院長ブログ
髪を切る
2020年11月4日|院長ブログ
最近、私の髪の曲がりのクセが強くなって、見苦しかったのですが、本日髪を切ってもらい、スッキリしました。
ららぽーと磐田に「1200円で散髪 15分」という店ができてからはそこにばかり通っています。
予約の必要なく、すぐにカットしてもらえる。なんといっても安い。
クセ毛の私は、いずれ髪がはねてしまうので、とにかく切ってさえくれればいい。
さて、今までにあちこちの店で髪をカットしてもらったことがありますが
初めての美容院や理髪店は入るとき勇気がいります。
昔の話ですが 海外に出ることの多かった学生の頃、好奇心から、あちこちの国で散髪してみたことがあります。
顔ぞりの最中に頚動脈を切られて金取られたらどうしよう、
なんてビビりながら、おそるおそる店に入る。
コトバが通じない場所もありましたが、床屋らしい店に入ってジェスチャーで
髪を切るしぐさをすれば、世界のどこでも大丈夫です。
床屋の値段も国際比較すると面白いです。
オーストラリアのシドニー滞在中に寄った床屋は12豪ドル
(約1000円)だいたい予約が必要でしたが、予約なしでもやってもらえました。
この時、金髪の欧米人でも、茶髪に染める人がいることをはじめて知りました。
1997年アメリカのアトランタ滞在中に散髪をしたことがあります。
このとき近所の安そうな床屋に入って7ドル(約800円)でした。
「外国で髪を切ってもらうのって、緊張しますよ」
と黒人の理容師のオバサンに言ったら、おばさんは、面倒くさそうに
「宗教上、女性に髪を触られたことがない男性客がいたわね、まあ、たいしたことないけど」
と適当に相槌をうってくれて、ザックザクと私の髪を切ったのでした。
2009年旅行中にドイツのベルリンの表通りの店で散髪した時は
10代の若いお姉さんが「私英語わからないから」とか言いながら、
コワゴワ私の頭をいじってくれましたが1600円程度。
インドネシアのジャワ島で行った床屋では日本円にして約200円でした。
おしゃれなおねえちゃんがラジカセのBGMの音楽にあわせて体を揺らせながらカットしたのが印象的。
国や文化が違っても、「髪を切る」という本質は驚くほど共通でした。
散髪から世界が見えます。
コトバがわからなくても、散髪屋にお客が入ってくれば、何をしたいかはわかるわけで、「サカナを売ってくれ」などという人はいませんよね。