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院長ブログ

探検部と川下り

保津川で観光船が転覆したというニュースを聞き、私も保津川下りをしたことを思い出しました。

私は大学生の頃、探検部に入っていました。

探検部は何をするところかというと、文字通り「探検(たんけん)」をするところです。70年代に「探検ブーム」というのがあり、アマゾンの秘境とか、ボルネオのジャングル探検とか、世界の辺境を見てみたい、というトレンドがあり、そのブームの名残で文化部系の一部として存続していたのですが、ごく簡単に言ってしまうと「アウトドアレジャー部」みたいなところでした。当時すでに「探検スピリット」みたいなものはありませんでした。「アウトドアで酒を飲む」人たちの集まりになっていました。

具体的には「海のダイビング」「ケイビング(洞窟探検)」「川下り」「登山」の4つのパートに分かれていました。私は高校の時に山岳部だったのと、ダイビングや洞窟と違って、費用がかからない、という理由で「登山」をしていました。山岳部も同じ大学にはあったのですが、「アウトドアで酒を飲む」ほうにひかれてしまいました。

ボートによる川下りは、乗っている時は楽しいですが、保津川だと、駅で一駅下ったところまでで、そこからボートを陸に引き上げ、空気を抜いてたたんで、電車に乗って運んで、またスタート地点の駅に戻ってこなければならない。(保津峡から亀岡あたりまで)1時間に2本くらいしかないので結構時間がかかる。

楽しいのは一瞬で、そのあと、ボートをたたんだり、運んだり、電車を待ったりしないといけないので、「一回でいいかな」と思えるような遠征でした。

この時のボート下りでは、水浸しになりましたが、落ちることはありませんでした。

 

でも当時の探検部に私が好きな女の子がいて、私は「つきあってください」と告白しましたが、断られました。

見事に沈没しました。

 

 

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