院長ブログ
虫をおいしく食べる
2022年5月22日|院長ブログ
円安と戦争で輸入品の値段が上がり、私たちの買うものにも影響してきました。
カップ麺、ジュース、油、小麦、等等
輸入している肉や魚も価格の上昇が続いています。
世界人口は今後も増加を続け、食料が不足する時代が来るといわれています。
そこでFAOという国連機関の報告では「昆虫を食べる(昆虫食)」が提案されています。
昆虫を食べることが食料不足時代の救世主になるかもしれない。
おなじタンパク質を摂取するのに必要な飼料は豚や牛など家畜に比べ、虫は4分の1で済みタンパク源として効率がよいとか。
食料とするための温室効果ガスの発生が非常に少ないメリットがあるそうです。
イナゴ、サナギ、ハチノコ等 日本でもかつて、昆虫を食べる習慣はありました。今でも一部にあります。
私も今のうちに昆虫食に慣れて、来る食料難時代に備えよう、
そう思って、私はイナゴの佃煮を買ってみました。
届いた佃煮のフタをあけると・・・・
遠目には、いかなごのくぎ煮や小エビの飴煮のような、こげ茶色で光沢のある「何か」がうじゃうじゃ、入っています。しかしこれは「いかなご」ではなく「いなご」です
一つ一つを箸にとってよく見ると、胴体に羽と足のついた、バッタです。
虫!
この瞬間の反応は人によっては違って、ギャーっと叫ぶ人もいるかもしれません
私も、いっしゅんためらいましたが、意を決して、口の中に放り込みました。
噛むとバリバリ歯ごたえがよく、しょうゆと砂糖でじっくり煮込んであるのか、臭みは感じませんでした。
ごはんのおかずには合います。酒・ビールのおつまみなんかにもいいでしょう
生きていくために、何でも抵抗なく食べられる、柔軟性も必要かと思います。