院長ブログ
震災の備え
2024年1月18日|院長ブログ
1月17日は、阪神淡路大震災を経験した私にとっても特別な日です。
このたびの能登半島沖地震のニュースを見ても他人事ではないのですが、地震を経験して、こうしておけばよかった点はないかとか、思い出してみました。
水。
大規模災害では水道から水が出なくなりますので、ある程度の水の貯えは必要です。私が被災したところは市内の病院の敷地で、まっさきに自衛隊から援助が入ったので、飲み水には困りませんでしたが、一般の家庭ならある程度(10l程度)のペットボトルの常備水はあったほうがいいと思いました。
トイレ
小のほうなら隠れてできますが、大のほうは、都会の被災地ではむずかしい。能登半島では野山で自然の中で排泄できるかも。
実は要らなかったもの。
5日分以上の非常食。非常用の防寒シート。ロープ。
実は大切だったもの。
近くの知り合い。
しばらく風呂に入れなかったのですが、友人の友人の紹介で、被災地の外でお風呂が沸く家にお邪魔しました。体も温まりましたが
人の思いやりほど、心が温まるものはありません。
親密でなくてもいいけれど、「ちょっとした知り合い」は大事です。