院長ブログ
無痛分娩タダにしたらお産が増えるのか
2024年7月9日|院長ブログ
小池前知事が当選しました。おめでとうございます。
私は「二番じゃだめですか」と言っていて三位になった某候補が知事になったら面白い、と思っていました。
今度当選した知事は、公約の一つに
「無痛分娩を無料化する」と言っていました。
無痛分娩は一般に考えられている以上に難しいので、無料化されたらかなわない、と無痛分娩を扱っている私は思いました。
それはさておき無痛分娩の無料化によって少子化にストップがかかると考えているのなら、大きな勘違いをしているのではないかと思いました。
子供を持つことに夢を持てる社会を作るのが先決ではないでしょうか。
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私が少子化を止めるために知事に立候補するとしたら、公約はこうなります。
中学卒業までは、全員公立の小中学校に行くべし。公立高校や公立の大学の教育費は無料に。
教育費は無料にして、給食費も無料。お金を使わせる塾や予備校の業者は撲滅する。お金のかかる課外活動はさせない。
家庭の経済格差に影響されないよう、みんないっしょにする。
早い年齢で出産して、性病予防の知識を持つよう、性教育をちゃんとする。
シェアハウスの建設を促進して、老若男女が生活の中で顔を合わせるコミュニケーションができるようにする。若い人には安い住宅を提供する。
子供のいる家庭の住民税・所得税はタダにする。(平均寿命を過ぎた高齢者の医療は健康保険の対象からはずし、財源を若い世代に回す)
タダは良いことだ!
ちなみに私の名前は「タダヒサ」と言います。「タダ」という言葉には敏感です。
子供のころは「タダチャン」とか「たーちゃん」呼ばれていました。