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院長ブログ

日本を素晴らしいと言ってくれる人

コロナの入国制限が終わって、堰を切ったように外国人が日本に来ています。

外国出身の人と接していて面白いのは、自分たちでは気が付いていない所に感動したりビックリしているところです。

私が経験した外国人のビックリを語ります。

学生の頃に知り合ったインド人は、私と同じバスに乗っていて、高速道路の高架下でクルマが片側4車線で渋滞してノロノロ進んでいる時に、「こんなにたくさんのクルマが動いている!しかも整然と! 日本の交通システムはなんて素晴らしいんだ! 日本に来てビックリしたよ!」と感動しておりました。たしかに当時の(今もそうかも)インドの都会の渋滞は、数十分クルマが全く動かない、クラクションばかりけたたましく鳴らしている状態です。ラッシュアワーでの時間でクルマがゆっくりとしか進まないことにイライラしていた私でしたが、彼はクルマが「進んでいる」ことに驚いていました。

アフガニスタンで会った中古車商の男は、「日本の中古車はいい状態でオークションに出ているから、いい値で売れるんだよ」と言って、日本に来て中古車を探していた時の思い出を話してくれました。日本は他の国と違って車検制度があるので、中古車になっても程度のいい状態で保たれていることが多いのだそうです。「新しいクルマがうちの店に入ったんだけど・・・」と言って見せられたのはピカピカに磨かれたカローラのワゴンの中古車でした。彼らにとっては「新しいクルマ」とは「新しく仕入れた中古車」だったのです。売られているクルマの中には「〇〇商店」「××株式会社」とか堂々の日本の会社のロゴが残っているものがありますが、地元の人は全く気にせず乗っています。

大学院の時にあったネパール人には、「アメリカやイギリスの留学は学費がかかるけど、日本のスカラーシップがもらえれば他の国より安く留学できるから」と言って日本に来ていた人もいました。大学院の研究室には、夜食用にカップめんが置いてあるのですが、そのネパール人の友人が日本を訪問したときには、友人にそのカップめんをふるまっていました。おいしそうに食べていました。カップめんて他に食べるものがないから仕方なく食べるもの、と私は思っていたのですが、ネパール人にはおもてなしの食事となっていたのはビックリでした。

これから日本、どんどん貧しくなっちゃうと言われていますが、おもてなしの気持ちで外国の人を受け入れることができれば、なんとかなりそうな気がします。

 

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