院長ブログ
55歳の受験生
2025年3月30日|院長ブログ
年度がかわって、進学のシーズンですね。
最近はリスキリングといって、学び直しが推奨されていますが、私の卒業した医学部でも、社会経験を積んだ後で医学部に入りなおしてくる人が時々います。
私が医学部にいたときの同級生でも、会社員→医学部、学校の教員→医学部 獣医→医学部という医学部を再受験した人たちがいました。年齢も様々で30代~40代。高校からそのまま上がってきた人たちと比較すると、医学部の授業もまじめに受けていて成績が良かったです。
私の医学部の別の学年で、55歳にして医学部に合格してきた人がいました。
某有名企業でバリバリと働いていたのですが、親が病気になり、一念発起して医学部の勉強をはじめて、55歳で医学部に合格したのだそうです。同級生たちは「55歳で医学部入ったって、ちゃんと卒業しても61歳、もう使えないよな」「国費の無駄遣いだよな」と陰口をたたく人もいました。
現在医学部卒業して30年近くになりますが、その時40代だった方から年賀状もらいますが、ちゃんと臨床の医者をやっている方もいます。
なにを隠そう、私も医学部を再受験した人間です。いったん他の学部に入りましたが、大学に在学中に医学部に入りたくなって、医学部入学の勉強をはじめました。
私には3年年下の妹がいました。共通一次試験(センター試験の前身)の会場が同じで、受験番号が隣なので、私の後ろに妹が座っていました。兄と妹がいっしょに試験を受けるのは、ちょっと恥ずかしかった。
「お兄ちゃんの解答 見えてたよ」と、お正月に実家に帰ってくる妹に、今でも言われます。
見えてなかったと思うけど。