院長ブログ
ヒッチハイク
2023年3月19日|院長ブログ
コロナも下火になり、旅行に出かける人も増えてきましたね。
ヒッチハイク したことありますか? されたことありますか?
私は拾った方、拾われた方、どちらもあります。
私が知らない人のクルマに乗せてもらったのは、いずれも私が大学生だった頃で
1)北海道旅行の途中 2)田舎道を歩いているとき 3)街中です
北海道では、自転車旅行の途中でイヤになって、自転車ごとヒッチハイクで運んでもらおうと思って、
道端に立っていましたが、雨ずぶ濡れ、風呂に入ってない小汚い恰好だったので、なかなか拾ってくれませんでした。
20代くらいの男女数人が乗ったワンボックスが停まって「その靴脱いでくれるなら、入っていいよ」
と言われ、自分が乞食のようなヨレヨレでずぶ濡れの靴を履いていたことに気づきました。
こんな汚い恰好では、拾ってくれる人もいないのだ、と気づき、拾われるのはあきらめたのですが、
幸い後日同じ道内で、土木業者のおっちゃんに拾われて、トラックの寝台で寝泊まりさせてもらったことがあります。
そのかわり、土方作業の手伝いを一日しました。
それ以外は意図せず、むこうのドライバーから声かけて拾ってもらったのです。
茨城県に住んでいる時、1㎞先のバイト先へ田舎道をとぼとぼ歩いている時、クルマに乗った30代くらいの男性に声かけられました。
「この道歩いている人、目的地は同じだから、時々拾ってあげるんだよ」と言って、
私は団地の入り口まで乗せてくれると、そのまま去ってしまいました。
また、大学に合格して、初めてキャンパスへ行ったときの話。
大学への行き方がわからず、神戸の六甲道の駅前でうろうろしている時でした。
50代くらいの女性が、
「坂の上の方にいくんちゃう?私もそっちに行くから乗せたってあげるわ」と言って、クルマで5分程度の距離ですが、乗せてくれました。
私を大学の近くでおろすと「ほなね」と言って車は去り、それっきり。
神戸の人は洗練されているな、と変な感慨を持ったものです。
私もいちおう、「後から何か要求されないか」と警戒しますが、これらのケースではその後何もなかったです。
自分がヒッチハイクで知らない人を拾ったこともあります。
大学時代、友達とクルマで移動中の高速道路のインターチェンジ。画用紙に行先書いて立っている若い外国人を拾ったことがあります。
日本はいい国だと、思ってもらいたい。
予定のルートをちょっと遠回りして、届けたことがあります。
2004年、静岡県内で一人で車を運転していて、インターで、20代の日本人男性を拾った時には
「ケンカして身ぐるみ取られて、住んでいた東京から大阪の実家に帰りたいのだが、金がない」
とのことで、ヒッチハイクで、東京から大阪まで移動している若者がいました。
当時私は一人暮らしで、病院の広い世帯向け官舎に住んでいて、部屋が余っていたので、
自宅まで連れて行って、一晩彼を泊めてあげたことがあります。
翌朝早くに、近くのインターまで送って、1000円を持たせてあげました。
また別の話ですが、自分が20歳の大学生の時、英検を受験しに行った帰りに、同じく受験に来ていた見ず知らずの女子高生の子を
バイクの後ろに乗せて、受験会場から駅まで5分ほど運んだことがあります。それっきり。
今から思うと、どういう声のかけ方して、そんなことが実現したのか、思い出せない。
自分は用心深い性格だと思っていましたが、結構知らない人に拾われたり、拾ったりしたことを思い出しました。