院長ブログ
GPS時計が教えてくれること
2018年11月28日|院長ブログ
ランニングが楽しくなるようにと、GPS時計を買い換えました。
1㎞あたり何分で走っているか、トータル何キロ走ったか教えてくれる、とても便利なガジェット(機械)です。
最近のは、心拍計もついてます。軽くて精度が高い。GPS衛星の補足も速い。
先日の大会でもたいして記録も出ず、落ち込んでいた私ですが、走るのがちょっとでも楽しくなるといいかと思い、新しいのを購入しました。
GPS時計で面白いのは、体感する速さと、実際の速さが違うことです。
1㎞あたり5分というと、ちょっと急いで走る状態ですが、同じペースで走り続けているつもりでも、時計を見ないで数分走って、しばらくして時計をみると1km あたり5分30秒・・・6分・・・とか、気が付かないうちにスピードが落ちていることに気づかされます。

ゴール後。
記録が悪すぎてガッカリしている自分
人間の体って、放っておくと、だんだん楽な方へ行ってしまうのだな、と気づかされます。
頑張ってやっている「つもり」でも、だんだんとカラダが楽な方に行ってしまうことは、世の中みると沢山あります。
ニュースで話題になりましたが先日逮捕された某自動車会社の会長も、始めは全速力で経営をしていたのでしょうが、長い時間走り続けて、だんだんと楽な方(楽してお金がたまる)に行ってしまったのかもしれません。
私は体重増加の多い患者さんに「ダイエット指導」などしていますが、彼女たちだって、たぶん、ちゃんと食事制限してカロリー控えてダイエットしている「つもり」なのでしょう。
私も仕事をマジメにやっている「つもり」ですが、楽なほうに行っちゃってるんじゃないかと、GPS時計から教えられる今日この頃です。