院長ブログ
柔道は密接なスポーツ
2020年7月5日|院長ブログ
コロナウイルス感染症がまだおさまらず、スポーツも様子を見ながらという今日この頃。
近所のサッカー場では練習再開していますが、ニュースでは柔道の練習が困っているのだとか。
密集・密接・密閉のリスクを避けるため、柔道の練習も打ち込み、乱取りなどの練習を避けたトレーニングでかなり限定されてしまうとか。
実は私、中学の頃、部活は柔道部でした。
体型はもともとひょろひょろだし、闘争心ゼロなので、成績は部員の中で一番ダメなほうだったのですが、仲のいい部員たちがいいてくれて、なんとか続きました。
柔道は体をぶつけあうスポーツですが、分厚い綿の柔道着を着て汗もかきます。
クサくなります。今くらいの6月の湿度の高い時期なんか、とくにクサい。
陰部にかゆみが強い「いんきんたむし」に人生初めてかかったのも、柔道部にいた中学2年の頃ですが、柔道と関係していたと思います。「股が痒い」なんて親に言うのも恥ずかしいので、一人で隣町の薬局に行って「いんきんたむしの薬をください」と勇気をふりしぼって、店の人に言った記憶があります。
だから、カンジダ膣炎で病院やクリニックに来る女性の気持ちがわかる気がします。勇気をふりしぼって婦人科に来ているのではないかと同情します。
柔道部にいた私はサボってばかりいました。
更衣室は柔道部と剣道部兼用でしたが、その更衣室のすみっこにある柔道着の古着の山の中に、私はもぐりこんで昼寝をしていることが多かったです。
ある週末、剣道部で他校との交流試合があった時。
私がいつものように部活をサボって、更衣室の古着の中で寝ていると・・・
他校剣道部の女子が入ってきて、着替えを始めたようです。私が更衣室の中にいると知らず・・・
私が顔にかぶっている古い柔道着をどけると、見えたのです。女の子の背中とブラジャーが・・・
自分がここにいることが見つかったら、大変な騒ぎになる・・・
私は石のようにじっとしていました。クサい古着の中で。彼女たちが着替えて部屋を出るまで。
ほんの数分間だったと思いますが、冷や汗でじっとり、心臓バクバクでした。