院長ブログ
犯人の小動物
2022年2月20日|院長ブログ
私のクリニックの裏には、ゴミ庫があり、台所で発生したごみなども入れています。

うらのゴミ庫、簡単には開けられません。
数年前から発生しているトラブルですが、時々食品の残ったゴミの袋がなにものかに破られる事件が発生。
ゴミ庫は金属の板で囲まれているにもかかわらず、隙間から手を伸ばしてゴミ袋を破るらしい。
隙間の大きさとゴミ袋が破られる範囲から推定して、ネコが原因と考え、ネコが手を出せないように、私が日曜大工でゴミ庫の周辺に金網を貼ったところ、被害がなくなりました。
しばらく問題なかったのですが、一か月前くらいから、またゴミ袋が破られる被害が発生。
ネコ対策をしているはずで、ネコが入れるような隙間はないはずなのにと考えながら、ゴミ庫の下に木材を入れこんだり、ネズミの忌避用のペレットを撒いたりしたのですが、
さらにまた被害が続きました。
何だろう・・・と考えていたところ、
ある夜 私がゴミ庫の前を通りかかった時、茶色の小動物が足早にゴミ庫から去っていくのを発見。
(ネコではない小動物か・・・)
と考え、今度は捕獲用のオリを買ってきて、なかに、私の好物のチーズを入れておきました。私が好きなら動物も好きだろうと思って。
設置から3日後、見事獲物がかかっていました。
私、動物の多いイナカに住んでいながら、最初、この動物を何と呼ぶのか、わかりませんでした。
かわうそ? ももんが? むささび? 地リス? テン? オコジョ?
思いついたキーワードでネット検索していくと、7つめくらいにやっと「イタチ」の名前が出てきました。
イタチも純国産のものと朝鮮半島からやってきた種類があるそうです。
農作物などに被害が出るようです。攻撃されると肛門から臭い液を出すらしい。
顔かわいいので、飼ってあげたい気持ちにはなりますが、飼ってはいけないそうです。
軽トラックの荷台に乗せて、遠くに運んで行って放流してやりました。