しいですよ!

     

     

     

  • 聖職者

    むかし買ったユニクロの帽子。

    フリースのキャップで、真っ赤です。

    40代前半のころまで、これをかぶって自転車で通勤していたことがあります。赤いジャケットと合わせていて、当時の私は、色使いが派手だったのですが、

    今の私が使うには「派手すぎる」と感じてしまったことに、自分の年齢を感じます。

    昔は「よく見られたい」という気持ちが強かったですが、現在は「不快な印象がないように」と考えることが多くなりました。

    というわけで、この赤キャップ、出番がなくなってしまいました。

    この赤キャップ、処分するか、リサイクルの箱に入れるか、どうしようか迷っていたところ、ちょうどたまたまニュースで、似たようなキャップをかぶっている人を発見しました。

    新任のローマ教皇。

    コンクラーベ」という、カトリックの上層部の人達が、建物の中にこもって、何日もかけて教皇を選ぶ儀式があるそうですが、私は日本の「ガマン比べ=根くらべ(こんくらべ)」から来たコトバだと思っていました。日本語とは全然関係ないそうです。

    教皇様は世界中の人から、尊敬されて、祝福されています。

    自分も、似た格好しようと思って、「ニセ・ローマ教皇」をやってみました

    生殖(聖職にあらず)の人です。

     

    患者さんの心と体を癒せるような仕事をしたいと思っております。

    聖職者ではありませんが、生殖医学をやっています。

    ただ、私の頭の中は邪念ばっかりです。

  • ちょっとGPT

    相談ごとがあれば、なんでもAIに聞ける、みたいな感じのご時世になりましたね。

    私のクリニックでも、患者の相談に回答するのに、グーグル検索を使うのが役立っています。

    3年くらい前から広がってきたChatGPT(AIの回答)は、検索するだけでなく、わかりやすい回答にまとめてくれる点が優秀です。

    利用者にとって、何よりありがたいのは

    どんなにくだらない質問をしても怒らない

    ことだと思います。

    婦人科の相談事例として、

    「夫に内緒で、不倫で交際してた相手に性病のクラミジアをうつされてしまった。私から夫にうつしたかもしれないが、バレないように、なんとかしてほしい

    などという相談内容も、AIなら淡々と回答してくれるに違いありません。

    人間の私も、相談者の意図を組んで、できるだけ真摯にお話をうかがいますが、いかんせん、ヒトなので、感情が入ってしまったり、こちらの体調が悪い時など回答に影響がでることがあります。

    Chat(チャット)という英語の単語はもともとは「おしゃべりする」という動詞から来ているのですが、たまたま、静岡の遠州地方の方言に「ちゃっと~する」というのがあるのを今の世代の遠州地方の人は知っているでしょうか。私の親世代くらいでは日常使われていましたが、今あまり使われてないと思います。

    「ちゃっと やっとくりょ」 「ちゃっと やんない」

    というのは

    「すぐに やってくれ」

    という意味です。

    チャットGPTについて、自宅でパソコンを使って調べていたら、ペットのネコが、いつものように、私にまとわりついてきました。

    私に「ニャーニャー」泣いているときは、餌が欲しいか、外に出してほしいことが多いのですが、たまに、何をいいたいのかわからないことがあります。

    こういう時こそ、ネコの相談に乗ってくれる

    キャットGPTがあれば・・・と思います。

  • 5月のタタキ

    5月はカツオのおいしい季節。

    表面をあぶって、お醤油につけて食べるカツオのタタキは最高ですね。

    以前、バイク仲間とツーリングで南国の土佐にカツオのタタキを食べに行ったことがあります。

    カツオのタタキを食べるためだけにバイクを走らせる、というツアー。

    私は「一杯のコーヒーを飲むためだけに、真冬の夜、100㎞の道のりをバイクで行く」

    というような変なことにあこがれていた時代がありましたがなぜか

    私のアイデアが共感を呼んで、20代の女の子も含めて、バイクの免許を持っている12人が参加しました。

    旅程はというと、

    西宮の港からフェリーに乗り四国へ。

    二等客室は、移民船のザコ寝状態でした。汚れたTシャツ着て貧乏な格好の私たちも船内の風景に妙になじむ。

    翌朝早く四国に上陸し、高知県の観光地を転々としたあと、ある料理屋で、土佐ならではのカツオのタタキを腹いっぱい味わいました。

    その後四万十川を遡行し、四国の林道を抜けて、本州に戻ってきました。

    人口のまばらな山中、3ケタ表記の国道は、林道と呼ぶにふさわしくそれこそ、ジャングルの中。

    現代のお遍路さんは、菅笠のかわりにヘルメット、白衣のかわりにバイクジャケットですが、

    バイクがコケないように、ひたすら前の路面に集中したおかげで 煩悩はふっきれました。

  • 国際 ダンスの日

    4月29日は国際ダンスデーだそうです。フランスの有名な舞踏家にちなんで決められた日なのだそうです。

    世界のあちこちでは、ダンスに関係したイベントが開かれています。

    体を動かして自己表現することは、元々人が生まれながらに持っているもの。ヒップホップやクラシックダンス、バレエだけでなく、古来日本人も盆踊りとかで踊ってきました。

    長寿で知られる沖縄の伝統的な島々では、老人たちが集まって、踊って楽しむライフスタイルが長寿の秘訣だそうです。

    私も仕事ではじっとしていることが多いので、ダンスでも覚えてみようかなと思っています。でもちょっとしたダンス教室では、コンテストや競技に集中している人ばかり、中年男性の初心者が気軽に参加できるダンスの場所って、なかなかないんですよねえ。

    人前で思い切り踊った記憶といえば、大学生の頃のディスコ。激しくお尻をフリフリ踊っていたのが、私のダンス人生のハイライトです。

    ダンスパーティーを「ダンパ」と呼び、合コンは「コンパ」と呼び、

    ダンパ、コンパ、ダンパ、コンパに明け暮れていた日々があります。

    モテたいと思って、踊っていましたが、全然モテませんでした。

    今、仕事で、エコーで胎児を見ていると、うれしくて踊っているように見えるんですよねえ。

    16週です。踊っているようです

    14週のベビー

     

    踊っているみたいに見えませんか 17週

    人間て本来踊るのが好きなのかもしれないと思います。

     

     

  • アウトドアの仕事

    今日は晴れていい天気でしたね。

    私は、もともと外で活動するのが大好きです。

    昔、学生の頃、工事現場のバイトをしたことがあります。

    工事現場での日雇い労働者のバイト。

    大阪の西成区に日雇い労働者の集まっている地域があります。いわゆる「ドヤ街」。日中訪れると、酒をのんだ酔っぱらいのおっちゃんが路上をウロウロしていて、なんとなく危険な雰囲気のエリアなのですが、関西一円に労働者を送り出すセンターでもあります。

    日本の労働衛生の実情を海外の医学生に見せよう」というテーマで海外から訪問してきた外国人の医学生の案内ツアーを、私が企画したのですが、現場を実際どのようなものか見たことがなかったので、好奇心もあり自分で体験してみました。

    朝の4時に、マイクロバスが人集めのため、近畿地方の工事現場からここに集まってくるのです。

    バスのフロントガラスには職種と労働条件、賃金が書いてあって、労働者は気に入った条件のクルマに乗り込む。

    毎日屋外で力仕事をしている人々の肌は浅黒く、腕のまわりに筋肉がもりもりついている。

    ひょろっと背の高くめがねをかけた、やせ型色白の医学生であるぼくは明らかに場違いでしたが 一台のバスに乗り込んでみました。

    定員が一杯になるとマイクロバスはまず飯場に向かい、 そこでどんぶり飯をたらふく食べさせてもらった後で、工事現場へと出かけるのです。

    現場で私はスコップ持たされて、指示されたとおりに、一日中土を掘りました。 t_build_a02

    慣れないスコップの扱いで筋肉痛は残りましたが、賃金は悪くなかったです(当時1日1万2千円くらい)。

    日ごろ、この職種の人々(つまり現場で汗を流している人たち)に接する機会がないので 気が付かなかったのですが、彼らは自然の移り変わりに親しい。

    いっしょに仕事したおっちゃんは、休憩の時にぼんやりと寝そべってタバコをすいながら青空を見上げる。

    どこかで鳥の声。 「あれはホオジロやね、こんなところでめずらしい、 あっちはシジュウカラ。いまごろヒナかえすんや。」

    タケノコ掘りをしているとこをトラックで通りかかると 「ちょっと見ていこや。にいちゃん、タケノコの堀り方は知っとおか?」 しばしトラックを路肩に寄せ、ぼーっと旬の作物が取れるのを眺めているのです。

    風のにおい。季節の移ろい。季節の花。

    屋外で仕事をしているおっちゃんたちは、私が思っていた以上に、優しい人たちで、季節の移ろいを敏感に肌で感じ取っていました。

    天気のいい日になると

    (お前こんなところでデスクワークしていて、いいのか?)

    心の声が、外に行け、外に行け・・・とささやきます。

     

     

  • 眼は口ほどにものを言う

    鼻から入れた牛乳を目の涙腺のところから出してどのくらい遠くまで飛ぶか世界記録に挑戦した人のことを
    先日あるテレビ番組で披露していました。

    「目」は重要です。

    マスクで顔を隠して仕事をしているこのご時世、口や顔の表情筋が見えないので、「目」「眼」はコミュニケーションのための重要なパーツです。

    診察の時でも、私は患者さんの目をよく見るようにしています。

    妊婦健診の時に体重増加が多くて、「あなた食べすぎていないでしょうねえ」と聞く時とか、ピルの処方をする前に タバコの臭いがする人に「タバコ吸っていませんよねえ」と聞く時など、おそらく捜査官なみの注意力で相手の瞳を見ていると思います。

    じっと見ていると、不自然に大きいカラーコンタクトや、不自然な美容整形の二重まぶたなども発見しますが、「眼は心の窓」で、相手の感情の変化がわかりやすい。

    私が医学生の時、意表をついた質問をして学生をびっくりさせる脳外科の教官がいました。

    「君、目をみて何がわかる?ん?」

    席の前の方で、当てられた学生は、いきなりの質問にびっくりしましたが、一呼吸置くと彼はこう答えました。

    先生、愛がわかります。

    教室は爆笑の渦につつまれました。

    でも確かこの人は脳外科の試験に落ちたと思う。

  • 虫もめざめる季節

    部屋の中にハチやら蚊やら小さな虫が入ってくる季節になりました。

    お客さんで嫌がる人がいるので、なるべく入らないようにしていますが、本当は無駄な殺生はきらいです。

     

    子供の頃、カタツムリの収集に夢中になり、大学でも生物学やっていたし、どんな虫でも興味は持ちます。

    歩いて出勤途中に道端でエサを運ぶアリを発見「アリも人間社会みたいに社会性があってすごいな」と見入っています。

    でも虫って、男の子の興味は引くけど、女の子はきらいな人多くないですか。

    gokiburi周りに女性が多い職場になって、うんざりさせられることの一つに、

    ぎゃー 変な虫、なんとかしてえ」と騒がれること。

    周りに畑が多いので、網戸など厳重にしていても、どっかから小さな虫が入ります。

    ムカデ、ヤスデ、羽アリ、ダンゴムシ、クモ・・・

    「変な虫」イコール「殺して、排除して、どっかへやっちゃって」

    くらいの反応しかないんですか、あなたたちは。ハイハイ、私がつかんで捨ててあげますよ。

    ヤスデみたいな毒のないものは、ティッシュでそっとつかんで、ドアから外へぽいっ!

    ゴキブリは衛生害虫なので始末しますが、手で捕獲することにためらいはありません。

    虫に対する男性と女性の反応の違いって、進化の過程で選択されてきたんだろうか。

    今、私、クリニックで医者をしていますが、私にしかできない仕事といえば・・・

    1.女性の嫌がる虫を手で捕まえること

    2.天井の蛍光管を、イスに乗って(キャタツ使わず)替えられること

    3.女性スタッフが「壊れました、新しいものを買ってください」という電気製品が、接続不良だったり、電池切れているだけで、ちょっと直せば使えることを身をもって示すこと

    です。

     

     

     

     

  • アートセラピー

    スイスのある町が、美術館の入館料を無料にして、患者を治療しようという試みをしているというニュースを読みました。

    その地域の医師が発行する処方箋(あるいは診断書)があると、入館料がタダになるのだとか。

    世界保健機関(WHO)が「美術は病んだ人の心を癒し、認知機能の低下をおさえ、身体機能の維持に良い作用がある」という発表を根拠にしてはじめた試みだそうです。

    たしかに、良い美術品に触れることは、心を癒す効果があり、家から出て、美術館へ歩かせることも、うつ状態の人には良い効果があります。

    映画に行くこと、ダンスに行くことも「医師の処方」にしたいと担当者は考えています。

    コロナのパンデミックで、人々の活動が制限され、美術品に触れることが、いかに心の安らぎにつながっていたか気づいたことも、きっかけの一つだったそうです。

    私のクリニックにも心身の不調を感じる人が日々訪れますが、運動不足だったり、気分転換できていない人も多い。

    仕事や家庭以外で、人と会うとか新しいものに触れることも大事と思っています。

    さて、アートに触れることも治療になるなら、園芸で自然に触れることも治療になります。

    たまたま今日は良い天気で、気温も暖かく、虫も出てこない絶好のコンディションで、ホームセンターに行ったら、今が植え時の、夏野菜の苗(トウモロコシとかトマトやピーマン等)が売られていて、私は気持ちがウキウキしました。

    かぶ ドット混んでいたので間引きしました

    畑で鍬(クワ)をふるう手にも力が入り、一日の終わりに心地よく疲れました。

    ヒヨドリやスズメ、ヒバリの春を告げる鳥の鳴き声を聞きながら、おこした土の新鮮な匂い。芽を出したばかりのみずみずしい草の匂いと手ざわり。

    「園芸療法」という治療法が、一部の心の病気の人には効果があることが知られているのですが、うちの患者さん、畑に連れてって、農作業させたら、治療になるんじゃないかなあ、と思いました。

     

     

     

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