院長ブログ
パリの景色
2024年8月4日|院長ブログ
オリンピックの中継を見ていると、選手の活躍もさることながら、パリの青い空が目に入ってきます。
私も10年以上前にパリを含めたヨーロッパを旅行したことがあり、街並みを思い出します。
ホテルの予約はせず。行き当たりばったりの一人旅。ロンドンから入って、オーストリアのウィーンまで陸路で移動しました。
パリの駅につくと、まず観光案内所に行き、そこからランクの低い安いホテルを探してあっちこっち歩きました。大手のホテルと違って、安い小さいホテルはダウンタウンにあって看板も小さい。パリの街の中を大きなカートを引いてあっちをうろうろ、こっちをうろうろ。幸いホテルの受付の人は、どんなにぼろい安宿でも、英語を話してくれるので、助かります。
翌日、一日で観光名所を回ってくれるツアーバスに乗り、凱旋門、エッフェル塔、ルーブル美術館、オルセー美術館と要所を押さえた観光をしました。
モナリザの絵画は、広い部屋の向こうになんか小さい絵画があったのを覚えていますが、はっきりいって鑑賞したというよりも「ルーブルに行って混雑を経験して、モナ・リザの展示してある部屋に行った」記憶を作るための行動でした。
エッフェル塔の待ち時間長かったですが、日本の観光地と違うのは、中東やアフリカからの肌の黒い観光客が多かったことです。
パリの街の中心は意外と高低差があって、セーヌ川のすぐ横をとおる地下鉄に乗った時、東京のお茶の水駅みたいだと思いました。
私がパリに行く前には、セーヌ川は犬のふんが捨てられていて、臭い、汚いという話を聞いていましたが、実際行ってみると、思ったよりキレイでした。写真を見れば何も説明がなくても「パリの街」とわかるような、整然とした街並みが印象的でした。
最近は日本に来る外国人も増えましたが、日本にも、江戸時代の街なみ、とか、サムライの恰好をして歩いている人とか、外国人観光客が喜びそうなものを、置いておくとウケていいんじゃないかと思います。