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院長ブログ

バカのフリ

私は犬を飼っていて、一日一回は散歩に連れて行くのですが、どうもこの犬が私をバカにしているようです。1歳10カ月の柴犬です。

院長に注意

散歩に出ると、私は犬のスピードに合わせて、走ったり、止まったりする。

鎖につながれているので、散歩の時くらい走りたいだろうと、犬のペースに合わせて走ったり、止まったりするのですが、これがかなり気まぐれ。

興味を引く「匂い」を発見すると、急に立ち止まり、しばらくその場でクンクンている、かと思えば、急にぐいっとロープを強く引っ張って走り出す。

全速力。

急に止まったり、急に走り出したり、かなりマイペースで、飼い主の意向を全く無視しているか「オレについてこい」と言っているようにも取れます。

犬を散歩させているつもりが、犬に散歩させられているようです。

ところが、先日、散歩の途中で、急にスマホに連絡が。「まもなく分娩です」とクリニックからの連絡。

私の自宅はクリニックから近いので、お産の分娩まで自宅で待機していることも可能です。ただし犬の散歩中となると、急いで犬を自宅に戻さなければなりません。

(どしたの?)という顔で私を見る犬。

(すぐ帰らなきゃ)と思って、ふだんは言う事を聞かない犬を引っ張って走り出すと、意外なことに犬がちゃんと私について走ってくれるではありませんか!

普段は私の意向など全く聞かない、「我の強い」犬ですが、非常時にはこちらの意向をくみ取るんだなと、驚きました。

 

私事ですが、 「お前 バカかと思ってたけど、意外と頭いいんだな」と中学生の頃にはよく言われました。

授業中に、窓の外を見るクセがあり、内容がわかっている授業で黒板を見ているのも退屈だったのです。

数学の授業で「おまえちょっと問題解いてみろ」とよそ見ばかりしている私を指名した後、私はすらすらと正解を書いたので、私が授業についていってないと思っていた数学教師は面食らったようです。ぼーっとしている、と思われていたことが多い。

一学年しかない小さな小学校から、大規模な中学校に入学して、いじめてきたりする嫌な奴も時々いたので、とりあえず敵をつくらないようにと、初対面の相手にはヘラヘラ笑って、あまりしゃべらないようにしていたのですが、こういう態度も、バカと思われた原因かもしれません。

 

大人になって、医者になって、診察室で初対面でいろいろな人に会うのですが、(この人ちょっと・・・)と感じる相手と会話をすることもあるのですが、(頭が悪いフリをして相手を油断させる作戦をとっているのかもしれない)と思うようにしています。

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