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院長ブログ

震災の備え

1月17日は、阪神淡路大震災を経験した私にとっても特別な日です。

このたびの能登半島沖地震のニュースを見ても他人事ではないのですが、地震を経験して、こうしておけばよかった点はないかとか、思い出してみました。

水。

大規模災害では水道から水が出なくなりますので、ある程度の水の貯えは必要です。私が被災したところは市内の病院の敷地で、まっさきに自衛隊から援助が入ったので、飲み水には困りませんでしたが、一般の家庭ならある程度(10l程度)のペットボトルの常備水はあったほうがいいと思いました。

トイレ

小のほうなら隠れてできますが、大のほうは、都会の被災地ではむずかしい。能登半島では野山で自然の中で排泄できるかも。

阪神大震災の時の私 1995年1月

実は要らなかったもの。

5日分以上の非常食。非常用の防寒シート。ロープ。

 

実は大切だったもの。

近くの知り合い。

しばらく風呂に入れなかったのですが、友人の友人の紹介で、被災地の外でお風呂が沸く家にお邪魔しました。体も温まりましたが

人の思いやりほど、心が温まるものはありません。

親密でなくてもいいけれど、「ちょっとした知り合い」は大事です。

 

 

 

 

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