このページは、共通のメニューを読み飛ばすことができます。直接本文をご覧になるかたは「このページの情報へ」というリンクをクリックしてください。
サイト共通のメニューへ
このページの情報へ

院長ブログ

夜間の中途覚醒

電車の座席で居眠りしているのに、目的の駅に着くと
なぜか目がさめるのは不思議と思いませんか?

人間の覚醒と眠りをコントロールしているのは脳幹網様体だとか

夜、人は眠くなるのですが、いったん目が覚めてしまうと、
今度は眠れなくなる。

最近の私は、夜の呼び出しが多く、睡眠不足・・・

夜中のコールにも対応するのが、医者の使命である・・・
ということはわかっているが、明け方の3時ころいきなり
呼び出されるのはやっぱりつらい。

「せんせー、患者さんが来られてます。」

受話器を取り上げると、看護師の声。眠っているときに
寝ているときに起こすと不機嫌なのはわかっているので
限りなく丁重に声をかけてくれる。

「ああーい。いーぎーまーすー ガチャン」

脳の機能がパワー・セーブ・モードのまま診察室へ向かう。

この後、患者の症状により、また睡眠に戻るか、覚醒してしまうか、分かれる。
ちょっと出血した(10のうち9は問題ない)とかいうレベル状態
だと、パワー・セーブ・モードのまま診察が終わってしまい
その後私は再び安らかに眠りにつく。

緊急手術が必要とか、搬送が必要くらいの重症度になると、
いきなり覚醒状態は100%になり、交感神経が高ぶり、
目がランラン、頭すっきり。
そのかわり、その後コーフンして眠れなくなる。

昔の話ですが・・・

私の先輩の産婦人科医師が当直していたときのこと。
高校生の女の子がパジャマを着たまま、彼氏と
夜間の診察を希望して病院にやってきた。

セックスをしていたときにコンドームが膣の中に入ってしまった
という。

私と同じく、最初は半覚醒モードだったその医師だが
診察をしていくうちにだんだんと真剣になってきた。

膣鏡で膣の中に消えてしまったコンドームを探したが・・・

・・・見つからない。

(おかしいなあ、どこにもないぞ)

覚醒しつつある意識の中で、ドクターは焦った。
膣鏡で見る膣の中は、簡単に見るだけだと、ヒダの奥に隠れて、
異物が確認できないことがある。

テキトーな診察をして、膣内の異物を見落とした、なんてことが
あったら、医師側のミスとされる。冷や汗が・・・

(ないぞ、どこを探してもないぞ)

すると突然

「あったあ!」

と女子高生が、すっとんきょうな声を上げた。

彼女の花柄のパジャマのお尻の部分に
ぺったりとつぶれたコンドームが張り付いていた。

頭から湯気が上がるほど腹が立ったその医者は、
それから朝まで怒りのために一睡もできなかった
そうです。

  • 診療予約
  • 採用情報
  • ブログ
アクセスマップ

〒438-0002
静岡県磐田市大久保896-39

診療時間

9:00~12:00 15:00~18:00

水・土は午前のみ/日・祝は休診

アクセスマップ
ページの先頭へ
トップに
戻る