院長ブログ
なくしてわかる ありがたさ 親と 健康と・・・
2022年2月9日|院長ブログ
手術した痕をいかにきれいに、目立たなくするか。手術をする医者の課題です。
帝王切開の手術の痕、人により、瘢痕がもりあがって、見た目が悪くなってしまう人がいる。
最近の知見では、どうも術後長期(半年後まで)のケアが成否をわけるらしい。
手術の傷をあまり触らないのが良いようです。
いかに手術の傷をきれいにするか。こういう悩みに応えてくれる製品が、最近出ました。
従来のサージカルテープより、張り替えが簡単で通気性が良い。
優れた製品です(ただし保険適用でないので自分で買っていただきます)
この製品を作ったニチバンはいい会社だなあ、と考えていたら、あの名コピーを思い出しました。
「なくしてわかるありがたさ 親と健康とセロテープ」
新幹線の三河安城の駅の近くにどでかい看板があって、新幹線が止まると目に飛び込んできます。
川柳のような語呂の良さと(セロテープってなくして後悔するもんかあ)という絶妙のギャグは見るものに強くアピールするのですが、この春デザイン変わったそうです。
私自身の記憶としては、関西に住んでいた頃、家庭内のもめごとがあって、失意の中で新幹線に乗り、静岡の実家へ帰る途中で、窓からぼーっと外を見ていた時に見た広告でした。
親不孝だった私に強烈にひびきました。