院長ブログ
虫もめざめる季節
2021年4月7日|院長ブログ
部屋の中にハチやら蚊やら小さな虫が入ってくる季節になりました。
お客さんで嫌がる人がいるので、なるべく入らないようにしていますが、本当は無駄な殺生はきらいです。
子供の頃、カタツムリの収集に夢中になり、大学でも生物学やっていたし、どんな虫でも興味は持ちます。
歩いて出勤途中に道端でエサを運ぶアリを発見「アリも人間社会みたいに社会性があってすごいな」と見入っています。
でも虫って、男の子の興味は引くけど、女の子はきらいな人多くないですか。
周りに女性が多い職場になって、うんざりさせられることの一つに、
「ぎゃー 変な虫、なんとかしてえ」と騒がれること。
周りに畑が多いので、網戸など厳重にしていても、どっかから小さな虫が入ります。
ムカデ、ヤスデ、羽アリ、ダンゴムシ、クモ・・・
「変な虫」イコール「殺して、排除して、どっかへやっちゃって」
くらいの反応しかないんですか、あなたたちは。ハイハイ、私がつかんで捨ててあげますよ。
ヤスデみたいな毒のないものは、ティッシュでそっとつかんで、ドアから外へぽいっ!
ゴキブリは衛生害虫なので始末しますが、手で捕獲することにためらいはありません。
虫に対する男性と女性の反応の違いって、進化の過程で選択されてきたんだろうか。
今、私、クリニックで医者をしていますが、私にしかできない仕事といえば・・・
1.女性の嫌がる虫を手で捕まえること
2.天井の蛍光管を、イスに乗って(キャタツ使わず)替えられること
3.女性スタッフが「壊れました、新しいものを買ってください」という電気製品が、接続不良だったり、電池切れているだけで、ちょっと直せば使えることを身をもって示すこと
です。