院長ブログ
ラジオ体操
2021年7月4日|院長ブログ
もうすぐ夏休みの時期。夏休みで思い出す行事の一つにラジオ体操があります。

カカト上げるんです
私は朝6時25分からのEテレのテレビ体操をここ10年くらいやってます。
私のような周囲に影響されやすい人間は、朝のぼーっとした時間にテレビの姉さんたちが元気にラジオ体操で手足を動かしていると、つい、つられて動かしてしまい、朝エンジンをかけるには都合がよいです。
明け方、お産の仕事が入るなどで、体操の時間にテレビの前にいられない時は、別の時間に動画を見ながら体操します。
数年前にラジオ体操のブームがあり、「ラジオ体操には、いろいろな筋肉を動かす動作が含まれているので、一通りやればあらゆる筋肉が鍛えられる」ようなことを書いている本もたくさん出版されました。ひところ「ラジオ体操だけやればじゅうぶん」という趣旨の本がたくさん出版されました。
店頭に本が山積みになるくらいのブームでしたが、しかし、私には、ラジオ体操だけでは十分ではないと思い、ここ数年はスクワット、ランジ、腕立て伏せ、をいっしょにやっています。
ラジオ体操単体では、やらないよりはマシ、くらいに考えています。
ラジオ体操だけじゃなぜダメか。
抗重力筋である足や腰には刺激になると思いますが、上半身の筋には物足りないかもしれない。
また筋のストレッチ効果を期待するなら、ヨガが優れている。
ヨガは床に腰を下ろしてする動作が多い。肩や首のコリをほぐすには、ラジオ体操よりはヨガが良い。
ヨガは動作もゆっくりで、反動をつけません。筋膜や関節をゆっくりのばす。呼吸を意識することで自律神経が調整されます。

逆立ちのポーズ、肩こりには効きます お試しあれ
アイスクリーム、チョコレートなど糖質大好きな自分ですが、スクワットやランジ等「レジスタンス運動」をすれば糖尿病の予防にはなりそうです。糖尿病の原因となる高血糖の改善には、筋組織を刺激して糖質の取り込みを促すのが良い、というエビデンスが最近多く出ています。渡井はジムに行く時間と手間がありませんがマシンなしでもある程度筋トレできると思います。
鉄アレイとかバーベルとかあればトレーニング効果が上がりそうですが、なにせ、自分は飽きやすいので、せっかく買った鉄アレイをすぐに粗大ごみに変えてしまうのではないかと恐れていて、なかなか購入にふみきれません。
運動をする目的が人によって「筋肉をつける」ことや「競技で勝つ」ためもありますが、私の場合は「健康が維持できる」ためなので、それ以上の筋トレは望んでいません。
日常生活の中で心がけている事と言えば、自宅から仕事場まで歩くこと。クルマで行けば4分ですが、歩くと20分かかります。診察室では、スタッフに患者を呼ばせないで、自分から立ち上がって、中待合の患者を呼ぶ。小さいことですが、回数が増えればエクササイズです。
庭の草むしり、床の雑巾がけ 車のワックスがけ、子供と遊ぶ、犬の散歩も丁寧にやればエクササイズです。
1~2歳の子供を持つお母さんも、意識しなくても(いやおうなしに)生活の中に運動が入っています。
駅のホームで、片手にベビーカー、片手に子供かかえて階段を歩いていたり、自転車の前と後ろに二人子供を乗せて走っているところ、走ってどっかに行っちゃう子供を追いかけて行く時など。出産前は運動らしい運動をしたことなくて、細くてなよっとした若い女性だったのが、産後赤ちゃんを抱っこするようになると、上腕二頭筋の力こぶが盛り上がってくる変化を目にします。
1~2歳の子どもを持つお母さんたちを見ていると、「母は強いなあ」と思います。