院長ブログ
ぢっと手を みる
2025年1月30日|院長ブログ
最近手荒れがひどい。

はたらけど はたらけど
猶 わがくらし 楽にならざり
ぢっと手をみる
私は肌が弱いわけではないのですが、最近とくに手荒れがひどい。コロナ後またインフルエンザ、マイコプラズマ肺炎など感染症が流行し、手洗いの回数に拍車がかかったためです。
もともと職業柄手洗いの回数、めちゃ多いです。
患者に触れる診察のたびに手を洗っているので一日あたり30回から50回くらい洗っています。
蛇口の冷水にさらされる左右の人差し指と中指の親指側の側面が特に切れやすい。
痛いよう!
冬になると乾燥して肌が荒れやすくなるのですが、頻繁な手洗いで手の脂を落とすので、肌がガサガサになって、アカギレが多発。尿素・ワセリン・ハンドクリーム塗ってもすぐに洗い流してしまうので効果なし!
外来の診察で患者さんに資料を見せ指で指す時、ばんそうこうだらけの指先を見せるのに気が引けてしまいます。
時々行う帝王切開などの手術も肌を痛めつける。手術前に皮脂がごっそり落ちる程度にイソジンでゴシゴシ皮膚をこすります。「傷口に塩をぬりこむ」とはこのことか!
手術を終えて手袋を外すと、皮膚がカピカピになり、ひび割れがさらに悪化。
最近発見の特効薬は「傷パワーパッド」です。普通のばんそうこうより高いですが「モイスト・ヒーリング」といって貼った後水分を含んだ状態を保持させます。
傷のある部位を湿潤させた状態で放っておいたほうが治りが早いという理論のとおり、これを貼ると痛みもぐっと少なく、よく効きます。
石川啄木という人の有名な短歌を思い出します。
「はたらけど はたらけど 猶 わが生活 楽にならざり ぢっと手を見る(一握の砂)」
わが生活、どうなんだろう?