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院長ブログ

  • 55歳の受験生

    年度がかわって、進学のシーズンですね。

    最近はリスキリングといって、学び直しが推奨されていますが、私の卒業した医学部でも、社会経験を積んだ後で医学部に入りなおしてくる人が時々います。

    私が医学部にいたときの同級生でも、会社員→医学部、学校の教員→医学部 獣医→医学部という医学部を再受験した人たちがいました。年齢も様々で30代~40代。高校からそのまま上がってきた人たちと比較すると、医学部の授業もまじめに受けていて成績が良かったです。

    私の医学部の別の学年で、55歳にして医学部に合格してきた人がいました。

    某有名企業でバリバリと働いていたのですが、親が病気になり、一念発起して医学部の勉強をはじめて、55歳で医学部に合格したのだそうです。同級生たちは「55歳で医学部入ったって、ちゃんと卒業しても61歳、もう使えないよな」「国費の無駄遣いだよな」と陰口をたたく人もいました。

    現在医学部卒業して30年近くになりますが、その時40代だった方から年賀状もらいますが、ちゃんと臨床の医者をやっている方もいます。

    なにを隠そう、私も医学部を再受験した人間です。いったん他の学部に入りましたが、大学に在学中に医学部に入りたくなって、医学部入学の勉強をはじめました。

    私には3年年下の妹がいました。共通一次試験(センター試験の前身)の会場が同じで、受験番号が隣なので、私の後ろに妹が座っていました。兄と妹がいっしょに試験を受けるのは、ちょっと恥ずかしかった。

    「お兄ちゃんの解答 見えてたよ」と、お正月に実家に帰ってくる妹に、今でも言われます。

    見えてなかったと思うけど。

     

     

     

  • しあわせのモノサシ

    3月20日は「国際幸福デー」だそうです。

    「国民の幸福を価値あるものとして認め、公共政策に反映すべきであるとした日で、国連でブータンによって提唱され、2012年7月に決議された」そうです。

    世界の国幸福度ランキングというのがあって、毎年一位はフィンランド、上位の多くをヨーロッパの国々が占めています。

    日本は先進国の中では低いほうで、昨年は150余りの国と地域の中で51位でした。

    「先進国のわりには幸福度が低い、幸せでないと感じている人が多い」とマスコミでは、よく報道されます。

    本当にそうでしょうか。

    日本人は、自分の感情を控えめに言う傾向があって、アンケートに実際の感情が反映されていない気がします。

    「幸せ」とは「住んでいて安全と感じる社会」があることも重要、と一説では言われています。

    インバウンドの増加で、中国からの観光客が「日本の旅行中、財布を落としたが、戻ってきた、感心した」という動画を目にすることがあります。

    「落ちていた財布を拾って返すことが多い国の人は幸せ」だ、とするなら、日本もじつは「幸せな国」ではないでしょうか。

    先日BBCの放送を聞いていたら、「人は自分が思っているよりも意外と、他人に対してやさしい気持ちを持っている」という報道をしていて、その中で、記者がある実験をしました。

    街中にわざと、財布(中をあけると連絡先が入っている)を10個落として、落とした10個のうち、どれくらいの数が戻ってくるのか、実験をしたそうです。

    落とした財布が返ってこない→ お互いを信用していない、暗い社会

    落とした財布が返ってくる数が多い → 人々が信頼しあっている ハッピーな社会

    ということで、社会学的な実験をしたそうです。アイルランドのベルファストという都市で、街のあちこちに、わざと10個の財布を落として、そのうちそのくらい財布が返ってくるかカウントしました。

    そうしたら、10個全部戻ってきたそうです。

    このことから、この番組では「人は自分が思っているよりも、知らない他人に対して優しい気持ちを持っている」としていました。

    私も過去5年くらいで道端の財布を二つ拾ったことがあります。一個は拾った近所の人に返却でき、一つは交番に届けました。

    そんな私でも、頭の中によぎった「ダークサイドの」感情があります。

    ・・・

    拾ったら何割か謝礼くれるんだろうなあ

  • 夜桜のケン

    桜の季節になりましたね。

    桜の実物は散りますが、肌に入れるタトゥー(刺青)の花は消えることはありません。

    私が日常診察をしていると、タトゥーをしている女性もたまにいます。

    肩や手の甲にしている人もいますが、下腹部、太ももの後ろ側に入れている人もいて、診察の時に目にすることがあります。腹部の診察や陰部の診察など、普段慣れている自分でも、見慣れないタトゥーがあったりすると、ギクッとします。

    今では技術や安全性も上がってきていますが、刺青も年数が経つと輪郭がボケてきますし、刺青をやめようと思ってもキレイに消えません。どうしても痕(あと)が残ります。

    若気の至りで好きな男性の名前を入れてしまったりすると、数年後からは一生後悔する人もいるので注意が必要です。

    さて、私の思い出す刺青の男性、忘れられない「ケンさん」がいます。

    神戸でヤクザを稼業にしていた、患者のケンさん。高倉健さんみたいですが見た目は全然違う。

     

    私が研修医のときの患者で、60代の男性でしたが、肝硬変で入院していました。肝硬変の末期で、見たところ、おとなしいおじいちゃんでした。

    点滴をする腕には、刺青(タトゥー)がほってありました。刺青も年数が経つと、

    けん

    青い色だけ残って、字の輪郭がにじんでくる。

    「夜桜の研」と彫られてあります。ずっと以前 血気盛んな若い頃に入れたらしい。

    カルテを見ると、患者の本当の名前は「健治」で、「」のところを間違って

    」と彫られてしまったらしい。

    肝硬変はC型肝炎ウイルスによって引き起こされたものですが、

    当時は、刺青などの器具から感染することも多かったのです。

    私の推測するに、刺青をしたときにC型感染ウイルスをもらったと思われます。

    間違った名前で刺青を彫られてしまい、しかも、C型肝炎ウイルスをうつされるなんて。

    今や末期の肝硬変。

    ヤクザな男の一生を垣間見た気がしました。

    成仏してくれよ、ケンさん!

     

     

  • 愛するダイコン

    これからの日本は、農業だ!

    家庭菜園の楽しさを知ってしまった私は、小さな畑でいくつか野菜を栽培しています。

    なにしろ私がほったらかしにしているので、秋に収穫する野菜がまだ畑に植えられています。

    発育が早いカブは育ちすぎて割れてます。筋トレやりすぎて赤いシャツがビリビリ破れたマッチョみたいです。

    ニンジンも割れていて、虫が住んでいる(農薬使わないので)。

    サツマイモは甘味を増やそうと置いておきましたが、自分が食べるより虫に食べられている部分が多い。自分で食べればおいしいですが、見た目が悪くて、店頭では見かけないような代物です。

    ピーマンは赤くなって、しおれたパプリカになって瀕死の状態で回収。

     

    こんな野菜でも、私の勤めるクリニックの厨房に持っていくと、「先生の作ってくれた野菜おいしいです!」と言って(お世辞で)入院患者さんの食事の材料にしてくれるので、ますます農業に力が入ります。

     

    かぶ ドット混んでいたので間引きしました
    かぶ ドット混んでいたので間引きしました

    アマチュアなので失敗をおそれません。

    手術用の手袋をはずした後は、農業用の軍手をはめて、農業にいそしんでおります。

     

    作物を栽培していると、一つ一つが可愛らしくなってきて、ほおずりしたくなります。

    先日とれたダイコン一つに顔を描いてしまいました。

    かわいいダイコン!顔を描いてみた

    かわいいダイコン!顔を描いてみた

     

     

     

     

     

     

     

     

    産婦人科で、生まれてくる赤ちゃんをみていると、農作物と似ていると思います。

    人間も最初は種からはじまって、10か月かけてだんだんと大きくなってきます。野菜と同じで胎児はしゃべりません。何を考えているのかな。

    一例でも失敗作を作ってはいけないところが、人間ができるときの厳しさです。

  • 人生ゲーム

    なぜか突然、人生ゲームがやりたくなって、ネットで購入しました。

    なぜか人生ゲームをやりたくなりました

    私が小学生の頃すごく流行った盤ゲーム。盤上のルーレットを回して、駒を進めたり、止まったマスの指示に従ってお金をもらったり、失ったりするゲームです。

    時代が変わって、内容も変わっているそうですが、全く変わらないと感じたのは ルーレットの手ごたえや、作りこみ。 ルーレットを回した時、ペナペナしたプラスチックが数字を刻んでいって、回転がゆっくりになり、最後にどっちの数字に入るか、凝視して、ドキドキするあの瞬間、子供の自分に戻っていました。

    大筋変わってませんが現代風のアレンジがあります

    人生の中で職業を持って、結婚して、子供を持って、ゴールというゲームですが、職業を持っている人がいきなりフリーターになったり、ゴール目前で大金を失ってビリになったりと、結構面白いです。

    ちなみに、私も周りの参加者とゲームをやってみましたが、私は億万長者でゴール目前に、悪いマスで大金を失ってしまい、ビリに転落してしまいました。

    リアルの人生では2020年のマスでは「コロナで外出できず、2回休み」でしょうか。

    実際の人生もルーレットみたいなもので、頑張ってみたってしょうがないよと、ゲームに教えられている気がします。

     

  • 花見の季節

    花見の季節になりましたが、コロナ禍もあり、集まれないのが残念ですね。

    さくら

    学生の頃の私は花見といえばイコール飲み会でした。

     大阪と神戸の間に夙川(しゅくがわ)と呼ばれる、

    地元の人の間では有名な花見スポットがあります。

    当時 大学の仲間たちと飲みに行きました。

    幅数メートル、深さ20センチほどの小さな川の

    両岸には桜並木が1キロ近く延々と続き、人の目を楽しませます。

    花見をする人たちは、川べりの桜並木の下にシートを広げ

    思い思いのスタイルで時間を過ごします。

    花見といえば宴会。

    酒飲みの自分たちは花など見もせず、明るいうちからビールをグイグイ飲み干していきました。

    陽気に飲んでいた自分はいつの間にか記憶がプッツリ途絶えて・・・

    その宴会で、川に落ちました!

    断片的に思い出すのは、川の中に立って、両岸から見下ろしていたこと

    花見客に「イェーイ」と手を振っていたこと・・・

    暗かったのでたぶん、夜8時ごろ。

    全身ずぶぬれ。川に落とされたのか、自分で落ちたのか。

    それまでの経過まったく覚えていないのですが、

    川岸から手を振る、見知らぬ花見客から

    「泳げー!」とはやし立てられて、シンクロナイズドスイミングのマネをした・・・

    それから見事にプッツリ記憶が途絶えて、

    どういうわけか、翌朝、私は自分の部屋で寝ていました。ちゃんと帰ってきたらしい。

    目を覚ました時、メガネを川の中に落としたことに気がつきました。

    (どうやって探そう・・・)

    「おい、夙川の川底で砂金が取れるって、知っているか?」

    などとウソを言って、私は翌日、クラブの後輩を誘い出し、

    後輩といっしょに川底に落ちたはずの自分のメガネを探しに行きました。

    後輩たちと、落ちたあたりの川底をさらったのですが、

    ビールの空き缶とか、つながったウインナーソーセージとか 出てくるばかりで、

    砂金はおろか、自分のメガネも見つかりませんでした。

  • 予防接種と採血

     

    子宮頸がんワクチンの接種をする人が最近増えています。

    コロナ以前は副作用のことが不必要にメディアに取り上げられて、打つ人は少なかったのですが、コロナ禍を経て、ワクチン接種に異議をとなえる人が減ったこともあるかもしれません。

    SNSで誤った情報が流れることがありますが、私個人は、がんを予防するためには良いと思っています。

    **

     

    でも注射されるのは、イヤですよねえ。

    私のことですが、最近健康診断を受ける機会があって、近くの健康診断センターに行きました。

    採血に失敗して3回針を腕にさされました。

    私の腕は血管が浮き出ていて、採血に失敗するような血管ではないはず・・・ですが、理由があったのです。

    健康診断の採血ブースで待っていると、採血している看護師の顔が、どこかで見たような気がします。

    (どっかで見た顔だなあ)

    と思いながら腕を出しました。

    「名前を名乗ってください」

    と言うので自分の名前を名乗りながら、目の前の看護師の名札を見ると、やはりどこかで見覚えのある名前・・・

    左腕の肘静脈に針がぷすっと刺されるのを眺めていましたが・・・刺した場所が目的の血管から離れていて、大丈夫か?と思いました。

    あれ、血管にあたってないぞ?

    看護師、針先をもぞもぞ動かすも、血液引けず。

    針引き戻して、もう一度ブスッ。

    やはり血が引けず。

    「採血しにくいので他の看護師に代わってもらいますから・・・」と私と目を合わせないで顔をそらして私に告げると、その看護師、どこかに隠れてしまいました。

    看護師が代わった後で、はっと、私は思い出しました。

    採血に失敗した看護師は、以前うちで働いていて、辞めてしまった元スタッフでした。

    私の名前を聞いてから、よほど動揺したと思われました。

     

    **

    予防接種をするときは、わざと話をして注意をそらしていると、痛みの感覚が軽減されることがあります。

    身内のスタッフにインフルエンザのワクチンを皮下注射する時にはわざと冗談をいうことがあります。ポケモンのキャラクターの「ぴかちゅう」の声を真似して

    ひかちゅう! げんきでちゅう!」 というと、笑っている間にワクチン接種が終わります。

     

  • 自衛隊

    東日本大震災の14年目の記念日を迎える3月11日。

    当時の自衛隊の活動も思い出されます。

    平和な今の日本では災害派遣で目にすることが多いですが、頼もしい存在です。

    陸上自衛隊HPより引用

    この現在、慢性のストレスで「うつ」になる人も多いですが、自衛隊式のストレス対処法もぜひ参考にするべきでしょう。10年前くらいに「しばられてみる生き方」という元自衛隊員の心理カウンセラーが書いた本がベストセラーになりました。

    内容の一部を私なりに解説すると、自由で束縛されないのはむしろ選択の苦しみが生じる、「プチ束縛」があり階級社会の中で生きているほうがむしろラクではないか。

    達成可能な目標を作ってチャレンジしていくこと、チームで悩みを共有することなど軍隊は「ストレスコントロールの宝庫」であると、著者は諭しています。

    ***

    さて、私と自衛隊とのかかわりは、私が産婦人科医になって、病院当直のアルバイトをするようになった時です。

    「当直料ちょっと安いんだけど・・・」

    新しく入ったばかりの産婦人科医だった私は、自衛隊病院というあまり人気のないバイト先を紹介されました。大阪の伊丹にある自衛隊駐屯地に月一回の週末当直。

    当直の行きかえりに駅から自衛隊のクルマの送迎をしてくれるのですが、30年以上前の年式の古い自動車を、ちゃんと整備して、きれいに磨き上げて使っているのが印象的でした。

    自衛隊病院の産婦人科というと・・・ヒマなところです。

    当直の産婦人科医がすることは、主に出産の立ち合いをするのですが、出産するのは女性。当然ながら、自衛隊員は男性が大部分で、対象は自衛隊員が夫であるその家族(奥さん)の妊娠に関係することです。

    当直に行ったものの、出産はなく、食事をいただいて、寝て、帰ってくるだけのこともありました。

    あまりヒマなので、そのころ流行りだしたインターネットのホームページ作成に興味がわき、当直中に自分のホームページを作ったのが、現在の私のブログの起源です。

    普段は入院患者も少なく、ひっそりとした病棟なのですが、出産の陣痛が来た産婦さんが入院すると状況は一変します。

    まったく人の気配のなかった病棟に、ワラワラとスタッフが「湧き出てくるように」現れます。助産師、看護師、新生児担当のナース。

    陣痛が始まった産婦さんの隣の部屋では、助産師がやる気マンマンでスタンバイしています。

    平時は何もないが、有事には戦闘モードに入るという変わり身の早さが「自衛隊的」でした。

     

  • バックミラー

    運転していた軽トラックをバックさせているときにサイドミラーをフェンスにひっかけてしまいました。

    塗装に傷がついてしまいましたが、幸い、基部は折れてなくてほっとしました。

    そういえば、クルマのバックミラーは進化しています。

    最近は、後方から追い上げてくる車があると警告を出してくれるものがあったり

    カメラで確認した画像を室内のモニターで映し出せるようになっていて、バックミラーがついてないものもあります。

    (バックミラーがあったらなあ・・・)

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    私は仕事中の自分の頭にバックミラーがついていたらいいのにと思うこと、よくあります。

    エコー検査をしているシチュエーションです。

    旦那さんなど、妊婦の同伴者が私のすぐ後ろに立っていて、私には居心地が悪いのです。近づきすぎていることが多くて。

    妊婦健診の仕事をしていると、妊婦さんに夫が同伴してくることがあります。

    同伴の男性はどんな人か、まったく未知数

    あの一流スナイパーのゴルゴ13(劇画の主人公)は、壁を背にして立つのが習慣で、背後に人がいるのを極端にきらいます。

    「後ろに立つなと言っただろう!」と言って、彼の背後にうっかり回ってしまった男にパンチをくらわせていましたね。

    診察室で患者の顔見ながら、自分の背後に意識があっても顔を向けられない状況があります。

     

    男性は(女性と比べて)虚勢を張る人も多いので、腕組みしている人もいる。(それは不満を意味するボディランゲージである)

    通常、妊婦健診では、女性の腹部を触って、子宮の大きさや胎児の位置を確認しますが、

    自分以外の男性(つまり私)が、最愛の妻の腹部を素手で触っていることについて快く思わない男もいるんじゃないか、

    胎児の状態やエコーの画面に集中しているあまり

    「おれの奥さんに何すんだ、バカヤロー」

    と後ろから殴られないとも限らない。

    実際そんな目にあったことはありませんが、

     

    開業して間もないころに

    「先生は何もしゃべってくれないね、大丈夫とか、問題があるとか、なにか言うことあるだろう!」

    と、妊婦健診に同伴してきた男性に怒った口調で言われたことがあります。

    筋骨たくましい、日焼けした大男で、濃いサングラスをして、腕組みをしておりました。

     

    (なぜこの男は、自分の背後に立つんだ?、こんなに接近して・・・腕組んでたぞ、怒っているのかな・・・)

    そんなことばかり頭の中をめぐってしまい、まったく検査になりませんでした。

    検査に邪魔だったら、「あんた邪魔だから出て行ってくれ」、と言ってもよかったですが・・・

     

    自分の頭にバックミラーがついていて、後ろにいる人の顔色がわかればいいのにと思う今日この頃です。

     

     

     

     

     

  • 賞味期限切れ

    イザという時に備えて、うちにも水のストックがあって、定期的に入れ替えをしています。

    しかし、うっかりしていて、昨年3月に期限が来たものが残っていました。

    期限切れのミネラルウォーター。

    私の周りの99%の人は「期限が来たから捨てなきゃ」と言います。

    水は期限が切れたら飲めないのでしょうか。

    食品なら、味がおちる、薬なら効果が保証できない、などの理由があります。

    しかし、水はH2Oで、3年経っても5年経ってもH2Oのまま

    おそらく誰も使わないであろう賞味期限切れのミネラルウォーターを、私は自分のコーヒー用に使って飲んでいます。当然おなかこわすわけはありません。

    なんとなく)で捨てている人は多いのではないでしょうか。

    ただ全く変化がない、わけでもなく、ボトルの隙間から少しずつ水分が気化するので、ペットボトルがひしゃげた形になってきます。

    いっそ賞味期限の表記なんてやめたら、どうでしょうか。

    食品の廃棄が減って、食品価格も安くなり、地球環境にも良いと思います。

    食べられるかどうかは、自分の視覚、嗅覚を使って判断(近世までは人はそうしていました)。

    そんな自分も、「期限切れはよくないな」と思ったことがあります。

    インスタントラーメン

    小学生の頃(最近小学生の頃の話ばかり掲載していてすみません)ですが、賞味期限切れのインスタントラーメンを友達4人が集まって、みんなでわけて食べたところ、4人全員が下痢した、ということがありました。マルちゃんの「ハイラーメン」という商品です。

    インスタントラーメンは油で揚げてあるので、時間が経つと酸化して、賞味期限切れのものを食べると、下痢を起こすことが多かったそうです。

    あのときはみんな下痢したよなあ

    同窓会で集まったときのお笑いネタになりました。

     

     

     

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