院長ブログ
エヴァンゲリオン
2021年5月5日|院長ブログ
この連休、どう過ごしましたか?
私はアニメのDVDを観ました。
以前から見たいと思ってた「新世紀エヴァンゲリオン」です。
私はしばらく時間が経って評価が定まったものを見るタイプです。良い作品を効率よく見ることができます。なにより視聴コストが安いです(ただし、時間が経って、忘れてしまうことがあります)。
この作品もTV放映直後よりも時間が経ってじわじわと反響を呼んだ作品のようで、2000年代に「新劇場版」など続く作品が展開されています。
「宇宙戦艦ヤマト」や「ガンダム」シリーズ同様、一番最初に世に出た作品を見るのが一番良い。
安いDVDのセットをネットで探すと、TV放映のDVDがセットで入っていて、新品3000円で売られているものがありました。
取り寄せてみてビックリ。全部フランス語です。
日本のアニメをフランスでDVD化したもののようです。
DVDをそのままプレイしたらいきなりフランス語で始まったのですが、言語を「日本語」に直してちゃんと聞くことができました。
人間の入ったロボットが怪物を倒す、というパターンのアニメかな、と思って見始めたら、なんと第一話でいきなり相手に倒されるではないですか!
主人公が、機械(エヴァンゲリオン)に「乗りたくない」と言ってゴネていたり、登場人物がそれぞれ人間関係の悩みを抱えていたりと、一癖も二癖もあるシナリオ作りで、最後まで引き込まれてしまいました。
「人間とは何か」なんて、フランス人の好きそうな哲学的な問いかけが随所に出てきて、かの地フランスでウケたのも納得です。フランス人は、アメリカ映画のようなわかりやすくてスカッとする映画よりも、このエヴァンゲリオンのように、影があって、なんかモヤモヤしているものが好きなんでしょう。
それにしても、設定とか世界観が「風の谷のナウシカ」と似てませんか。
女が強い。