院長ブログ
よい睡眠 悪い睡眠
2020年11月1日|院長ブログ
超一流スナイパーのゴルゴ13。私も愛読したコミックですが、主人公は世界をまたにかける狙撃の名手。依頼された仕事は100%やりとげる。
主人公は敵に拘束され、拷問にかけられても決して口を割らない。
拷問にもいろいろ種類があって、ムチでうたれる。逆さ吊りにして水攻めにされる、ヘッドホンから大音響を流す、などのいろんな拷問が出てきます。
眠らせないのも拷問の一つとわかったのは、仕事で私の睡眠時間が少なかった時です。
拷問でした。
私も日中頭がぼんやりして、感情も高ぶってしまい、マルチタスクの仕事ができません。
よい眠りを確保したいものですね。
さて、当クリニックには、中年以降の女性で「眠れない、困った」という方も多く来ます。女性ホルモンが低下すると、不眠や頭痛、めまいなどの症状が出ることもあります。
またホルモンの影響なくても40代から50代 60代と年齢が上がるにつれて、徐々に必要な睡眠時間は短くなってきます。早めに布団に入るのはベッドで目が覚めている時間が長くなり睡眠の効率が悪くなってしまいます。
できれば薬など使わず良い眠りを確保したいもの。
良い眠りを導くいくつかの心得があります
1.毎朝同じ時刻に起床。朝日を浴びて体内時計のリズムを整える
2.午後3時頃までの軽い昼寝は良い
3.夕食前後に軽い運動をする、寝る直前の激しい運動は避ける
4.夕方からのコーヒー等のカフェインは控える
5.夕食は寝る前3時間前までに済ませる
6.アルコールは入眠効果はあるが、睡眠の質が悪くなる
7.寝る前のスマホ パソコンは避ける
8.熱くない入浴
9.寝室は寝る目的だけに使い、眠くなってから布団に入る
などを守ることで良い睡眠につながります。
さて、どんな拷問にも耐えるゴルゴ13ですが、いろんな拷問の中で、マンガでは絶対に出てこない(であろう)拷問があります。
指を切断する拷問です。
これをやってしまうと、ゴルゴの続編が描けなくなります。