院長ブログ
餃子と食文化
2023年2月7日|院長ブログ

餃子だいすき
ギョーザの購入額で、隣の浜松市が日本一を奪還したと、報道されていました。宮崎を抑えて一位になったとか。
浜松餃子は(宇都宮餃子の白菜に対して)キャベツが入っていること、皿に円形に盛って、真ん中にもやしが入っていることなどが特徴だそうです。
私は子供の頃は磐田市民でしたが、母が餃子の皮を買ってきて、それにひき肉と玉ねぎ、キャベツを刻んで入れて、手製の餃子を食べていました。
大食漢だった私は、おかずの餃子がもったいないからと、「餃子一個につきごはん2口はほおばる」「最後は餃子のタレをごはんにかける」など勝手にルールを作って、年下の兄弟にもそれを強要していました。
しかし、私が大学生になって静岡県外に暮らすと、関西にいた時のほうが餃子を沢山食べていた気がします。
大学生の頃の私、関西ではご存知、「餃子の王将」で、ラーメン・餃子の定番のセットなどお気に入りメニューでした。
「半チャン・ギョーザセット」(小盛りのチャーハンと、ギョーザとラーメンのセット)など、値段は手ごろ、内容いろいろでお腹がいっぱいになる中華料理屋にはよく行きました。
関西で経験した食文化で、印象的だったことは、
1)カレーに生卵をかける
ソースをかけて食べる、というのは子供の頃からありましたが、生卵はちょっとね、という感じです。
2)お好み焼き定食 焼きそば定食がある
「お椀に盛られたごはん」と「お好み焼き」、「ごはん」と「焼きそば」の「炭水化物どうし」の組み合わせは、静岡県出身の私には、カルチャーショックでした。お好み焼き屋にいくと、ヘラで食べさせられる。口がやけどするんじゃないか、と思いました、最初は。
3)「お粥さん」とか「お豆さん」とか食べ物に「さん」を付ける
4)ゆでる、煮ることを「炊く」、という
「おでん」のことを「関東炊き」という人が関西では多い。「炊く」といえば、静岡では「ごはん」しかありえませんが、関西では火を通して調理するものを「炊く」と呼ぶようです。
5)うどんの汁がうすい
関西の人間はだし汁だけでうどんを食べているのか、と最初は思いました。
しかし、関西風のつゆに慣れてくると、今度は関東風の汁が「色が濃くて塩分濃度が高く、腎臓病になりそう」に感じられてきました。