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院長ブログ

骨は強いですか

82歳になった私の母が、背骨を骨折しました。

退院後に実家の母に会いに行ったら、背骨が前に曲がり、よく見かける「腰の曲がったおばあさん」になっていました。

いちおう家の中の移動はできて、自分の身の回りことができていたので、ほっとしました。親の介護が自分の問題として感じられました。

松本伊代という芸能人が、テレビ番組の収録で、ウレタンの敷かれた落とし穴に落ちて、脊椎の圧迫骨折を起こしたことが話題になりました。

伊代はまだ、16(才)だあから~♪」とうたっていたアイドルの頃の彼女を、私は覚えています。

もう57歳になって、おばあさんの体になってしまったのですね。女性は閉経すると骨量の減少が急に進みます。

さて、骨は大事な体のパーツですが、女性の場合、生理が関係していることを知っていましたか。

女性ホルモンの働きで骨が強く維持されるのですが、年を取って閉経すると、そこから骨量の減少が始まります。

骨密度が減少して骨がスカスカになる状態を骨粗しょう症といいますが、年齢を重ねれば誰でもリスクはあります。カルシウムやビタミンDなどの栄養もそうですが、運動して骨に刺激を与えることで骨量の低下を遅らせることができます。

20代から40代の女性で、子宮内膜症や子宮筋腫の進行をおさえるために、月経を止めてエストロゲンを抑制する治療をする人もいますが、あまり長期にわたってこの治療を行うと、骨量が低下して骨粗しょう症のリスクがあるので、6カ月を使用の限度としています。

近年、10代の女性でも、骨が弱くなる問題が指摘されるようになりました。それは無月経から来る骨密度の低下です。

運動強度の強いアスリートは、ストレスを受けているので無月経になりやすい。すると骨折を起こしやすくなる、というのです。

 

さて、冒頭の私の母ですが、頑固なところがあって、リハビリに行こうとしません。

 

説得するのは骨が折れました

 

 

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