このページは、共通のメニューを読み飛ばすことができます。直接本文をご覧になるかたは「このページの情報へ」というリンクをクリックしてください。
サイト共通のメニューへ
このページの情報へ

院長ブログ

  • 夏の服装 

    暑いですね。

    連日35度近くの猛暑。

    私も自宅と仕事先では冷房を入れたままにしているのですが、通勤中は屋外を歩きます。屋外を歩く時の恰好は短パンにTシャツ一枚ですが、ちょっと動くだけでもダーダー汗が出ます。

    ハダカに近い恰好に近くなっているのですが、外から見てどういう恰好に見えるかなんてなりふり構わず、暑さ対策をしています。

    ファッションより生存を優先

    見た目やファッションを気にしていた若いころが遠い昔のようです。

     

    照りつける日差しと熱でこんなに暑いと日中出たくないのですが、屋外で仕事をしている人をみると、つばの広い帽子、腕カバーから背中に背負う日よけのシート、いろいろ対策取っているようです。

    通りがかりに見かけた女性(姿勢から中年と思われる)は、目だけ出してスターウェーズのダースベイダーみたいでした。

    この恰好を見て、私はアフガニスタンの女性を思い出しました。

    2002年のカブールの街

    2002年のカブールの街

    かつて私がアフガニスタンに住んでいたころ、外を歩く女性たちは、目の部分だけ見えるようにして、全身をすっぽり覆うブルカ(チャドルとも言う)を着ていました(写真参照)。

    ブルカという被り物は、目のところだけレース状になっていて、後は膝下まですっぽり覆ってしまう衣類なので、中にいる人がどんな人なのか、外から全くわかりません。

    表を歩いているときはこの被り物をして、家の門をくぐるとこれを脱ぎます。その下は普通の格好です。

    表を歩いていると、頭からすっぽり布をかぶっているので誰だか分からないので大変なんじゃないかと思うのですが、私がいたころには町の9割の女性がこのような格好をしていました。

    国際的な女性解放団体からは、「ブルカは女性の抑圧の象徴である」と言われ、「女性の自由と権利の獲得のためにブルカを脱ぐべきだ」という意見もありました。

    しかし実用性からみると、暑さや汚れから身を守るという目的にかなっていて、それなりに合理的なのです。

    ブルカ

    ブルカ

    ホコリっぽい外を歩くのに、この被り物はホコリよけにいいかもしれないし、暑さから逃れ、日焼けをしないためにもいいかもしれません。寒い時には寒さを防ぐ役目も果たすかもしれません。

    着ている本人に聞いたところ、「足元が見えにくいので困る」とは言ってました。

    ブルカが特殊な習慣だからといって、簡単にいいとか悪いとか判断はできないと、現地にいて思いました。

    さて、アフガンの男性もピーラーハンと呼ばれる、だぼっとした服を着る人が多いです。

    アフガンの男性が道端で小便をするときは、「座って」するのですが、最初はどうしてそういう文化なのかわかりませんでした。

    自分が現地人に同化して現地の服を切るようになって、はじめて理由がわかりました。

    立小便をすると、着衣がだぼっとしているのでおしっこが着衣にかかってしまうからです。

    アフガンの服 右から二番目が私

    アフガンの服 右から二番目が私

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • 飛行機旅行と健康

    86歳になる私の父が孫に会いにオーストラリアに行くという。

    一人暮らしをしている父は、まだ自分で出歩く能力はあるのですが、長時間の慣れない旅行に不安がよぎります。片道10時間近く飛行機に乗ることになるからです。
    illust3844_thumb
    快適でないもの、飛行機のエコノミーシート。

    私自身もカラダが大きくて、身長180㎝以上あります。エコノミーのあのシートの狭さはなんとかならないかと旅行していて感じます。

     

    知らない他人の隣に座ると絶え間ないストレスの連続。共有する肘掛けは一人分以下なのでアカの他人とヒジの争奪戦となります。

    相手が居眠りしているスキにズリズリと1センチづつつめていく。でも目を覚ましたとたんに思い切り押しもどされる。

    こんな神経戦に疲れ切っていると、こんどは前からリクライニングシートが倒れてくる。通路側に腕を出していると、通行人や食事のカートがぶつかってくる。
    座っているだけで疲れるシート、それはエコノミーシート

    同じ姿勢で座っていると硬い座席でお尻も痛い。空気クッションを持参するのですが、最近は「座っているときでもシートベルトを」と言われることが多く体をしばりつけられた状態で座っているのは非常につらい。

    イヤホン渡されても周囲の雑音が入ってよく聞こえないし、国際線の機内では気圧は2000メートルの高さくらいに調整されていますが気圧の変化で中耳炎が悪化することもあります。

    加えて、飛行機内の空気は乾燥しきっているので、喉を傷めやすい。唇やのどがカラカラに乾く。

    長時間のフライトでは、足を動かさないので、足がパンパンにむくみます。

    エコノミークラス症候群は足の静脈の中に血栓ができる病気ですが、健康な人でも突然発症することがあります。

    エコノミークラスでなくとも(ビジネスクラスでも)発生しますし、地震から逃げて避難所で暮らしている人で発症が増えたという報告もあります。

    サッカーのある有名な選手が移動中に発症したこともありますね。

    ピルを服用している人、喫煙者も血栓症の発症リスクはわずかに上昇します。

    長時間のフライトは体にとって負担になります。私はエコノミークラス症候群の予防に、ときどき通路に出てひざの屈伸運動をすることにしていましたが

    ある時、トイレの前の空間に出て、ラジオ体操の伸びをしたり、スクワットしていたら、神経質そうなフライトアテンダントが

    お客様、席におもどりください

    と子供をなだめるような声で諭されたことがあります。その時の私は「ヘンな乗客」に見えたと思います。

    アイマスクを首にかけて、乾燥防止のため顔から下半分はバンダナをつけ、強盗のようでした。

  • 誰もいない山

    8月12日は祝日で「山の日」です。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ために2014年に制定されたそうです。

    私もこの山の日にお休みをもらって山登りをしてきました。

    休日に体を動かせて気分転換になるとすれば、登山も良い選択肢です。

    自然の中で体を動かして、気持ちも体も洗われるようです。

    今回行ったのは大井川の奥になる「沢口山」というところです。

    寸又峡温泉という観光地から登るのですが、この観光地、地元の人間には人気がない割に、県外や外国からの観光客がやたらと多い。

    寸又峡温泉に行くのに、私の住む静岡県西部からは大井川沿いに行くのが近いのですが、うっかりバカなクルマのナビを信じてしまったせいで、静岡市から北上するルートを行ってしまいました。距離的に大回りになる上に、峠越えの細い道を通らねばならず、クルマのすれ違いで冷や冷やしました。1時間程度ロス。

    寸又峡温泉の駐車場に県外ナンバーの車がずらりと停まっていて、ヒンディー語(らしい)言葉を話す肌の黒い人、ハングルや中国語を話す外国人などが、さびれた昭和の温泉街を歩いていました。

    おそらくは、温泉街の奥に位置する「夢の吊橋」を目当てに来るのでしょう。SNS恐るべし、です。

    トーカナビ

    (↑より引用)

    駐車場の精算機が良くできていて、クルマの4桁のナンバーを入力すると、カメラの映像からAIが「この車ですね」と自分のクルマを示すので、「はい」を押すと金額が決定されるしくみです。

    よくできているのですが、英語バージョンはないようで、インド人らしいグループが、精算機の前でウロウロしていました。

    私が「手伝いましょうか(May I help you?)」と言ったら、

    「No thank you」と言われてしまいました。(笑)

    さて

     

    沢口山は標高1400m程度の山で、半日で登って、下りてこれる程度の山です。静岡県には幸い、このような1000mちょっとの山が数多くあります。自分が休みを取って、登ってくるにはちょうど良い。

    今回も登り始めてから、下りてくるまで、誰にも人に会いませんでした。遭遇した動物と言えば、カナヘビくらいでした。

    気を付けていましたが、小さいヒルに血を吸われてしまいました。

     

    こういう山(いわゆる低山)は、あまり人が入らないので、富士山みたいな、誰もが知っているメジャーな山と違って、登山道が草でわからなくなっていたり、道標が少ないので、迷いやすかったり、外れて危険な方に行ったりすることも多いです。

    低山といえども魔物がひそんでいるので、結構スリルを感じます。

  • 下痢とローテク医療

    暑い時期ですね。下痢も起こりやすい季節です。

    下痢症を起こす病原体はいろいろありますが、数年前からロタウイルスのワクチンが予防接種として定期接種の対象になりました。

    ロタウイルスは激しい下痢を起こし感染しやすいのが特徴。

    しかし、死にいたることは通常ありません。

    同じ下痢症でも、コレラ菌による下痢症状は、ハンパじゃありません。

    私はかつてコレラによる下痢症を調べたことがあります。

    一日20~30回の水のような下痢で、1日20リットル以上もの水分が出る。アジア型のコレラでは死亡率80%と高いのです。

    下痢による死亡をどのように食い止めるか。

    昔私が研修で訪れた「バングラデシュ国際下痢研究所」では、画期的な方法でこの対策をたてていました。

    見たとき、私は20世紀の「ノーベル賞もの」の発見ではないか、と思いました。
    (あまりにローテクだったので、受賞にならないでしょうが)

    それは「コレラベッド」です。(図参照)

    コレラベッド

    コレラの患者が横たわる、ちょうどお尻の部分に、丸い穴があいている。

    患者の排泄物は、その丸い穴を通って、下においてあるバケツにたまる。

    バケツの中にたまった排泄物の量をみて、その人に必要な点滴の量を決める。

    たとえば2リットルバケツに出ていたら、点滴は2リットル入れる。

    という日本では考えられない(あまりに大ざっぱすぎて)やり方で、下痢症の治療をしていて、実はこれが、多くの患者の命を救っていたのです。

    バングラデシュの旅は、いろいろのことを知らされましたが、産婦人科医として、感心したのが、尿蛋白の測り方。

    妊娠中の健診が十分できない村では、村に医療従事者が健診に回ります。

    アルコールランプの炎と試験管で尿蛋白の有無がわかるのです。

    妊婦のおしっこを試験管に入れて炎で暖める。

    尿に蛋白が出ている場合は、熱で固まって、白いものができるのです。

    なんとローテクで効率がいい!

    大ざっぱなので日本でこんな真似はできませんが、日本を離れていろいろなことに気づかされました。

    バングラは今政権が変わって混乱していますが、あの人たちは今どうしているかなあ、と思い出したりします。

     

     

     

     

     

     

  • パリの景色

    オリンピックの中継を見ていると、選手の活躍もさることながら、パリの青い空が目に入ってきます。

    私も10年以上前にパリを含めたヨーロッパを旅行したことがあり、街並みを思い出します。

    ホテルの予約はせず。行き当たりばったりの一人旅。ロンドンから入って、オーストリアのウィーンまで陸路で移動しました。

    パリの駅につくと、まず観光案内所に行き、そこからランクの低い安いホテルを探してあっちこっち歩きました。大手のホテルと違って、安い小さいホテルはダウンタウンにあって看板も小さい。パリの街の中を大きなカートを引いてあっちをうろうろ、こっちをうろうろ。幸いホテルの受付の人は、どんなにぼろい安宿でも、英語を話してくれるので、助かります。

    翌日、一日で観光名所を回ってくれるツアーバスに乗り、凱旋門、エッフェル塔、ルーブル美術館、オルセー美術館と要所を押さえた観光をしました。

    モナリザの絵画は、広い部屋の向こうになんか小さい絵画があったのを覚えていますが、はっきりいって鑑賞したというよりも「ルーブルに行って混雑を経験して、モナ・リザの展示してある部屋に行った」記憶を作るための行動でした。

    エッフェル塔の待ち時間長かったですが、日本の観光地と違うのは、中東やアフリカからの肌の黒い観光客が多かったことです。

    パリの街の中心は意外と高低差があって、セーヌ川のすぐ横をとおる地下鉄に乗った時、東京のお茶の水駅みたいだと思いました。

    私がパリに行く前には、セーヌ川は犬のふんが捨てられていて、臭い、汚いという話を聞いていましたが、実際行ってみると、思ったよりキレイでした。写真を見れば何も説明がなくても「パリの街」とわかるような、整然とした街並みが印象的でした。

    最近は日本に来る外国人も増えましたが、日本にも、江戸時代の街なみ、とか、サムライの恰好をして歩いている人とか、外国人観光客が喜びそうなものを、置いておくとウケていいんじゃないかと思います。

     

     

  • アルバイトの思い出

     

    人手不足でアルバイトの時給がどんどん上がっているそうですね。

    私が学生の頃、いろいろな職種のアルバイトを経験して、社会勉強にもなったのですが、単発のバイトも面白いの、いくつかありました。

    一つは雑貨・裁縫道具の店頭販売。今だったら100円ショップにならんでいるような品々をスーパーの店頭で広げて販売するのですが、一日バイトの私にレジ以外の店番を任されました。

    お客「パンツのゴムにいいかしら」

    私「ええ、このゴム丈夫ですし、幅もちょうどいいのでぴったりっすよ」

    と何年もそこで働いていたかのような口ぶりをするのは、ちょっと罪悪感を感じましたが、店に来る人や売られているものを眺めて、面白く一日を過ごしたことがあります。

    居酒屋でアルバイトしていたことがあります。

    深夜まで時給650円。

    仕事は忙しい時間帯もありましたが、まかないの食事が食べれて食い盛りの私にはもってこいでした。空いた時間には店のカラオケを使わせてもらったりして楽しかったことも。

    当初は居酒屋の専門用語まったく知らず。

    おあいそ」という言葉が「会計」と知らなくて恥をかいたりしていました。

    お通し」「むらさき」という用語が何を意味するのか、わかるようになるまでオロオロしっぱなしでした。

    当時バイトをしていた所は北関東。静岡生まれの私には、地元の人の訛り(なまり)が慣れません。

    ある晩 茨城なまりの強い、酔っ払ったお客さんから、

    兄ちゃん、ベロくれ!」 とオーダーが来ました。

    ベロ・・・でございますか???」

    焼肉の作法すらもよく知らなかった私は、

    「ベロ」とはミノ、ハツ、タンのように牛の体のある部分をさすのかと思っていました。

    バッキャロ、おめえ、学生だっぺ?

    茨城なまりは、静岡人にはきつく聞こえます。

    ベロだよ、ベーロ

    「???」

    店の上司が助け船を出しました。

    「ビールのことだよ!」

     

    北関東のなまりで、ベロとは「ビール」のことだったのです。

     

  • 柔道

    オリンピックで柔道の選手 がんばってますね。

    実は私、中学の頃、部活は柔道部でした。どうして柔道部に入部しようと思ったのか、今では思い出せません。

    小学校では、私「料理手芸クラブ」というのに入っていたくらいで、格闘技好きではありませんでした。

    体型はもともとひょろひょろだし、闘争心ゼロなので、成績は部員の中で一番ダメなほうだったのですが、仲のいい部員たちがいいてくれて、なんとか続きました。

    筋力と瞬発力に劣るので、寝技に持ち込んで、抑え込むという戦法が多かったです。

    締め技で、首絞められて、意識を失ったことがあります。「ガマンするんじゃない!」と顧問の先生に怒られました。

    柔道は体をぶつけあうスポーツですが、分厚い綿の柔道着を着て汗もかきます。

    クサくなります。6月から8月、今くらいの湿度の高い時期なんか、とくにクサい。

     

    柔道部にいた私はサボってばかりいました。

    更衣室は柔道部と剣道部兼用でしたが、その更衣室のすみっこにある柔道着の古着の山の中に、私はもぐりこんで昼寝をしていることが多かったです。

    ある週末、剣道部で他校との交流試合があった時。

    私がいつものように部活をサボって、更衣室の古着の中で寝ていると・・・

    他校剣道部の女子が入ってきて、着替えを始めたようです。私が更衣室の中にいると知らず・・・

    私が顔にかぶっている古い柔道着をどけると、見えたのです。女の子の背中とブラジャーが・・・

    自分がここにいることが見つかったら、大変な騒ぎになる・・・

    私は石のようにじっとしていました。クサい古着の中で。彼女たちが着替えて部屋を出るまで。

    ほんの数分間だったと思いますが、冷や汗でじっとり、心臓バクバクでした。

     

     

  • ラジオ体操

    もう夏休みの時期。夏休みで思い出す行事の一つにラジオ体操があります

    カカト上げるんです

    私は朝6時25分からのEテレのテレビ体操をここ10年くらいやってます。

    私のような周囲に影響されやすい人間は、朝のぼーっとした時間にテレビの姉さんたちが元気にラジオ体操で手足を動かしていると、つい、つられて動かしてしまい、朝エンジンをかけるには都合がよいです。

    数年前にラジオ体操のブームがあり、「ラジオ体操には、いろいろな筋肉を動かす動作が含まれているので、一通りやればあらゆる筋肉が鍛えられる」ようなことを書いている本もたくさん出版されました。ひところ「ラジオ体操だけやればじゅうぶん」という趣旨の本がたくさん出版されました。

    店頭に本が山積みになるくらいのブームでしたが、しかし、私には、ラジオ体操だけでは十分ではないと思い、ここ数年はスクワット、ランジ、腕立て伏せ、をいっしょにやっています。

    ラジオ体操単体では、やらないよりはマシ、くらいに考えています。

    抗重力筋である足や腰には刺激になると思いますが、上半身の筋には物足りないかもしれない。

    また筋のストレッチ効果を期待するなら、ヨガが優れている。

    ヨガは床に腰を下ろしてする動作が多い。肩や首のコリをほぐすには、ラジオ体操よりはヨガが良い。

    ヨガは動作もゆっくりで、反動をつけません。筋膜や関節をゆっくりのばす。呼吸を意識することで自律神経が調整されます。

    逆立ちのポーズ、肩こりには効きます お試しあれ

    アイスクリーム、チョコレートなど糖質大好きな自分ですが、スクワットやランジ等「レジスタンス運動」をすれば糖尿病の予防にはなりそうです。糖尿病の原因となる高血糖の改善には、筋組織を刺激して糖質の取り込みを促すのが良い、というエビデンスが最近多く出ています。渡井はジムに行く時間と手間がありませんがマシンなしでもある程度筋トレできると思います。

    鉄アレイとかバーベルとかあればトレーニング効果が上がりそうですが、なにせ、自分は飽きやすいので、せっかく買った鉄アレイをすぐに粗大ごみに変えてしまうのではないかと恐れていて、なかなか購入にふみきれません。

     

  • タマを冷やせ

    先日、専門医の研究会で面白い話を聞いてきました。

    泌尿器科のドクターによる、男性ホルモンの話ですが、

    更年期と言えば女性ですが、今 男性の更年期も注目を浴びています。

    LOH症候群(late onset hypogonadism) (「老」とも読める)といいます。

    男性ホルモン・テストステロンは男性の特徴である筋肉量の維持以外にも、骨密度や認知能力にも関係してきます。

    テストステロンが減ることで、骨密度の低下、認知機能低下、鬱などの精神症状等、様々な影響が出ます。

    テストステロンは、睡眠不足やストレスでもかなり減り、日常の生活に支障が出る人もいます。

    こうしたLOH症候群(男性ホルモン低下)にも治療法があり

    テストステロンを補充することで生存率が上昇したという報告がありました。

    男性もホルモン補充療法で、うつ 認知症の予防にもなるのでは、といわれています。

    _
    男性も女性もちゃんとホルモンレベルが保たれているのは大事です。
    女性アスリートでも体脂肪を減らす体操や水泳の選手では月経不順が多いのですが

    体を冷やしたり水につかっている時間が長いのが影響するのではないか、という説があります。

    男性の場合は、ラップトップのパソコンなどで、股間が暖められていると、精子をつくる能力が低下することが知られています。

    女性の腹部は暖めろ、男のタマは冷やせ。

    ということでしょうか。

    今回の泌尿器科医師の講演内容は面白く聞けて、笑えるエピソードやギャグも随所にありましたが、

    「男性目線でお話します」と冒頭でことわって、射精のこと、夫婦生活のこと、中年男性の悩み、

    性風俗記事のタイトルと雑誌の売れ行きの関係 など、にやっとするような脱線話が数々ありました。

    この文章の読者は女性が多いのであまり書けませんが、脱線話の方が面白かったかも。

    私は普段女性の健康の問題にかかわっていますが、

    男のエロ話はどうして、こう明るく笑い飛ばせるのだろう?

    osumesu

     

     

     

     

     

     

     

     

  • 流しそうめんの思い出

    毎日暑いですね。

    夏野菜を育てている畑にちょっといるだけでものすごく汗かきます。

    水のむ回数がハンパなく、「飲む」→「汗で出る」→「飲む」→「汗で出る」の高回転サイクル。

    こういう時は水やジュースでなく、ナトリウムの喪失を防ぐスポーツドリンクが良いようです。

    胃袋に飲み物が入るわ、入るわ。

    中学の頃、部活の帰りにコカ・コーラ500mlビンをがぶがぶイッキ飲みして帰った感覚を思い出しました。

    アイスを食べまくる、スイカをがつがつ食う。

    夏はがつがつ、飲み、食べる時期。そして子供だった事を思い出す。

    さて夏の食といえば・・・

    小学生2,3年の頃のそうめんの思い出。

    ほていや(ユニー又は今のピアゴ)がまだ磐田駅前にあったときのこと。

    10円で飲めるジュースの自動販売機も楽しみの一つでしたが、

    ある夏の日、店先で「流しそうめん」をやっていました。
    市川君という一学年下の友達と、市川君のお母さんとぼくの3人で流しそうめんを食べました。
    なぜ覚えているのかというと、そうめんが無料食べ放題だったからです。

    店先で、長い竹のトイに水を流して、そこから麺が流れてくる。

    そのころのボクは食欲だけは人一倍あってまさに 餓鬼(ガキ)でした。
    少しでも上流で、少しでも沢山麺をすくおうと必死で箸ですくいました。

    めんつゆが「色のついた水」みたいに薄くなって、

    いつまでもそうめんをすくっている自分に

    「もう帰ろうよ~」と市川君のお母さんに言われたのを覚えています。
    夏はがつがつ、飲み、食べる時期。そして子供だった事を思い出す。

  • 診療予約
  • 採用情報
  • ブログ
アクセスマップ

〒438-0002
静岡県磐田市大久保896-39

診療時間

9:00~12:00 15:00~18:00

水・土は午前のみ/日・祝は休診

アクセスマップ
ページの先頭へ
トップに
戻る