院長ブログ
昼寝大王
2022年3月20日|院長ブログ
世界で初めて「昼寝の遺伝子」が日本人研究者によって見つかったと、以前ニュースがありました。
働き者の日本人の中で昼寝なんかして恥ずかしいと感じていましたが、今回の発見で人間の中にも昼寝の遺伝子があるんだ、昼寝していいんだ、と変に安心しました。
昼寝の後はすっきりして気持ちいいですね。
日中の30分までの昼寝なら夜間の眠りを妨げず、また仕事の能率アップにつながるという報告が最近多数あります。
NASAでの研究ではパイロットたちにコックピットで平均26分間の仮眠を取らせたところ、睡眠前に比べ能力が34%も向上したという報告もあります。
昼寝専用の枕も売られていて、
おもしろいのは「オーストリッチピロー」でデスクワークの人が机の上に突っ伏して昼寝ができるように、頭の上に手を入れる穴が開いているものがあります(写真は販売店のサイトから引用)
私も、昼寝はよくします。
産婦人科は夜勤も多いのですが、勤務医の頃は、医師用の仮眠室で昼寝していることも多かったです、あの東日本大震災の時に揺れを感じたのも仮眠室の畳の上でした。
現在でも昼寝の時は、私はハンカチで目を覆うかアイマスクをして目の前を暗くするのですが、15分の眠りでもすっきりします。短時間の眠りで、海の深いところに潜っていって心のゴミを捨てて、また浮き上がってくるような感覚です。目覚めた時にすっきりしています。
私が小学生の頃も昼寝は好きでした。夏休みは午前中のプールから帰って、昼寝をして、またプールに行くというのびのびした時間を過ごしていましたが(だから身長だけがのびてしまったのかもしれない)、そういう昼寝の時は、ベッドの下に上半身を突っ込んで、寝ていました。
暗くて狭いところって、なぜか落ち着くんですよねえ。