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院長ブログ

  • 犬も年取る

    連休あけた日曜日、お休みをもらって山登りをしてきました。

    休日に体を動かせて気分転換になるとすれば、登山も良い選択肢です。

    自然の中で体を動かして、気持ちも体も洗われるようです。

    今回登ったのは、三重県にある御在所岳。

    標高は高くないですが、花崗岩の岩がごろごろしていて、ふもとから見た時の山頂のとがった山容がすばらしい。

    登ってみたいという興味をかきたてるような山です。

    登山者の年齢、性別もいろいろで、よちよち歩きの子から、高校生っぽいのから、よぼよぼのジイさん、バアさんまで、いろいろな人を見ます。

    登っている途中に、犬を連れている人を見ました。

    正確に言うと、「犬を背負って登っている」人です。

    犬の顔を見ると、柴犬

     

    犬も年取る

    私も柴犬を飼っていますが、柴犬は個性が強い。

    他の犬種と違って、飼い主の命令にも従わず、散歩も気分次第で、行かないことがあります。

    柴犬は「わがまま」なので、きっとこの飼い主も、「わがまま」な柴犬を背負って山頂に向かっているのだと思い、

    「ワンちゃん、自分で歩かないんですか?」

    と聞いたところ

    「ヘルニアなんです。11歳。」ということでした。

    ペットへの愛情が強くて、背負ってでも山頂に一緒に行きたいのでしょうね。

    山頂に着くと、なんとスキー場がありました。

     

    冬はこんな感じ

    冬の山頂はどのくらい寒いかについて 計算式があります。

    100メートル上昇で0.6度気温が下がる。山頂は1200メートルだから、12×0.6=7.2

    つまり平地より7度低い。冬の間7度以下を保てないと、雪は溶けてしまう。

    温暖化で雪を維持するのは大変かと思いました。

    汗だくで山頂につくと、ロープウェイで登ってきたきれいな恰好の観光客とすれ違います。

    ロープウェイで登るとラクですが、歩いて上ってきた達成感は味わえないはず。

    楽しみ方はいろいろなので、どっちでもいいですが。

     

     

  • 春の夜のバイト

    空気が澄んで日照時間の長いこの季節になると

    自分がガソリンスタンドでバイトした事を思い出します。

    夕焼けの関東平野に日が沈む情景がよみがえります。

    私、今は医者の顔して仕事していますが、

    昔はいろいろなアルバイトを経験しました。

    土木工事、

    居酒屋のウエイター、

    新聞配達、

    郵便配達、

    草むしり、

    スーパーの売り子、

    測量技師の手伝い、

    農家の野菜包装、

    引越しの運送屋、

    新造船の内装工事、

    自転車販売、

    大学の授業の代返

    交通量カウント、

    チラシのポスティング、

     

    などなど・・・いろいろな職種を経験すると世の中をいろんな角度から見られるようになる気がします。

    そんな中で、茨城県の高速道路SAにあるガソリンスタンドで夜間に給油のバイトをしたことがあります。

    「レギュラーですか ハイオクですか?」

    「満タンですか?」

    の簡単なフレーズを覚えればすぐできる仕事です。

    夕方入って朝帰るシフト。学生の割には給料が高く、スタンドでは自分の好きな車やバイクの雑誌が読めて、客が来なければ仮眠自由、好きなFM放送を夜間ずっと聞けるという理由でしばらく働いていました。

    私のバイト中に同僚がうっかりミスでハイオクのガソリンを入れるクルマにレギュラーを入れて、大騒ぎになったことがあり、その後私もすぐやめてしまいました。

    今は「セルフ給油」のスタンドが普及し、自分もセルフでガソリン入れますが、私のバイト歴の中の「またやりたいバイトランキング」では13位か14位です。

    当時の茨城はまだイナカの部分が色濃く残っていて、当時あこがれのスポーツカーのフェアレディZのことを、「ふぇあれでぃ・おつ(乙)」と読む人がいたり、クルマの塗装の色がワインレッドだと「サツマイモ色」と呼ばれていました。

     

     

  • 裸のサル 

    人間という動物は「サルが服を着たようなもの」と聞いて、どう思いますか?

    昨今の中東やウクライナの戦争。どんなに文明が進化してもなくならない戦争。国内でもしょっちゅうニュースになる殺人事件。

    人間って、動物の一種でしかないように思えませんか?

    1960年代に「裸のサル」という本を書いたデズモンド・モリスという人が最近(今年4月に)亡くなりました。

    この本は世界で2000万部以上を売り上げ、当時の大ヒットとなった作品です。

    人類を「一生物種としてのヒト」であると定義し、動物学者の見地から人間とその行動を観察し、

    動物としての人間の在り方を説くと共に、人間本位の社会観や価値観に警鐘を鳴らしています。

    人間て動物界の中では一番えらい、と思っていた10代の頃の自分には衝撃的な内容で、自分のその後の人生を変えることになった一冊です。

    どう変えたか、というと、私はますます人間に興味がわき、医学部をめざすようになり、卒業してからは、人間の「動物的な」営みである出産にかかわるようになったからです。

    人って、ときどき都合のいいウソをついたり、怠けたりしますが、それも「動物の一種だから」と考えると、許せてしまう気がします。

     

  • ムーミン

     

    外来を訪れる妊婦さんの一人が、ムーミンのキャラクターのバッグを持っていました。

    ムーミンと言えば、私が子供の頃「カルピスまんが劇場」で放送されていたアニメでした。

    1970年代初め頃のことです。人気は長続きしているんですね。

    最近また注目されるようになり、数年前に埼玉にテーマパークが作られ、CGのアニメも作成されました。独特なかわいらしいキャラクターが人気の秘密かもしれません。

    今回(肖像権を侵害しないように)自分でイラスト描いてみましたが、すぐ描けてしまうのも良い。

     

    私が医学生の頃、解剖学の授業で、私自身が学んだことを他の学生にプレゼンする時間がありました。腸のヒダは栄養を吸収するために、小さい円柱状の突起が並んでいます。

    食べ物が通過するときに栄養を吸収する面積が大きくなるようにできています。

    「腸管の上皮はニョロニョロのような形です」と説明したところ、教室中大爆笑で大ウケしたことがあります。

     

    同世代の友人から「君はスナフキンに似ている」と言われたことがあります。

    スナフキンは孤独と音楽と旅を愛しています。さすらいの旅人で、飄々(ひょうひょう)としていて、時々 ムーミン谷に滞在して、ギターを弾いて歌をうたったり(原作ではハーモニカらしい)するキャラクターです。

    私、子供の頃はいじけるとトイレにこもるクセがあって、やっぱり似ていたかもしれません。

  • 敵をやっつけろ、掃討作戦だ

    敵を全滅させろ~! 掃討作戦だあ~っ!

     

    と言っても どっかの国の戦争ではありません。私の畑のことです。

    この春先にカブやホウレンソウを植えたのですが、仕事にかまけて、ほったらかしておいたために、雑草がボウボウ生い茂ってしまいました。

    畑には一週間に一回程度しか行かないのですが、この陽気で雑草がものすごい勢いで生えてしまってます。

    虫よけのネットをかぶせておいたにもかかわらず、ネットの中にはテントウムシがうじゃうじゃ。

    雑草をやっつけろ

    畝(うね)の谷間の部分はホー(通称カッサライ)で一挙に土の表面を削って、根の浅い雑草を削り取ります。草にしてみれば無差別攻撃。

    作物の合間に生えているのは、自分の手で一本一本つみ取る。根っこの深いスギナは抜くのに力がいります。

    コガネムシの幼虫は地下にいて地面をほじくっていると出てきます。地下壕に隠れるなんて、卑怯な奴らだ!

    テントウムシ、すぐに逃げますがつぶします。形がヘルメットに見えてきました。

     

    雑草の勢いにやられそうになっている赤カブ、救出しました!

    赤かぶ、救出です!

     

    雑草に囲まれていて、やられそうになっていました。自分が今まで草取りサボってたのがいけないんですけど。

    結局敵とか味方とか、人間にとって都合のいい解釈をしているだけではあります。

    たまに畑に入ると気晴らしになりますが、植物が育つのと人間が育つことに共通なものを感じます。

    野菜作りに失敗しても、誰にも怒られないので、気楽にやってます。

    本業で失敗できないけど。

     

     

  • いざという時のためにとっておく

     

    中東での戦争で、石油を積んだタンカーが日本に来なくなって、備蓄されている石油が放出されるとニュースで聞きました。

    アジアの他の国のように、石油が来なくなることの影響を最小限にできているのは、素晴らしいことです。

    でも、いざという時いつでも使えるように石油を貯蔵している施設は、維持管理するコストがかかっているはずです。

    医療も似たようなことがあって、普段まず使うことはないが、いざという時のために温存しているものがいろいろあります。

    心臓が止まった時のAEDや不整脈治療薬、昇圧剤、手術器具など。

    AEDは25万円くらいで購入しましたが5年経過すると保証が切れるので新しいものに買い替えなくてはなりません。

    1年に一回あるかないかという大量出血の時に役立つと言われる子宮内バルーンカテーテルも、3万5千円で買いましたが、使われないままそろそろ使用期限です。

    昇圧剤やステロイド剤も有効期限があるので、使っていなくても買い替えなければなりません。

    このように医療機関では使う頻度が少ない一方で購入しておくべきものが多く、結構お金がかかります。

    設備の更新はおこたってはいけないのですが、こないだうっかり、倉庫に、賞味期限を2年経過したミネラルウォーターのボトル48本を見つけました。

    ミネラルウォーターに限っていえば、実は期限が過ぎても飲めます。中の水分が長い時間をかけて少しずつ気化して出ていくので、体積が減ってペコペコになります。

    形はへんですが、飲めばただの水です

    48本もありましたが、賞味期限切れというと、誰ももらってくれないので、私一人でちびちびのんでいます。まったく普通に飲めています。

    食べ物に関してはちょっとくらい消費期限、賞味期限切れものもは気にしません。

    でもちょっと失敗だったのは・・・・

    去年の夏の話ですが、知人からいただいたカステラをしばらく(7日くらい)時間経ってから食べました。

    抹茶のカステラだと思って食べた後、外の箱をみたら、普通のカステでした。

    _

    カビがびっしり生えたカステラを、抹茶と勘違いしておいしく食べてしまいました

  • 人材紹介をしているひとたち

    クリニックを運営していると、新規スタッフの面接と採用をすることがあります。

    ハウスキーパーから医師の採用まで、いろいろな職種の面接をします。

    人を雇っている側としては、給料を上げないと人が来ないのも悩みですが、さらに、人材派遣をする業者に払う紹介料もバク上がりになってます。

    看護師さんなどの専門職を紹介される時は、人材派遣業者に払う手数料は、かつては年俸の20%程度でした。(年俸500万円なら100万円)

    しかし、この人材難で、派遣業者が要求してくる手数料も上昇し、数年前からは25%が普通になり、最近は35%まで上昇しました。

    採用すると大きなお金が動くので、慎重に選びたいし、ちゃんとした人に紹介してもらいたい。

    ところが、最近は、(本当にこの人、経験あるんだろうか)と思わせるような人が紹介業を名乗っていることが時々あり、不安になります。

    最近は私と全く顔を合わせない業者が増えました。以前は、応募してくる人について来て、細かい条件についてじっくり話をしてくれたものです。

    コロナ禍以降 そういう傾向が強くなりましたが、応募者を一人で現場に来させて、派遣業者は同席しないことが増えました。私とのやり取りはメール、電話かファックスだけです。

    この業界、資格が必要ないのか、大学を出たばかりと思わせるような、へんな言葉遣いの人にもたまに遭遇します。

    言葉遣いを批判するなんて、自分も年を取った証拠なのですが、でも、昔は聞いたことのない聞きなれない表現を耳にします。

    「この条件で大丈夫そうですか?」

    ストレートに「これでいいでしょうか?」とか「かまいませんでしょうか」と聞くところを、「大丈夫そう?」と聞かれると(親しくもないのに、そんな、慣れ慣れしい言い方するな)と私は感じます。怒られるのが怖いんか?

    「これでよろしかったでしょうか?」も、今ではよく耳にされるかもしれませんが、私の若いころにはそういう言い方をする人はいませんでした。自分が勝手にやっておいて、事後承諾を得るようなニュアンスがありちょっとひっかかります。

    「お世話になっております」は電子メールが使われるようになって頻用される文頭の書き出しですが、

    初対面でこちらが「お世話してもいない」のに「お世話になっております」は、ないんじゃないか?

    「条件をすり合わせさせていただきます」という言い方をする業者も増えました。「条件の細かいところを調整する」意味と思いますが、自動車のパーツとか「日本のものづくり」の工業製品みたいです。

    言葉遣い以外にも、条件面の枝葉末節なことを、いつまでも質問してきて、イライラさせられたり

    「〇〇でございますね」等とそれまで丁寧な受け答えをしていたのに「この部分違いますよ」と、私がちょっとつっこんだ質問をすると、

    ええっ?」と聞き返され、「・・・」しばらく絶句されてしまい、社会経験のなさが垣間見えてしまう人もいました。

    こういう人間が薄っぺらい人に、ナースの年俸の30%という高額な人材紹介料を払うことに、くやしい気持ちすら感じることがあります。

    まあ、若い人には頑張ってほしいですね。

    そういう私も、20代の頃、医学生の実習をしていて、患者さんと話をするときは緊張の連続だったことを思い出します。

    医学生の実習をはじめたころ、女性患者に「おしっこ」をしたかどうか聞く時、

    最初、恥ずかしくて聞けなくて、「お小水はいかがでした」と聞くところ、どもってしまい、

    「おしょ、おしょ 、おしょうすいはいっ いかがでしたか?」

    と聞いてしまい

    はあ?

    と聞き返され、焦った私は「尿はどうですか?」と聞こうとして

    「にょ、にょにょにょ、尿 の方はどうですか」とさらにどもってしまい

    「ん?」(何聞いてんだこいつは?)とばかりにいぶかしい顔をされ、

    私は、叫びそうな声で

    「おしっこお! おしっこどうでしたか!」と赤面しながら聞いたことを覚えています。

    若い頃は取り繕ってしまい、いつまでたっても本質に迫りませんでした。

     

  • 南の島

    5月の連休も近づいて、旅行を考えている人もいるでしょうか。

    私の取引先の人で、連休に沖縄の島に行く予定と聞きました。

    南の島っていいなあ。

    10年くらい前ですが、私は奄美大島を訪れたことがあります。加計呂麻島で診療所をやっている医師の友人を訪ねました。

    手ぶらで飛行機に乗り、空港近くでレンタカー借りて、

    奄美大島で買った短パン

    奄美大島で買った短パン、まだ持ってます

    名瀬のイオンで宿泊に必要なものをそろえました。

    歯ブラシ80円 短パン1500円。

    奄美大島に来ているのに売られているものは本土と同じ、物価も同じで、変に驚きました。

     

    マングローブ地帯を通過して、渡し舟に乗って、友人の住む加計呂麻島に行きました。

    友人は加計呂麻島で一つしかない診療所で医者として働いていましたが、医者もやりつつ、自然の中で暮らしている人でした。

    年金で暮らす高齢者ばかりの島で、医者の仕事もするのですが、豊かな自然の中で、畑をやったり、ボートを持っていて海に出たりします。

    遊びに来た私のために、自前のボートを置きに出してくれました。

    (過疎の島なので)誰も人の来ない浜辺に行って「プライベートビーチだ」と自慢されました。

    浅瀬の海に出ると、モリをもって水中メガネで水面をのぞきこみました。

    真剣に海中を見ている彼を見て、そんなに簡単に魚がとれるんかいな、と思ってみていたら、

    次の瞬間「フッ」と言って、引き上げたモリの先に魚が刺さっていました。モリで突いた魚はカワハギで、そのまま持って帰って、私の昼食のおかずになりました。

    彼は医者というより漁師でした。

    日差しの強いこの時期になると、あの南の島を思い出します。

     

  • 虫をおいしく食べる

    円安と戦争で輸入品の値段が上がり、私たちの買うものにも影響してきました。

    自分がよく購入しているコーヒーやチョコもバカ高くなってしまい困っています。

    輸入している肉や魚も価格が上がっています。

    世界人口は今後も増加を続け、食料が不足する時代が来るといわれています。

    そこでFAOという国連機関の報告では「昆虫を食べる(昆虫食)」が提案されています。

    昆虫を食べることが食料不足時代の救世主になるかもしれない。

    おなじタンパク質を摂取するのに必要な飼料は豚や牛など家畜に比べ、虫は4分の1で済みタンパク源として効率がよいとか。

    食料とするための温室効果ガスの発生が非常に少ないメリットがあるそうです。

    イナゴ、サナギ、ハチノコ等 日本でもかつて、昆虫を食べる習慣はありました。今でも一部にあります。

    どうみても虫だよ

    どうみても虫だよ

    私も今のうちに昆虫食に慣れて、来る食料難時代に備えよう、

    そう思って、私はイナゴの佃煮を買ってみました。

    届いた佃煮のフタをあけると・・・・

    遠目には、いかなごのくぎ煮や小エビの飴煮のような、こげ茶色で光沢のある「何か」がうじゃうじゃ、入っています。しかしこれは「いかなご」ではなく「いなご」です

    一つ一つを箸にとってよく見ると、胴体に羽と足のついた、バッタです。

    虫!

    この瞬間の反応は人によっては違って、ギャーっと叫ぶ人もいるかもしれません

    私も、いっしゅんためらいましたが、意を決して、口の中に放り込みました。

    噛むとバリバリ歯ごたえがよく、しょうゆと砂糖でじっくり煮込んであるのか、臭みは感じませんでした。

     

    ごはんのおかずには合います。酒・ビールのおつまみなんかにもいいでしょう

    生きていくために、何でも抵抗なく食べられる、柔軟性も必要かと思います。

  • 毛があるといいこと

    ムダ毛を剃ってきれいに見せたい、と男性も最近は美容脱毛するそうですね。

    ふつうは「脱毛した肌」ってキレイに見えることになっていますが、場所によってはそういえない部位もあります。

    陰部の皮膚です。

    産婦人科で診察していることは、出産だけに限りません。

    皮膚の「かゆみ」や「ただれ」といった、皮膚科だけど場所が陰部だから婦人科に相談するという人も多い。

    最近相談が増えたのは、「陰部のかゆみ」です。

    くりかえしかゆみが出て、軟膏を塗ると一時的に治るが、また再発する、という人も多い。

    どういう人がそうなりやすいか、話を聞いていると、一定のパターンがあることに気づきました。

    美容で「VIO脱毛」した人。陰部の皮膚を毛を抜いて、ツンツルテンにするのは、一見「きれいにしている」ように思えますが、

    実はそうではないことが多いのです。

    「肌ストレス」という表現を近年、テレビの宣伝でも耳にしますが、具体的には、ムレた下着やナプキンが、長時間皮膚に接触することにより、雑菌が増えやすくなってしまうのです。

    いわゆる「皮膚にサランラップを貼って長い時間経ったらどうなるか」という実験と同じです。

    毛が生えていると、下着していても、一定の通気が確保されるので、皮膚の表面がジメジメすることは少ない。

    とくに長時間座って仕事をしているデスクワーク系の人。長時間座って集中して作業をする状態の人。知らない間にパンツの中がムレていて、それがぴっちり肌に当たることになるので、皮膚のタダレを起こしやすい。強く洗いすぎて肌を痛めている人も多い。

    脱毛をしたい女性は、「肌がつるつる」イコール「きれい」だからという理由で脱毛しますが、毎日マタを診ている医者の私に言わせると

    「アソコの毛がボーボーに生えている」イコール「健康的」に見えます。

    脱毛も技術が上がって、昔は脱毛した部位の毛穴の感染とかときどきありましたが、今はそういうのはありません。

    そのかわり、つるつるにしてしまったことで発生する肌ストレスの増加を作り出していることはもっと知られていいと思います。

    頭皮も陰部も、毛はないより、あったほうがいい。

    話は変わりますが、

    20代の頃、同僚の医者で毛が薄いのを気にしている男がいました。

    彼は神経質な男で、つねにビクビクしているのでその精神的ストレスが彼をハゲにしていると 私は思っていましたが、

    そんな気苦労の多い彼を気遣ったのか、からかったのか 仲間が寄って来て、お酒を飲みながら彼をなぐさめる会を開こう、ということになりました。

    参加者は私の周囲の酒好きの人ばかり数人。   街の居酒屋に全員が集まると、幹事が

    「今宵は**君を励ます会を開きましょう」と言いました。   その後、みんなは口々に

    「**くんをはげ・ます会ですね」 と言う。

    「はげ」と「ます」の間に、ワザと一呼吸置くので   「ハゲ・増す」会である。   みんな勝手に酒を飲んで盛り上がりましたが、酔うと彼を気遣う人は誰一人おらず、

    薄毛で気弱な彼は居酒屋の隅で小さくなっていました。

    こないだ彼に久しぶりに会ったら、彼の頭は以前と違って フサフサだった。

    どうもカツラをつけはじめたらしい。   イキイキしていた。

     

     

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