院長ブログ
左手で脳トレ
2024年1月21日|院長ブログ
近隣のお世話になっている浜松医科大学の新年会があり、私も招かれたので出席してきました。
ダビンチというロボット手術があるのですが、最近は浜松医科大学の手術の症例数が日本で一番多い、と聞いてびっくりしました。
私が勤務医だったころは、ロボットは導入されておらず、内視鏡の手術が普及していた時期でしたが、私も腹腔鏡の手術がうまくなりたいといろいろ工夫しました。
今みたいにトレーニングボックスの良いものがなかったので、ホームセンターでお米を入れるケースを買ってきて、穴をあけて、スポンジを臓器に見立てて、糸で縫ったりする練習をしていました。
内視鏡手術の上手な外科の医者はUFOキャッチャーやゲーセンのゲームもうまい、そうです。
内視鏡手術の名人から聞いたのですが、ご飯を食べるとき
利き手と反対の左手でハシを持って食べ、トレーニングをしているそうです。
ハシを左で持って食事してみる
ペンを左で持って書いてみる
歯ブラシを反対の手で持つ
実際やってもらうとわかりますが違和感を感じると思います。
(私が左手で書いたら「クリニック」が
「クソニック」になってしまいました)
右手は左脳のコントロール、左手は右脳のコントロールによるもので
脳卒中後のリハビリも、運動機能をつかさどるニューロンを形成することが目的ですが、
脳を活性化させるためにはいいトレーニングになります。
なので私も時々左手で箸を持ってゴハン食べたりしています。
車に乗ったとき、右にあるアクセルを左足で踏んでみる・・・
これはやめましょう!
私は事故を起こしそうになりました /(_ _)