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院長ブログ

  • マスク

    コロナのパンデミックの時にはマスクがなくなる騒ぎがありましたが、今ではどこでも売られています。

    買い物でスーパーに入るとマスクをしている人も見かけるのですが、おそらくコロナ前からマスクしていた人もいるはずで、コロナ前にどのくらいの人がマスクをしていたのか、すっかり忘れていたことに気づきました。

     

     

    最近でも時々コロナ感染の人がいますが、診断がついた患者さんは、クリニックの駐車場で待機していただき、こちらからPPEのガウンをつけて、クルマのところまで行っています。

    コロナ前は、舌圧子を使って喉の様子を観察したり、聴診器で胸の音を確認していましたが、接触して感染するリスクを考え、なるべく問診とSpO2モニターだけで診察を済ませています。

    さてマスクはマスクでも私がよく使っているのは「アイマスク」です。

     

    愛用のアイマスク

    昼寝で使います。

    昼寝に欠かせないアイマスクです

    仕事柄夜起きていて、睡眠不足を補うために昼寝することが多いので、欠かせないグッズです。

    まぶたの上になにか乗っていると、条件反射で眠くなります。

    アイマスクの代用として「昼寝グッズ」がないか探していたら、「デスクで昼寝のできる枕」がうられていました、「オーストリッチピロー」と呼ぶそうですが、タコのかぶりものみたいですね。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • 飲む点滴 甘酒

    甘酒の売れ行きが急増しているとか。

    寒い日には温かい甘酒

    寒い日には温かい甘酒

    甘酒は飲む点滴です」と以前テレビでどこかの医者が勧めていました。

    腸内環境を整えるオリゴ糖などの糖分に加えにビタミンB類が豊富で、コウジに含まれるコウジ酸は肌の美白に効果があるといわれています。

    甘酒が滋養に満ちた自然食品であることは間違いありません。

    ただ「飲む点滴」と聞くと、私は違和感を感じます。

    水分補給をするなら点滴よりは経口摂取が望ましいです(経口摂取ができない悪阻は別)

    個人のクリニックでは「風邪なので点滴してください」「体がだるいので点滴を」という患者さんも来ます。

    基本的に不必要な点滴はしない方針ですが、一方で点滴すれば保険診療として収入がありますので、しつこく点滴を希望してくる人には「はいはい、点滴ですね」とか言って、患者の意向に逆らわない時もあります。

    本当は(点滴なんて必要ないのに)と思っていますが点滴することで治った気になる人も多い。

    点滴することの弊害としては、1)皮膚に針を刺すことで稀だが神経損傷のリスクがある。

    2)過剰な輸液をした場合に肺に水が溜まるなど体液バランスが崩れる、などがあります。

    GUM06_CL17020

     

    では飲み物を点滴にして入れたらどうなるでしょうか。

    甘酒のような糖分の高い液体を血管の中に入れたとしたら、浸透圧が高すぎて、体液バランスに支障が出ます。

    ポカリスエットも、点滴の内容と比べると、糖分はすごく多い。やったことありませんが、細い血管だと炎症をおこすでしょう。

    私は実際に点滴を飲んだことがあります(使用途中で廃棄することになったものをちょっと飲んでみた)が、甘酒ほどおいしくはありませんでした。

     

  • 焼肉屋

    焼肉って好きですか?

    私も好きです。

    ジュージュー焼ける肉を口にほおぼったときに口の中に広がる肉汁のうまみ!最高ですね。

    最近 焼肉屋の倒産が増加しているというニュースがありました。

    輸入している肉の価格が高くなっているのにメニューの価格が上げられないのも要因とか。

    私は自宅では肉を食べますが、焼き肉屋に行って焼肉を食べることは、めったにありません。

    若いころのトラウマがあります。

    医者になって5年目くらいで、経済的に余裕が出てきた時です。勤めていた病院で、同じ部署の若い看護師4~5人を誘って、「焼肉でも行ってみるか」と焼肉店に行きました。

    焼肉屋ではタン塩から頼むのが定番」というのはその時生まれて初めて知りました。

    食事は、楽しくおしゃべりしながら、食べるというのが会食のマナーかと、((おぼっちゃん育ちの)私は思っていたのですが、この時の参加者は下町育ちの20代から30代の女性。

    最初のメニューから、全員無言で、焼肉モグモグ・・・、大した会話もなく、終わってしまいました。

    値段のこと知らなくて、学生がファミレスで食事をしている感覚で、「5人だったら2万円以下・・・」と思っていたところ請求書を見てびっくり! 3万円以上!

    財布の中のお金がギリギリあって、冷や冷やしました。

    食事終わって店を出るまで、ふつう、「ごちそうしてくれて、ありがとう」くらい言ってもらえれば、こちらの気持ちも報われた気がするのですが、

    (いい給料もらってるんだから、払ってくれて当たり前でしょ)という顔をされて、なにも言わず解散となりました。

    この事があって以降、私は焼き肉屋に人を招待することはしてません。(誘ったメンバーにも原因があるのかもしれませんが)。

    今いろんな食品の価格が上がっていますが、別に肉食べなくても、人間に必要なタンパク源は卵や牛乳、安価なものがあるわけで、わざわざ焼き肉屋に行く必要はないと思います。

    話は変わりますが、私は今年、近隣の自治会の班長をやっています。近所の人のお宅に出向いていって、直接住人と話をすることが増えました。

    私の住んでいるところは「二区」で、住民は高齢者が多い。

    ドアのベルをピンポン鳴らして、待っていると、・・・このご時世、訪問者には気をつけろと言われているのか、なかなか玄関まで出てきてくれません。

    あるお宅で、私が「二区の班長です」と伝えると、耳の遠い住人から、「ええっつ?」と聞き返されました。

    私「ニクの班長ですっ!」

    住人「ああ?」

    私「ニクの班長ですよ!

    傍目から見たら「肉の番長」みたいに大声出していたかもしれません。

     

     

     

  • 忘年会いらない説

    みなさんのところでは忘年会ってやっていますか?

    私のクリニックでは忘年会やる予定です。

    コロナの流行で、一時期やらなかった時期もありましたが、去年くらいから再開しました。

    10周年のときの忘年会です

    「忘年会はいらない」という声も聞かれます。私のところは出たい人だけ出るスタイルにしているので、20数名いるスタッフ全員は出ませんが、半分くらいは出席してくれます。

    忘年会をするかどうかは、私の一存です。幹事も準備もすべて自分でやっていて、正直面倒くさいと思いながら予約入れたり司会しています。

    忘年会って楽しむもので、仕事している院長が一番もてなされてもよさそうなものですが、幹事で一番しんどいです。楽しくないけど楽しそうな顔をしてやっています。

     

    長年幹事をやっていて「楽しい忘年会」と「楽しくない忘年会」の違いがわかるようになってきました。

    私の考える「楽しい忘年会」とは、「上司がしゃべらない(上は黙ってニコニコして話を聞け)」、「その場のノリを大事にする」「酒を強要しない(自分が若い頃には当然のようにビールを勧められていました)」ことかと思っています。

    ここ数年ですが、宴会の電話予約の対応が、ぶっきらぼうになった気がします。

    昔は「ありがとうございます! 15名様で予約を入れさせていただきました!」とか「当店ご利用いただきありがとうございます!」

    と言う感じで電話口で感謝されていたのですが、最近では「人数に間違いないですよねっ!」とか、「フリードリンク、つけないんですか?」とかちょっとぶっきらぼうな対応になってきた気がします。 人手不足で忙しい職場なんでしょうか。

    忘年会の裏方やってて、世相がわかります。

     

     

  • きれいな空気

    コロナ感染症の流行が教えてくれたのは、建物の中でコロナの感染をするには

    「換気を良くする」

    のが一番良い、ということです。

     

    当院も以前から空気清浄機は置いていましたが、窓やドアを一部開けるなどして空気の循環を良くさせることに注意を向けることにしました。

    私の診察室には、次亜塩素酸を作り出す空気清浄機があり、これは臭い対策には効果があると実感しました。ちょっと薬品臭があって、なんか効いている気がします。

     

    空気清浄機なんて、待合室のように広くて空気が循環するところでは、役に立っているか疑わしいです。

    空気清浄機はクリニックの院内にもまだおいてありますが、数が減りました。定期的にフィルターを掃除しなければならなかったり、部品を交換したり、薬品を補充したり、

    いろいろメンテナンスが必要です。

     

    だまってそこにいて、必要なときだけ働いてほしい。

    空気清浄機は「存在感のなさ」が大事。うちのクリニックで空気清浄機をえらぶ重要なポイントは

    「うるさくない」もので、かつ「存在を主張している」ものです。

     

    いつも身近にいて、余計なおせっかいをしない・・・

    なんだか人間のつきあいみたいですね。

    思い起こせば 私

    学生の頃、失恋して、意気消沈して飲み会にいきました。

    この日は、「おまえ存在感がない

    と言われましたが、空気清浄機と違うのは

    お前の周りの空気がよどんでいる

    ことでした。

  • 自治会と民主主義

    今自治会で班長やっています。

    今年一年 住んでいる自治会の持ち回りで近隣の班長をすることになりました。

    月に2回の回覧板に広報物を入れて配る仕事、お祭りの準備、亡くなった方の連絡、自治会費の回収などありますが、「ペットボトル・空き缶回収日」の回収係も仕事の一つです。

    今朝1時間ほど仕事してきました。

    公会堂の広場に収集箱を設置して、ゴミを持ってくる人の分別を手伝う。簡単で、1時間くらいで終わるのですが、普段顔を合わせない近所の人に挨拶するきっかけになって、楽しいです。

    自治会は法的に言えば任意団体で、自主加入ということになっていますが、その場所に住んでいるという理由で自治会費を請求されます。仕事の内容が明文化されていない。 報酬もない。逆に仕事を怠ったペナルティもない。

    日本全国に、こんな感じで自治会って存在するのでしょうが、今さらながら、面白いしくみだと思います。「自治会入りたくない」とか「会費払う義務ないんでしょ」と言う人がいてもおかしくない。

    最近、日本では衆議院の選挙、アメリカでは大統領の選挙がありましたが、自治会って、政治の最小単位ではないでしょうか。

    私、今の家に13年住んでいますが、班長の役をやらされるまで、誰がどこに住んでいるのか、ほとんどわかっていませんでした。

    毎年、自治会の総会と選挙があって、自治会長、文化委員、厚生委員、祭典委員とか決めるために、居住区130世帯から候補者の名前を記入するのですが、今までは、投票用紙を渡されても、誰に入れたらいいかわからないので白紙で出していました。

    誰が何やっているかわからないのに、「名前を記入しなさい」はひどい、と思っていましたが、それより良い方法はないわけで、民主主義ってそんなもんかなあ、と思いました。

     

     

     

  • エコー写真とチャーシュー

    妊婦健診をしている時はエコーの写真1枚を妊婦さんに渡すようにしています。

    1枚しかくれないんですか

    という人がいました。不満そうな顔です。

    私がそうしている理由を話すと長いので、ここでは詳しく言いませんが、胎児の体の一部でもわかるのものがあったらあげて喜んでもらいたい、という私の気持ちと、一般の人はエコーの画像を見てもわからないので、沢山画像があってもムダだろう、という考えの妥協点です。

    雑誌やウェブサイトで、胎児の顔がエコー写真と称して沢山出ているので、自分もほしいと思うと思います。その一方で、かなり条件がそろわないと一般の人がわかるような赤ちゃんの写真はとれません。

    エコーばかり毎日やっていると、自分が新霊能力者になった気がします。私には「見える」のですが、一般の人には「見えない」のです。

    見えないものを見ている。

    おかげで、20年前には見過ごされていたような、胎児の異常が見つかるようになっています。

    さて、私が勤務医として病院でバリバリ働いていた30代前半の頃の話です。

    私はある患者の子宮筋腫の手術の主治医になりました。難しい手術で、子宮筋腫が尿管と膀胱を圧迫していて、ちょっと間違えると膀胱に穴が開いたり、骨盤からの出血が増えたり、尿管が切断される可能性のある難しい手術でした。子宮筋腫の手術といっても 簡単なのから難しいのまでいろいろあります。私の担当したのは難しい方で、手術前に何時間もCTの画像を眺めて、安全な方法を頭の中でイメージトレーニングし、いつもより緊張して手術に臨みました。普段より長い、2時間近くかけて、無事手術は終了。患者もとくに後遺症なく退院されました。

    手術後、ある日、突然、意外なところでその患者と再会しました。

    神戸駅の構内のラーメン屋で、私が一人でラーメンを食べていたら、ラーメン作っていたおばさんが、私の担当した子宮筋腫の患者でした。驚いた後で、笑顔と簡単な挨拶の後、

    「あの時はお世話になりました」と言ってくれて、私もうれしかった。

    ラーメンを私が注文すると、

    「治療してくれたので心ばかりのお礼をつけさせてください」と言ってくれたので、私は、なにか”すごいものが出てくるのかと期待して待っていたら・・・

    通常のラーメンのトッピングの具材、チャーシュー1枚のところ、3枚のチャーシューが盛ってありました。

    チャーシュー2枚追加

    「あ、ありがとう」と私は笑顔で言いましたが、心の中では

    チャーシュー2枚かよ!

    と思っていました。(患者の命を助けるような難度の高い手術をしたのに、チャーシューたったの2枚かあ?)

    今思えば、アルバイトの店員だったと思いますが、彼女にその場でできる最大のことをしてくれたのだと思います。

     

    「エコーの写真、一枚しかくれないんですかあ?」と不満そうな顔をしている妊婦を見ると、チャーシュー2枚で、不満を感じてしまった、昔の自分を思い出します。

     

     

  • 酪酸はオナラのニオイ

    テレビで「腸内細菌でカラダが変わる!」という番組があり興味深かったです。

    腸内細菌と免疫の関係はこれから新しい知見がいろいろ出ると信じています。

    腸内細菌が出す物質の中で「酢酸(さくさん)」と並んで「酪酸(らくさん)」というのがあります。

    酪酸の特徴は、その臭いです。単刀直入に言うと「ウンコ・オナラのニオイ」です。

    簡単に合成できるので、高校生の化学実験などでも使われます。

    私も高校生の頃、化学部に所属していたことがありますが、私の友人で面白い人がいました。「化学実験」好きだった彼は、放課後は白衣を着て実験室にこもって化学合成の実験をしていることが多かったのですが、ベンゼン環に飽き足らず時々変なモノを作って周囲を沸かせていました。

    人を笑わせるのも好きで、当時からビートたけしのファンで「コマネチ」(同世代しか知らない?)のパフォーマンスが売り。

    岡本太郎のマネして「芸術は爆発だ」と冗談言いながら、可燃性の化学薬品をいじっていて、本当に発火してしまい、主任の化学教師に怒られたりしておりました

    「おなら事件」と同級生の間で語り継がれているのは

    酪酸(らくさん)と呼ばれる物質を化学合成したときのこと。

    放課後、彼の実験でその物質が合成され、発生したガスが部屋中に立ち込めて、部屋全体がオナラのにおいになって大騒ぎになったことがあります。

    その彼もちゃんとした社会人となり、ある総合病院で薬剤師として仕事をしてます。

     

  • 時刻合わせ

     

    時計を一つ持っている人は、何時だかわかる。
    時計を二つ持っている人は、正確な時間が分からない。

    ある有名人のコトバですが、正確な時間を知ろうとする時、複数の時計があると、逆に迷ってしまいます。

     

    うちのクリニックにも電波時計が複数おいてあるのですが、クリニックのある場所が山の影になっていて、電波が受信できません。

    勝手な時刻をさしているうちの壁時計

    電波時計は絶対ずれないわけではなく、クリニックのある山の影になる地形では、標準時刻を発信している(福島県にあるらしい)電波塔からの電波が届かないようです。壁掛け時計を外に持って行って、電波を受信させる作業、私がやっています。

    私のクリニックではお産を扱うのですが人の産まれた時刻は、正確に記録したいです。

    分娩室のどでかい壁掛け時計は開業当初、先輩の医者から贈られたものです。

    デカイ私の顔が「小顔」に見えます

    デカすぎてどうか、と思いましたが、もらいものだし、電波時計だから時刻がずれる可能性はないだろう・・・

    と思って1年くらい使っているうちに、実際の時刻とズレが生じてきました。時計背面のつまみでは時刻の微調整ができません。電波を受信しないといけない。

    どでかい時計を壁から外して、軽トラックに乗せて、見晴らしのいい高台に運んで行って、時計背面の「電波受信」ボタンを押し続けていると、しばらくしてやっと「受信中」のランプがついて、時計の長針が動き出す。

    重くて、片面割れそうなガラスで、運ぶの面倒だし、電波時計でない時計は「質の悪いクォーツ時計」並みの精度です。7年目に電池が切れて交換が必要になりましたが、特殊な電池で、ネット通販で4000円かかりました。

    さらに、この時計、遠目で見るにはいいのですが、近くで時刻を読むと、文字盤と針の距離があるので、見ている位置によって、時刻が2分くらい違って見える。

    「出産時刻 22時6分です」というスタッフと「22時8分でしたよねえ」というスタッフがいて、出産時刻が正確にいつなのか、問題になることも。

    ということで、この面倒な時計、このたび引退させて、1000円ちょっとで購入した壁時計を使うことにしました。

    時計とかクルマとかスマホとか、身の回りのものは、「高くて豪華で扱いが面倒なもの」よりは「安くてシンプルで使いやすいもの」がいいに決まってます。

     

  • コンビニの未来

    あなたはコンビニエンスストアによく行くほうですか? 一般に「コンビニエンスストアで買うことが多い人ほどお金が貯まらない」と言われます。私は食料品は主にスーパーで買いますが、気分転換にコーヒーや、ちょこっと甘いものを買う時にコンビニを利用します。流行キャッチできるから。 今日も 夜になって ふと「あんぱん」が食べたくなって、コンビニに行って買ってしまいました。

    前より小さくなった気がする

    最近のコンビニは、スイーツがやたらと高い。従来のシュークリームやアイスも最低1割は高くなっていますが、大きさは変わらないのに「スペシャルなんとか」とタイトルが付くと300円台になる。値段が変わらないものは、商品のサイズが小さくなっている。

    値段はさておいて、コンビニで働くスタッフも大変そうです。近所のコンビニはフランチャイズのオーナーが変わったのですが、バイトの店員が見つからないのか、70代くらいの爺さん(店長と思われる)が慣れない手つきでバーコードリーダーをかざして会計をしている。ぷるぷる手が震えている。

    この近所 30年前はコンビニなんて一件もなかったエリア、今では4件も店がありますが、将来は淘汰されて減ってくのではないか。

    ただ、こういうイナカでもコンビニが役立っていると思われるのは、店員に話に来る高齢者が多い、という事実です。

    退職した高齢者、自宅でじっとしているよりは、出かけて誰かと話をするのが良い、その時行けるのはコンビニ、ということで、買い物以外に話をしにくる高齢者が多いと聞きました。

    セブン ファミマ ローソン 各社特色を生かして新しいサービスを考えだしていますが、イートインスペースを生かして「年寄りの寄り合い所」みたいな機能が、このような地方ではありがたいと思います。

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