院長ブログ
さらば アイ・イー
2022年6月15日|院長ブログ
今まで親しかったアイツもついにお別れの日がやってきました。 その名は・・・
インターネット・エクスプローラー(IE)です
思えば20年前から、ライバルのNetscape Navigatorをパクり、Firefoxを蹴落とし、頑張ってここまで生きながらえてきましたが、ついにご臨終の時を迎えることになりました。
個人のパソコンや、大企業のパソコンは、EdgeやChromeに、とっくの昔に変えているはずですが、うちみたいな小さな会社(クリニックも含め)や中小企業ではいまだにIEを使っているところも多い。ネットにつながっていないパソコンは今後使い続けても問題ないですが、ネットにつながっているパソコンでは今後IEが使えなくなり、最近になって対応を迫られています。
例えば患者のデータを保管している電子カルテは、クラウドにデータ置くと漏洩のリスクがあり、ネットにつながっていないパソコン(オンプレミス)で運用。
エコーの画像を記録する12インチタブレット1台がIEのままだったのですが、「時限爆弾のように」6月16日になると自動的に使えなくなる、と業者に脅かされ前日の15日になってやっと、イヤイヤ修正作業をしました。予約システムの業者の電話サポートを受けながらやったのですが、電話で指示されるのはとても面倒で時間がかかります。
業者「右上のバッテン押してください」
私「ウインドウを閉じる、ですよねえ」
業者「設定を押して、その下に何か見えませんか」
私「何も見えません」
・・・
などと不毛な会話を延々続けました。
タブレットでコピペしたり文字入力するのは、マウスとキーボードに慣れた自分には、結構イライラさせられます。URLの入力で「ハイフン」と「アンダーバー」を間違えて、画面下からせりあがってくるキーボードのボタンの中に「アンダーバー」が見つけられず、タブレットで入力できず5分くらい四苦八苦しました。
老眼で小さい文字見えづらいし。
つらいよお!
私「もう、大変なんで、明日に延期できませんかあ」
業者「だめです、明日には使えなくなります!がんばりましょう!」
夏休みの最終日に泣きそうになりながら宿題をやっていた小学校の記憶がよみがえってきました。