院長ブログ
2月4日は風疹の日
2025年2月9日|院長ブログ
コロナが下火になったと思ったら、インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎、りんご病その他いろいろ よくわからない(診断できてないので)発熱をきたす感染症が、この冬、わっと広がったようです。なかにまだコロナも混じっていたりします。
人間、過去の事はすぐ忘れてしまうもので、残念ながら、またなにかの感染症が世間を騒がすようになるのではないかと思います。オトナがいくら気を付けていても、保育園などで水平感染を起こすものもあり、避けられないです。
医者の仕事もなくならないです。
感染症対策の基本は、やはり手洗いとか予防に努めるしかないのです。
感染症といえば、2月4日は「2」(ふ)と「4」(し)をとって「風疹の日」でもあります。
風疹がなぜ困るかといえば、かかった妊婦の赤ちゃんに白内障、心奇形、難聴などの先天異常を起こすことがあるからです。
こうならないように、妊娠する可能性のある女性にはワクチン接種が行われています。通常は心配ありません。
妊娠初期に風疹の抗体検査もするのですが、一定の割合(自分の経験では2割程度)で抗体価が低い人がいます。ワクチンうって時間が経つと抗体の強さが弱くなってくる人がいるらしい。
抗体価が下がっているからと言って、必ずしも危険というわけではないらしいですが、妊娠中はワクチンうてないので、医者として何もできません。
ちなみに、リンゴ病(伝染性紅斑)も今再び流行っているんですが、この感染症は胎児の赤血球に感染することがある病気(頻度は低い)で、先天奇形を生じることはありません。
かといって、「どうしようもない」という言い方もできず、「風疹の流行っている時期は人ごみを避けましょう」と説明していますが、果たして科学的に有効なのかどうか、言っている自分もわかりません(ガイドラインにはそこらへんまで書かれていないので)。罹患率は低いのでいたずらに不安をあおらないようにしています。
ちなみに4日の次の日は2月5日で、「にっこり(2・5)」の日でもあります。
笑顔が大事ですね。