院長ブログ
柔道
2024年7月28日|院長ブログ
オリンピックで柔道の選手 がんばってますね。
実は私、中学の頃、部活は柔道部でした。どうして柔道部に入部しようと思ったのか、今では思い出せません。
小学校では、私「料理手芸クラブ」というのに入っていたくらいで、格闘技好きではありませんでした。
体型はもともとひょろひょろだし、闘争心ゼロなので、成績は部員の中で一番ダメなほうだったのですが、仲のいい部員たちがいいてくれて、なんとか続きました。
筋力と瞬発力に劣るので、寝技に持ち込んで、抑え込むという戦法が多かったです。
締め技で、首絞められて、意識を失ったことがあります。「ガマンするんじゃない!」と顧問の先生に怒られました。
柔道は体をぶつけあうスポーツですが、分厚い綿の柔道着を着て汗もかきます。
クサくなります。6月から8月、今くらいの湿度の高い時期なんか、とくにクサい。
柔道部にいた私はサボってばかりいました。
更衣室は柔道部と剣道部兼用でしたが、その更衣室のすみっこにある柔道着の古着の山の中に、私はもぐりこんで昼寝をしていることが多かったです。
ある週末、剣道部で他校との交流試合があった時。
私がいつものように部活をサボって、更衣室の古着の中で寝ていると・・・
他校剣道部の女子が入ってきて、着替えを始めたようです。私が更衣室の中にいると知らず・・・
私が顔にかぶっている古い柔道着をどけると、見えたのです。女の子の背中とブラジャーが・・・
自分がここにいることが見つかったら、大変な騒ぎになる・・・
私は石のようにじっとしていました。クサい古着の中で。彼女たちが着替えて部屋を出るまで。
ほんの数分間だったと思いますが、冷や汗でじっとり、心臓バクバクでした。