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院長ブログ

10月10日

10月10日はスポーツの日

何かスポーツ、やってますか?

 

さて、

国体や大きなスポーツの大会が開かれる時には、近隣の病院の救急医に通達が出ることがあります。

「大会に出る選手が救急で受診するかもしれないから、薬剤を出す時には気をつけて」

風邪や喘息、花粉症など、一般でもよくある症状にたいして、使用される成分がドーピング対象になっている薬剤は意外と多いのです。

たとえば、サルブタモールやエフェドリンという気管支を広げる薬は、市販の風邪薬の中に含まれていることが多い。

副作用が少ないと言われる漢方でも、ドーピング対象になることがあり、風邪で使う「葛根湯」もその一つです。

夜間の救急病院で、医者が大会に出場する選手と知らずに風邪薬を出してしまうと、後でドーピングで引っかかってしまう可能性があります。

蕁麻疹の治療に使われるステロイド剤、むくみを取るための利尿剤、造血剤、ドーピングでひっかかる薬剤は意外と多いのです。

その一方で、最近知ったのですが、あの「ファイト一発!」のリポビタンDはドーピング対象の商品ではないようです。カフェインも単体ではただちに禁止ということではないようです。

ロキソニン等の解熱鎮痛剤も問題ありません。

 

私も来月のマラソン大会に向けて練習をしています。

大会前になってくると、ちょっとでもいい記録を出してみたいと欲が出るのですが

練習量も知れてるし、

練習の時間に仕事が入って呼ばれたり、とかで

練習時間が足りない。

ドーピングにでも頼りたい気分です。

ドーピングしたって、記録の伸びは知れてるけど・・・

 

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