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院長ブログ

国宝

話題の映画「国宝」を観てきました。

歌舞伎の女形の役者のストーリーですが、長い上映時間なのに最後までスクリーンから目が離せませんでした。

歌舞伎の舞台裏って、こうなっていたのか、とよくわかったし、時代(1960年代から90年代あたりまで)によって変化する人やモノが細かく作りこまれていて、関心しました。自分が育った年代なので。

70年代のアパートの階段って、今と比べるとぼろっちかったし、劇場の壁紙の剥がれや、家の中においてある家具から、自分が育ったころに、あんなのあったなあ、とか見てしまいました。

歌舞伎をはじめとする日本の伝統芸能には、私は全く関心がなかったですが、それを楽しみに見に来るお客さんあって成り立つ世界なのだと知りました。

ただ、主人公の生き方の中で、心の葛藤が見えて、感じるところが多かった。

マジメに生きているつもりなのに、「周りからたたかれる」ことは、私も以前にあり、忘れていた過去の自分の記憶が思い出されました。

この映画監督は、こういうところを突いてくるのが上手ですね。

世襲制は歌舞伎の世界では、当たり前とされていましたが、「世襲」の多い職種というと、伝統芸能か、政治家でしょうか。医者もかつては世襲が多かったですが、ここ数十年は世襲は少ないと思います。上手か下手か客観的にわかる職種は世襲でないかもしれません。

さいごになぞかけです。

「女形の歌舞伎役者とかけて、男性の産婦人科医師 ととく」

そのココロは・・・

「どちらも 女性のことを知ろうと努力している

でした。お粗末。

 

 

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