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院長ブログ

妊娠判定

妊娠出産する人を応援するために、最近いろいろ補助金が出てきました。

妊娠がわかったら5万円、生まれたら5万円、という補助が出るようになりました。

さらには、妊娠検査薬を使うのに補助を出す自治体も出てきています。

今ではどこの薬局でも売っている「妊娠検査薬」ですが、その歴史は比較的浅いです。

50代の私が医者になったばかりの頃に普及してきました。(1990年代)

それまでは、一般の人は、妊娠したかどうかわからないので、妊娠しているかどうか知るために産婦人科を受診する人も多かったのです。

妊娠していないのに、吐き気がするので妊娠だと思って産婦人科にかかった、とか太っておなかが大きくなったのを妊娠と勘違いして産婦人科にかかったという人も多かったのです。

想像妊娠」という病名も一般的で、自分が妊娠したと思い込んでしまう非妊婦の人もいました。

90年代よりずっと以前、1930年代にフリードマンという医学者が、妊娠したときの化学物質を研究していたのが妊娠検査の原点です。何年かして、

ヒトの尿をメスのウサギの耳に注射してウサギに排卵が起こることを発見しました。注射後2日にウサギのおなかを開けて卵巣から排卵していることを確認するという方法です。カエルに妊婦の尿を注射して、射精が観察されることもその後発見されました。

検査につかわれたウサギはどうなったのか、詳しくはわかりませんが、近隣の古老の(80代の)産婦人科医の話では、ウサギのおなかを開けた後は、その晩の食事はウサギ鍋だった、という話を聞きました。現代と違って大変な手間だったわけです。

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