院長ブログ
スナイパー
2022年3月16日|院長ブログ
今戦争を起こしている独裁者、こいつを倒したら世界は平和になるだろう。
今こそスナイパー(狙撃手)を・・・
ゴルゴ13の主人公は世界をまたにかける狙撃の名手。依頼された仕事は100%やりとげる。
私は漫画買っていないのですが、病院勤めの時代に、当直室に必ずと言っていいほどコミックが置いてありました。
世界をまたにかけて活躍するゴルゴ13。狭い当直室で待機している当直医にとって、コミックの世界観は現実を忘れさせてくれました。
さて
機械を利用して、狙ったターゲットに命中させる、という意味では、自分の仕事でいうと、「羊水穿刺」という処置が「狙撃」に似ています。
エコーのガイドを頼りに、長い針を妊婦の腹部に刺して、針の先端が羊水に届くようにして、羊水を取ってくる。
うまくいくと黄色い透明の羊水が引けてきて、それを注射器に20㏄ほど取って、染色体の培養をするために検査所に提出するのです。
羊水の中に浮かんでいる染色体を調べることでダウン症などの異常を発見することができます。
私は幸い大きなトラブルを経験したことはありませんが、危険をともなう処置です。気軽に依頼を引き受けることはできません。
近年、このようなリスクを避けるために、新型出生前診断(母体血中胎児染色体検査)という方法が広まってきました。ただし、これらの検査は染色体の異常があるかないかを調べる方法で、すべての異常がわかるわけではありません。検査でわかること、検査のリスクを知った上で慎重に判断されるのが良いと思います。
さて、ゴルゴ13に狙撃をさせるのが良いと考える人は他にも多数いるみたいで、「おしえてyahoo!」にも以下のような質問がありました。
Q:ゴルゴ13にプーチンの暗殺を依頼したいのですが、どなたか彼とのコンタクトの仕方を教えてくださいませんか?
A:有名な方法として、アメリカの刑務所に服役している囚人に仲介して貰う方法があります。
彼がラジオ番組「讃美歌13番」をリクエストします。 ゴルゴ13がそれを聴いて、ニューヨークタイムズに、13型G型トラクター売ります。という広告を載せます。
その広告を見て、広告の連絡先に連絡するという手順になります。
他人に話すと自分もゴルゴ13に始末される事になるので十分注意して下さい。
Q;回答ありがとうございます。 ゴルゴ13、かなりの高齢者ですよね。 さいとうたかを先生も死んだし、大丈夫かなあ?