院長ブログ
チョコレート
2024年2月14日|院長ブログ
一年で一番チョコレートが買われる日,バレンタインデー。
「まんじゅうコワい」という落語では、饅頭好きの男が「饅頭が怖い」と言って逃げ回るのを、みんな面白がって、投げ与える話です。
自分は「チョコレートコワい」と言っていますが、誰も面白がって投げてくる人はいませんでした。
チョコレートはカロリーが高いのでジャンクフードの一つとして取り上げられますが、糖分以外は栄養学的にはとても優れた食品です。
ポリフェノールを含んでいるなどカカオの効能は知られていますが、抗酸化作用があり、動脈硬化の予防に良い。
食物繊維が多く、腸内細菌を活性化させます。
テオブロミンを含んでいて精神を安定させ集中力を高める効果もあります。
昔はチョコは液状で薬として飲まれていたそうです。
19世紀の音楽家ショパンもホットチョコレートが大好きだったとか。
チョコレートを食べると頭痛になる人もいます。これはチラミン(赤ワイン等にも含まれる)という血圧を上昇させる物質が入っているためで、これにより血管収縮性の頭痛が起こる人もいます。チョコを食べすぎると「鼻血ブー」になるといわれるのもこのためです。
医学的な話になりますが、産婦人科で「チョコレート嚢胞(のうほう)」といえば、子宮内膜症の一種で、卵巣の中にチョコレートの色をしたどろりとした物質がたまる状態です。
婦人科の手術をする医者にはやっかいな代物。子宮内膜症は不妊の原因にもなります。
さて、自分もチョコレート好きでよく買いますが、自分は
「いちばんお得感のある」チョコを選ぶので、必然的に板チョコとか、百円菓子の「ピーナツチョコ」ばかり。
仕事の合間の休憩に「ちょこちょこ」口にしています。
風邪のはやるこの時期、マスクをして仕事をしていて、仕事を終えたら、マスクの裏側に食べたチョコの茶色いのが小さくついてた。
休憩時間にチョコ食べてたけど、唇についてたのばれなくてよかった。