院長ブログ
インフルエンザと古シャツ
2024年12月29日|院長ブログ
インフルエンザワクチンの予防接種のシーズンです。
今年は「ウイルス」「ワクチン」に敏感な人が多いのか、お問い合わせが多いです。
妊婦さんもぜひ打ちましょう。昔は「妊婦はうたない方がいい」という考え方でしたが、最近は「妊婦もうったほうがいい」となっています。
「インフルエンザワクチン」という名称が長ったらしいので、業界では「インフル」とか「フルワク」と呼んだりします。
昔アメリカにいるときに
「おまえ古シャツ持っているか」
と聞かれて、最初何のことかわからなかったのですが
「インフルエンザのワクチンを打ちましたか」という意味と後でわかりました。
米語圏では「インフルエンザワクチン」のことを「Flu shot (フルー・ショット)」と言います。
Flu shotが「古シャツ」に聞こえたのです。
シャツにまつわる笑い話ですが、1970年代、日本人がアメリカに入国するときに検疫でこう聞かれたそうです
「おまえカラーシャツ持っているか?」
サラリーマンのその人は、背広とワイシャツだけで、色のついたシャツはなく、変なことを聞かれたとおもったのですが、
「コレラのワクチンを打ちましたか」という意味だったそうです。
コレラ(Cholera)ワクチンをCholera shot(コレラ ショット)と呼び、「カラーシャツ」と聞き間違えたとか。