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院長ブログ

  • 年賀状を書く

    幸せをお祈りしております」の文字を書こうと思ったら

    幸せと書くところを「辛(つら)せ」と書いてしまったり

    「お祈り」を「お折(お)り」と書いてしまったり、「(ネ)しめすへん」を「ころも衣へん」に書いてしまったりと

    文字の書き間違いが年々ひどくなって、(お前物忘れ大丈夫かよ)と自分に問いかけながら年賀状書いている、年末の、この頃です。

    年賀状を書くことが年々少なくなっているとは言われますが、クリニックの院長をしていると、取引している業者様も多数あり、やはり年賀状のあいさつは必要。

    前年クリニックでお産をしていただいた方にも年賀状を送らせていただいています。

    出産をした方にとっては、出産までが一つのストーリー。苦労してお産になった人にはなにかコトバを伝えたくて、自分も挨拶の文章を入れることがあります。

    プリントされた文字だけでは伝わらないものが、自分の手で書くことで伝わるような気がします。

    普段年賀状を書くこの季節、寒い時期なので、手が乾燥しています。たくさんの年賀はがきを数える時に手がすべってしまい、困ります。

    コロナ禍で手を洗う回数がふだんよりさらに増えたことも原因で、加齢もあいまって、指の皮膚の脂分がガサガサになりアカギレになって困ります。

    ハガキを数えたり、紙の書類を数えるのに役に立つのが指サックです。

    若いころは必要感じず、コンドームみたいとバカにしていて使わなかったのですが、年をとって皮膚のうるおいがなくなってくると、これなしではハガキの整理ができません。

     

    以前は指サックといえば、上記のようなものしかなかったのですが、今使っていて便利なのは「めくりっこ」です。

    サイズもS~LLまでいろいろあります。

    ネットで探すと「ハニワ」の形をした指サック(ハニサック)が売られていることを発見しました。

    https://www.lion-jimuki.co.jp/products/introduction/hanisack/

    かわいいでしょ! これはヒットするかも!

     

     

  • 年末の飲酒運転 取り締まり

    コロナ禍の年末ですが、忘年会もやらないところが多いかもしれませんね。

    年の瀬の忘年会の時期、夜の長い時期になると、おまわりさんの飲酒運転の取り締まりを思い出します。

    何年か前、12月のある夜(9時ごろ)、私がクルマで外出した時のこと。

    渋滞の道路を避けて、ウラ道を迂回して運転していったところ、
    道路の真中で待ち構えていた警察官に呼び止められました。

    運転席に座っている私に

    「すんませーん。ちょっと、免許証を見せていただけますか?」

     

    おまわりさんは妙に愛想がいい。

    私が免許証を見せた後、

    「はーい、どうもありがとうございます。じゃあ、ちょっと息を吹きかけてみてもらえますか?」と警官。

     

    はは~ん、飲酒運転の検査だな 酒気帯び運転の摘発だ

    吐息の中に直接アルコールの臭気を嗅ぎ取るのが手っ取り早いのだろうか。

     

    ・・・

     

    ちょっと考え込んでいる私に、けげんそうな声で警察官は続けた。

     

    「あの、ちょっとだけ、ハアってやって息吐いてみてもらえます?」

     

    私は少しためらった。

     

    酒を飲んでいたわけではない。クルマに乗る前に食事をしたが、酒アルコールは飲んでない。

     

    ・・・

    私をのぞきこんでいる警察官の声にいらだちが見えた。

     

    「あのね、酒気帯び運転のチェックしてるんだけど、ちょっと息を嗅がせてもらえる?」

     

    私は覚悟を決めて、胸一杯に空気を吸い込むとおまわりさんの顔に向けて、思い切り息を吐きかけた。

    じつは・・・

    クルマに乗る前、中華料理店でニンニクたっぷりのラーメンとギョウザ、
    そしてニラもやし炒めを腹いっぱい食べてきた後だった。

     

    「ハァーッ」

    「ウッ・・・」

    おまわりさんの小さなうめき声が聞こえた。

  • 逆子と出産

    おなかの中の赤ちゃんの位置で「逆子」というのを聞いたことあるでしょうか?

    赤ちゃんは産まれる時に頭から出てくるので、出産前には赤ちゃんは頭が下になるのですが、お尻が下になっている赤ちゃんのことを逆子とか骨盤位と言い、医療現場では「ベッケン(ドイツ語由来)」とか「ブリーチ(英語)」とも呼びます。

    骨盤位

    なぜか最近うちで逆子の出産が多く、通常一カ月に1回あるかないかの逆子が、ここ一カ月で5件もありました。まったくの偶然で、逆子になりやすい原因などは知られていません。母体に原因があるわけでもない。3%から5%が妊娠の終わりまで逆子の状態と言われ、基本は帝王切開が勧められます。逆子体操はエビデンスがないと言われて久しく、条件が合えば私は外回転術も行っています。

    帝王切開をしないとどうなるかというと、お尻や足から赤ちゃんが産まれてきます。だいたい正常に産まれますが、中には頭が最後にひっかかって、その後の発育に障害が出る赤ちゃんもいます。赤ちゃんが問題なく産まれる確率を100%に近づけるために、20世紀に入ってからは「逆子は帝王切開」が常識となりました。産科医の中でも私の世代が、逆子を経腟分娩(下から産む)させる技術を知っている最後の世代です。

    長年産科の医者をしていると、信じられないような光景を目にすることが多々あります。

    私が病院勤めの勤務医の頃、陣痛が来ていた妊婦を診察(内診)したところ、赤ちゃんの頭より先(膣の方)に手の拳(こぶし)が触れたことがあります。産道の中で手が先に出てきてしまうと、赤ちゃんの体が産道にひっかかって通れないので、帝王切開をしないと産まれない、というのが常識でした。

    現場の助産師や若手のドクターが慌てて、「早く!緊急の手術だ!」と右往左往している中で、私は「いや待て、慌てるな、下から産まれるかもしれないからもうちょっと様子を見よう」と言いました。

    その産婦が前回出産したときにすごく安産だった事、診察してみると産道が普通の人より広く、赤ちゃんもそのまま出て来れそう(な気がした)だったからです。一対多数の意見で手術をしたほうがいい、ということになり、その産婦は手術室に運ばれて行きましたが、なんと帝王切開を始める直前の手術台で、下から赤ちゃんが産まれました。元気な赤ちゃん。

    助産師は「先生がそんなにノロノロしてるから、カイザー(帝王切開)間に合わなかったじゃないですか!」と激怒している一方、

    私は「だから帝王切開しなくていいって言っただろう!」(結果論なのは知ってますが、私も意地になっていたので)

    と普段は温厚なスタッフの間で大ゲンカになりました。

    おそらく一番不安だったのは、出産する当の産婦で、「帝王切開しないと赤ちゃん死んじゃう」と言われて動揺したはずです。

    後で本人が私に笑顔で語ってくれたのは「この子の名前、拳(けん)にしました。」ということでした。拳が先に出てきたからだそうです。

    世の中を見回すと、これ以上に奇跡的な出産がいろいろあって、その最たるものはシャム双生児とか結合双生児と呼ばれるものです。

    双子で、胴体や下半身がくっついて産まれてくる先天異常です。20世紀初頭から世界のあちこちで報告がありますが、帝王切開もできない時代、どうして下からあのような状態で産まれたのか、とても不思議です。

    お産の世界は不思議なことがたくさんあります。

  • 亜鉛足りてますか

    食生活に亜鉛足りてますか?

     

    生きていくのに必要な栄養はカロリー、たんぱく質だけではありません。

    微量元素といって、鉄やマグネシウムなどとともに亜鉛も重要。

    体内の含有量でランキングすると1位が鉄、2位が亜鉛 3位が銅(メダルのようです)で、亜鉛は意外と多く、体内に2.2g程度あります。

    亜鉛が足りないと、味覚が低下します、若い世代の中に味が感じられないという人が増えていますが、かたよった食事による亜鉛の欠乏が原因です。

    またケガが治りやすいかどうかも亜鉛が関係している。亜鉛華軟膏は皮膚の傷に使われ皮膚炎の治療に使われます。しもやけにも効果あり。

    免疫力を維持するのに重要な元素で、髪や肌を健康に保ちます。

    精力をつけるためにカキ(牡蠣)が良いと言われますが、カキは亜鉛を豊富に含んでいて亜鉛は精子の形成に欠かせません。

    亜鉛を含む食品は他にも牛肉、卵黄、チーズにもありますが玄米や海苔にも少し含まれています。海苔を食べてカキの亜鉛を取ろうとしたら牡蠣1個に対して海苔180枚を食べる必要があり、とても太刀打ちできません。

    牡蠣はおいしいですね。

    カキ(牡蠣)の身はぶよぶよして見た目気持ち悪いから敬遠する、と言う人もいますが、やわらかくて旨味たっぷり、塩味もついていて、私は大好きです。

    「牡蠣フライは哀(かな)しい味がする」って言っていた人(文学者)もいました。

    このセリフ、詩的でいいなあと記憶に残っています。

    英語圏では「オイスター(牡蠣)は”R”の付く月以外には食べるな」と言われています。Rのつく月というと September(9月)からApril(4月)までです。ちょうど夏場は牡蠣の産卵の時期で味わいが低下するから、という理由と、夏場は腸炎ビブリオなど食中毒のリスクが高くなることから そういわれるようになったようです。

    牡蠣についてのこういうウンチクを、昔、女の子を食事に誘った時に、披露していた事もありましたが、先に自分が酒に酔っ払ってしまうのが常で、デートは失敗ばかりでした。

  • 甘草&カンソウ

    コロナで中止となっていた各地のマラソン大会ですがほぼ2年ぶりに袋井市でマラソン大会が開催され、私も出場してきました。

    いろいろコロナ禍での開催の苦労が見える大会でした。スタート直前まで走る人もマスクつけてください、とか人の密集を避けるため、1500mと10㎞とハーフ(21㎞)の出走時間をずらし、5グループくらいにわけてスタート時間を1分ごとにずらすとか、熱が出てないか出走前までオンラインで申告してください、とか。

    ハーフのスタート時間が11時30分なのは意外でした。冬なのに結構暑かったです。

    大会終わっても、密集を避けるためか、会場や出店がそそくさと片付けられていて、タイムの遅い私は、いっそう「居残り感」を感じるゴールでした。

    マラソン日和でした メディアにインタビューされ「終わったらチキンラーメン食べます」と答えましたが実際食べたのは味噌ラーメンでした。

     

    私は練習不足もあって、走った後筋肉痛になりそうだったのですが、予防にのんだ漢方薬の「芍薬甘草湯」はよく効きました。

    筋肉のけいれんや筋肉痛に効果がありますが、この成分の「甘草(かんぞう)」は読んで字のごとく甘いのです。英語でリコリスと言って、昔からお菓子に使われていましたが、胃薬や風邪薬としても昔から使われ、医療現場では肝臓の機能改善薬としても使われます。分子構造が副腎皮質ホルモンと似ているので、ステロイドと似たような作用があります。

    妊娠中にもこむら返りを経験する人は多いのですが、この芍薬甘草湯が効きます。生理痛にも効きます。子宮の筋肉の緊張を取ります。

    「シャクヤク・カンゾウトウ」と呼びますが、いろんな薬草のミックスであることが多い漢方薬の中ではシンプルにシャクヤク(芍薬)とカンゾウ(甘草)だけのセットです。

    読み方が似ているだけなのですが、ちょっと前「カンゾー先生」という映画がありました。戦時中のある開業医の話で、どんな病気でも「肝臓炎」と名付けてしまう医者を揶揄してつけられた名前です。

    私の婦人科の診察でも、一般の人にわかりやすい表現をしようとすると「ホルモン・バランスの乱れ」と言って片付けてしまうのですが、じつは専門家の間ではこういう言い方をしないので、これって「カンゾー先生」と同じレベルだなあ、と反省の気持ちを伴って感じます。

    マラソンのほうはなんとか完走(かんそう)できました。

    完走・先生でした。

  • 高校生との交流会

    将来Uターン就職する人が増えてほしい、という磐田市の企画で、高校生と、市内で起業している経営者が交流することになり、私も招かれて出席しました。

    1時間の授業で、市内の6つの経営者が参加、高校生1年生が40人。

    私の住む地方都市磐田は、高校から県外の大学に進学する人が多く、大都市の大学に進学してしまうとそこで就職、静岡県に戻って来ない人が多い。

    7~8人の高校生と一人の起業家が対面してお話をするセッションが15分×3回。

    私は高校生を前にして、質問された以上のことを話すことができず、話が途切れてしまうことが多かった。

    どうしてかというと

    私自身、高校生の頃、将来何になりたいか決められなかったので。えらそうに「将来のことを考えなさい」なんて言うことができませんでした。

    現在磐田市で仕事をしているのも、なんとなく成り行きでそうなってしまっただけで、とくに「磐田を愛していた」わけでもなし。

    私の10代のトガっていた頃には(こんな田舎町、出てやる!)とさえ思っていました。(今は違います)

    高校生からの事前質問で、「どうして今の仕事をされているのですか」という質問に

    「赤ちゃんて可愛いですよ」

    と回答しましたが、赤ちゃんがかわいいだけでこの道に入ったわけでもない。

    高校一年生に自分のできるアドバイスは何だろう、と考えながら語ったことは

    *女性が子育てをするとき、近くに親や兄弟がいてくれると「幸せ感」がアップするので、実家近くに住むのは良い。

    *まだ進路決めなくてもいい。自分を取り巻く環境は変わるのでその都度ベストの選択をすればいい。

    *医者は文系でもなれる(数学の試験はありますが)

    「将来の志を立てよ」と一般の考え方と相反するようなことを言いましたが、結局どっちでもいいってことです。

    同級生の戸田君と

    起業している人の出席者の中の一人、戸田君は、私の高校の頃からの同級生です。

    高校生の頃はお互いバカばっかやってましたが、今回高校生を前にして、自分たちが高校の頃にした約束を思い出しました。

    高校生当時、私も彼も額(ひたい)が広くて、将来髪の毛がなくなるのではないかと言われてました。

    「将来、お互いどっちがハゲているか賭けよう。2000年になってハゲている方が、磐田市内のレストランのメニューを全部タダでおごることにしよう。」

    卒業から40年近く経ちましたが、どちらも髪の毛はなくなっておらず、この賭けは引き分けでした。

     

  • おやつ作ってみた

    おやつも食べたいし、ヘルシーなもので・・・

    と考え、

    自作のイモです

    畑でとれたサツマイモを使ってフライド(スイート)ポテトを作ってみようと思い立ちました。

    調理も楽しいです! 義務でなければ

    料理も気分転換になります

    包丁で切って、揚げるだけ。

     

    結果は・・・

    黒砂糖と塩をふりかけ
    「甘じょっぱい」味にしてみました

    写真のとおりですが、まあまあの出来でした。思いつきで作ったにしてはおいしかった。

    外はコンガリ 中ホクホクという風にはなかなか行きませんでした。

     

    さつまいもは畑で取れたものを放っておいて忘れてしまっていました(たぶん一か月くらい経過しているのでは)。

    サツマイモは放っておけばおくほど甘くなる・・・と聞いていましたが、たいして甘くなかった。

    揚げる油は何にする? 温度は? 揚げている時間は? 何をかけるとおいしい?

    いろいろ試行錯誤しながら食べているうちに、食べ過ぎて腹が膨れて 夕ご飯食べられなくなってしまいました。

    油と炭水化物だけで おなかパンパンです!

    腹部膨満、キターーッ!

    おなかが苦しい!

     

     

  • 印象

    「おなかが下がってるって、周りの人に言われたんですけど、大丈夫ですか?」

    妊娠中期以降の妊婦健診では、時々このような悩みを持つ人が出てきます。

    産婦人科医の私が見たところ、全然下がってない。

    私「下がってるって、誰が言ったんですか?」

    「職場の周りの人がそう言うんです」

    こういうケースをしばしば目にします。どういう職場か聞いてみると 保育士、介護士、栄養士に多いことに気づきました。女性の多い職場です。

    私が想像するに、同じ職場にいる年上の(30代~50代の)女性たちが「あんた、おなかの赤ちゃん大丈夫?ちょっと下がってんじゃない?

    と声をかけているのだと思われます。

    彼女たちに悪気はなくて、おそらく親切心から声をかけているのでしょう。

    同じ女性の多い職場でもなぜか看護師、学校教師などではこういう話題が出ません。

    印象とか直感も大事ですが、時に人を迷わせることがあります。

    私、こないだ長距離のジョギング終わって、疲れたので甘いもの買おうと思って、ヨレヨレのジャージと汚れたジョギングシューズで一人でスーパーの店内でウロウロしていました。

    走り終えて疲れた私

    棚のお菓子を手に取ったり戻したりしていると、誰か 私を見ている視線を感じました。

    そちらに目をやると、5mくらい向こうの通路から、50代くらいの短髪の身長160㎝の男性、カジュアルな恰好をしていますが、メガネの奥で光っている目は、刺すような視線でこちらを見ています。両手をズボンのポケットに突っ込んでいて、買い物に来ている雰囲気ではない。

    じーっと見返すと、目をそらす。

    私がまた、スナック菓子を手に取ったりしていると、また私の動作を観察しているようだ・・・

    (私が万引き犯人だと思っているな)

    私服の警備員でしょうか。 その後も何気に私が買い物をする様子を遠くから伺っているようで、私がレジで支払いを済ませて通過するまで、じーっと私の挙動を観察していました。

    私の恰好も怪しかったのですが、万引き犯と間違われて、いい気持ちはしません。

    あまり印象だけで人を判断しないでほしいと思いました。

     

     

     

     

  • 小学生の悩み相談

    大人の悩みに小学生が答える回答が面白くて、話題になっている

    さよたんていのおなやみ相談室」を読みました。

    「ツイッターと現実でみんな人柄が違うので怖いです。どっちを信じればいいですか」

    という質問に

    どっちの人がらもうそです。あなたが思う人がらがほんとうです

    と回答したり

    「なんでも話せる友達ってみんないるものなんですか?」

    という質問に小学生らしい文字で

    世の中にはそんなにかんたんになんでも話せる相手なんていません

    と回答していて、回答欄のわきに 自筆でネコのイラストが描かれていて、笑えます。クリニックの院長室で他に誰もいない部屋で声を出してオホッオホッッと笑ってました。

    「亡くなった母に会いたくなります。どう考えればいいですか?29歳」

    という質問に

    いつか会えます。今は楽しく生きてお母さんを安心させるのがいいと思います

    とか回答している一方で、カントリーマアムがおいしいとか、算数の46点は隠したとか小学生らしいところも垣間見えて、面白い本でした。

     

    大人になって数十年の私も、お仕事で、病気の悩みの相談を受けていますが、

    「気力がわかない」「めまいがする」「イライラする」などのご相談も受けることがあり、

    じっと話を聞く姿勢でいると「どうしたらいいんですか!」と不満感を示される方もおり

    ズバッと、さよちゃんみたいな回答を示せたらいいなあ。

     

     

     

  • やけど

    寒くなってくると、暖かい食べ物が食べたくなりませんか?

    ラーメンとか。

    以前聞いた話ですが、外国と比べて、日本の子供のやけど(熱傷)はカップ麺、インスタントラーメンで起こることが多い、と皮膚科の先生が報告していました。

    子供の火傷の原因として、即席めんの割合が外国では5%とされている一方、日本では23%だったとか。

    それによれば「日本は中国、インドネシアに次いで即席麺の消費量が世界で3番目に多く(世界ラーメン協会公式サイト)、その調理法の大半は、沸騰した湯を注ぐ形式であることなどが関連している」ためだそうです。

    カップ麺のやけど、というと自分もやったことがあります。

    私が10代だった70年代には、広い駐車場と、コンビニよりは小さい建物に自販機がたくさん並んでいる「ドライブイン」と称する場所がありました。

    磐田の高校生だった私は、自転車でとなりの浜松にいくのが楽しみで、橋を渡ったところにあるドライブインで買い食いをするのもちょっと非日常の気分でした。

    当時はすぐに腹がへったし。

    ドライブインにある、当時のカップ麺の自販機には、便利なことにお湯が出る機能がついていました。カップ麺を買って、ふたを開けてお湯の出口に置くと自動的に熱湯が出る。

    カップ麺を取り出してフタを開ける時、うっかりして熱湯を自分の手の甲にこぼしてしまいました。

    「アッチッチ!」

    水ぶくれができました。カップ麺の買い食いをしたことも罪悪感があって、親には黙っていました。

    その後薬も塗りましたが、やけどの痕は残ってしまい、今に至ります。

    カップヌードルの自販機で現在お湯が出るものは目にしませんが、たぶん使われなくなったのかもしれません。

    ということで、カップ麺、やけどをすることがあるので、気をつけましょう。

    「謎肉」と「乾燥エビ」は自分の大好きなアイテムでした。

    *

    私が研修医のころ、救急室で仕事していたことがあるのですが、熱傷の症例もたくさん見ました。

    笑っては不謹慎ですが、今でも思い出す症例があります。

    イケメンの美容師さんが、店を掃除中に火傷を起こし、救急搬送されて来ました。未使用と使用済みのヘアスプレー缶がたくさん置いてある部屋で引火し、爆発、本人は大やけどです。

    イケメンの美容師さんの美しい髪型は、来院時 チリヂリにやけてパンチパーマになっていました。

     

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