院長ブログ
TOTOとLIXIL
2024年6月16日|院長ブログ
「こういう便器のカタチが美しいんですよ、きれいでしょう?ほれぼれします」
学生の頃、友人の女子大生で、便器のカタログを講義に持ってきていた人がいた。
(べ、便器って、美しさをめでる対象なのか??)
と私はショックを受け、
ちょっと可愛い彼女が便器のカタログを持っていたことにもショックを受けたのですが、
便器について、似たようなことを言う人に 数年前、また出会いました。
開業の時のクリニックの設計士さんで、クリニックに設置する男子トイレの便器を検討していて
「男性用の便器は今こんなのが流行で、カッコいいんですよお」
(便器がかっこいい?)
とカタログの便器を私にいくつも見せて、熱く語っていました。
便器に「美しい」とか「かっこいい」とか、評価の対象になるものなんですねえ。
今トイレの衛生陶器はTOTOとLIXIL(旧INAX)の二大勢力が占めているのですが、
私は便器に申したい。
もっと使いやすくしろ!
大と小の時に回すコックの向きがTOTOとINAXで逆なので、非常にまぎらわしい。
うちは自宅がLIXILで仕事場ではTOTOです。寝ぼけていると 小のときに大のコックをひねってしまう
水がもったいないぞ、節水トイレだろ!
いちいち注意書きも細かい。
便器はトイレットペーパーで拭くなと書いてある。じゃあ何で拭けばいいんだ?
洗剤の指定が細かい!
高機能はいいけど、いろいろと細かい設定が必要で、そのうちガラパゴス化するだろうなあ。
日本語読めない人には使えないじゃん。