院長ブログ
オンシとの思い出深い 春
2023年3月15日|院長ブログ
春ですね。卒業式のシーズンですね。
学校生活で思い出す 先生はいますか?
私にとっての恩師は、高校時代3年間ずっと担任だった、大迫先生という方です。私は部活が山岳部でしたが、大迫先生は山岳部の顧問もしていました。
私が今、山好きなのは、この先生の影響が大きいです。高校の山岳部の時期に北アルプス・南アルプスの縦走、雪山登山、インターハイ挑戦、遭難事件等いろいろ経験しました。
先生の担任は数学、身長は150㎝そこそこの小柄な体格でした。出身は鹿児島県で、普段は温厚な紳士ですが、怒ると桜島が噴火したように、びっくりするくらいの大声で怒鳴りつけます。
私は1年生の頃ダラダラしていて、数学の成績がとても悪かった。学期末のテストで、ビリから2番目の成績だったことがあります。
「ボンヤリしてるから、そんなとこでミスするんだよ!」とこの先生に怒鳴られたこと複数あります。
「お前なんかどうしようもない」と言って見捨てられていたら、今の自分はなかったはず。「このところをもうちょっと●●すればいいんだよ」と後でフォローが入ったので、なんとか数学嫌いにならずに大学に行くことができました。
当時すでに私は身長が180㎝近くあり、身長150㎝の数学の先生に頭をペコペコ下げているのを傍から見たら変な風景だったはずです。
卒業してからも同窓会で何度か顔を出していただく機会があり、私の中で大事な恩師の一人です。
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さて、この春は、私の頭から離れないもうひとつの「オンシ」があります。
イヤでイヤで逃げ出したい「オンシ」です・
それは「恩師」ではありません。「オンライン資格確認」。医療の業界では略して「オン資(おんし)」と呼んでいます。
4月から医療機関で義務化されます。
個人の開業医になると、導入するのに結構手間とコストがかかります。年配の医師とか「大変なので導入しない」という先生もまだ多いです。
患者も医療機関もハッピーであるようなシステムになることを夢見て、泣きそうになりながら、「オン資」の説明書読んでます。